鬼ノ目発進号の書斎〜道徳の崩壊と反日勢力の破壊工作を阻止せよ〜

男女平等と個人の自由を皮切りに破壊され尽くされた日本の道徳と、その先にある日本人の人権を無視して特定の差別のみを盾にした移民計画

教育環境内での差別

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子供達が国やフェミニストの思想により弊害を受けているであろう問題と、
実際、明らかに差別している機関やその詳細をここに書いていきます。
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屋上まで続く階段を1段飛ばしで駆け上がる。

「ハァ・・お願いやから、待って・・ハァ・・まだ飛び降りんとってやぁ」

突発的に走り出してしまったせいか、
激しい運動に慣れていない彼女の心臓が、
苦痛を訴えるかのように激しく脈打ち始めた。

「ハァ・・・もう・・ハァ・・ちょっと・・ハァ・・・ハァ」

息苦しさと酸欠独特の苦痛に彼女の表情が歪む。
やっとの思いで、屋上の扉まで辿り着くと、
すぐさま勢いよくそれを押し開けた。

(・・・少女が立っていたのはどっちの方?)

手摺だけを頼りに、周りをグルッと見渡した。

「・・・・・・良かったぁ」

少女はまだ飛び降りてはいなかった・・・
だが、予想外の招かれざる訪問者に、
少女も怪訝そうな表情を隠せない。

激しく雨が降頻る中、彼女を見る少女の瞳も、また暗く曇っていた。


                      


乱れた呼吸を整えながら、少女の方をジッと見た。

紺色のブレザーは水分を含み過ぎてドス黒く変色し、
ブラウスは透けて下着の線がくっきりと見えている。
メイクは完全に落ちてしまったのか、その素肌を曝け出し、
髪の先やスカートの裾から水が滴り落ちていた。

『これから死ぬのに外見なんてどうでも良い』
少女のそんな覚悟ようなものが垣間見えた。

生半可な対応で何とかなる相手ではない事は、
彼女自身の経験と直感が、すぐ彼女に教えてくれた。

軽く深呼吸をして、こちらも覚悟を決める。
『絶対助ける』という、相手よりも深く強い覚悟を・・・

「・・・ねぇ、こんなとこで何してるの?」

少女は、冷え切った眼差しで彼女を睨むと静かな口調で、

*「ほっとけ」

と、他人との一切の関わりを拒絶するかのように、ただそう呟いた。
もちろん、それで『分かった』と引き下がる訳がないことは、
少女自身にも分かっているはずだ。

(・・・やっぱり、そうか・・・)

彼女はこの時点で少女の願いを見抜いていた。

「ほっとけへんな〜」

ただ、そう言い返した。
余計な事を言わなくても、それだけで十分伝わるように・・・
心を開いてほしいと願いを込めて、ただ一言だけ。


                      


少しの沈黙の後、次に口を開いたのは少女の方だった。

*「・・・・・・・
  ウチって、いつも家で勉強ばっかり・・・
  いつでも勉強、勉強・・・親が私に言うのはただそれだけ。」

まるで、少女がその言葉に応えるかのように、
自分のことを少しずつ、彼女に話し始めた。

*「やっと、彼氏が出来て、ウチも少しは変われるかなって、
  ちょっと期待してたんやんか〜。
  でも、求めてくるのは体の関係だけやねん。
  笑えるやろ?彼女なんか、セフレなんか分からへん」

まずい・・・彼女はすぐそう感じた。
この手の子が、自分で自分を追い詰め始めると、
絶対に止まらない事を知っているからだ。

*「これでもウチだって頑張ってんねんで!
  別に適当にやってるつもりないし!
  でもいつも空回りばっかり!
  何にも上手いこといった試しないし!
  結局、ウチって親とか彼氏にとって何なん?
  ウチの人生って一体何なん?」

そこまで告げると、少女の口が急に止まった・・・
そして次の瞬間、おもむろに手摺に手を掛け彼女に言った。

*「もうイヤ・・・生きてんのがイヤ・・・
  それに比べたら、死ぬのなんて怖くない・・・
  ねぇ、私が飛び降りるのを見てて・・・」




後編へ続く




P・S
え〜っと、何か「yoshi」さんの苦労が分かるような気がします。
空想上の恋愛小説を書くのは好きなように構図を描いて、セリフを決めて書けますが、
実話の場合は、それに基づいた話の中に自分なりのエッセンスを入れなきゃいけないので・・・

まぁ、元々「哲学・成功哲学」のHPを運営していた身なので、
その手の決め台詞や言葉に詰まる事はないのですが・・・

しかし、ウチの妻はよくこんな毎日を送っているなと・・・
別に、毎日問題が起きるわけじゃないが、それにしても最近は頻繁過ぎます。
今までの体験も手記としてメモ帳に残してもらっていればと思ったりしています。
一応、「これから、こういう事があったらその度に話を記事にするから、ちゃんとメモってな」
と、言ってあるので、この先も実話小説を幾度となく書く事になると思います。
この記事も、妻の読み辛い独特の字を解読しながら書いております・・・
さすがにえらい時間になっているので、後編は明日の夜中の更新に回します。すいません。

まぁ、こういう主旨のブログじゃありませんが、文章の幅を広げるには丁度良いので・・・
また、皆さんの感想をお聞かせ下さい。






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Mの事が気になり、あまり眠れなかった私は、
カーテン越しの明るさから夜明けを感じていた。

昨日の快晴は、ただの気紛れだったのだろうか?
カーテンの僅かな隙間を縫うように部屋へと入り込む、
日差し特有の光のアートを今日は楽しむことが出来ない・・・
わざわざ外を覗き込まなくても、それがいつも私に天気を教えてくれる。

厚い雲が空を覆いつくそうとしていた・・・
心を闇に委ねようとしていた、ある少女の決意を映し出すかのように・・・


                      


「今日は雨やから傘持って行けや〜」

一々口煩いと思われようとも,心配性の私はそう声を掛けずにいられない。
いや、私の心配性は、妻の余りのドジさ加減が作り出したようなものだ。

「うん、分かってる〜」

私がそう忠告するのは、最初から分かっていたと言わんばかりに、
妻は全く間のない切り返しをする。

彼女曰く、『女性の朝は忙しい』らしい・・・
(自ら忙しくしているのでは?)と思ってしまう私は、
きっと、『女心というものが分かっていない』と断罪されるだろう。

「それじゃ、行ってきま〜す♪」

私にとって、この時間まで起きていた時の彼女の『行ってきます』は『おやすみ』と同じだ。
昼からの仕事に備え、私は睡魔に弄ばれる様に眠りに落ちた。


                      


「ああ、やっぱり雨降ってるわ〜」

仕事を終えた彼女を待っていたのは、
勤労を労う拍手の様にも聞こえる集中豪雨だった。

「・・・マジ最悪。何でウチが家に着くまで待ってくれへんの?」

妻は時々、女の子らしい奇想天外かつ無理な注文をする。
たかが人間の小娘に、『最悪』と言われたことに余程腹が立ったのか、
ポツポツどころか、バチバチという音が立つくらい、
彼女の失言を攻め立てるかのように雨足が急加速した。

「・・・イヤや、もう・・・」

泣き言を聞き入れてくれない自然相手に、女の泣き落としは通じない。
渋々、帰路につく事にした・・・

「今日は雨だから、バス」

いつもは運動がてら、散策を楽しみながらの帰宅となるが、
雨の日だけはバスに乗るというのが、彼女の中ではお決まりになっている。
彼女自身も、この選択で1つの運命が左右される事になろうとは知る由もなかっただろう・・・

 
                      


季節外れのアジサイのように、色とりどりの傘が広がる。
この中では、急ぎ足も侭ならない。

「あ〜あ、布団もビショビショちゃうんかよ・・・」

いきなりの豪雨に曝された布団は、
濡れると言うより、水に浸かった様に萎びれていた。

「干す前に天気予報見ぃへんか?普通・・・」

バス停へと歩きながら、他にも濡れた洗濯物がないか探してみる。
ふと、もう少しだけ上を見た時に、マンションの屋上が視界の中に入った。

「・・・・・・え?」

ただ、愕然とする他に表現出来る方法はなかった。
マンションの屋上には、ただ1人、傘も差さず、
ずぶ濡れの少女が朦朧とした表情で地上を見下ろしていたのだ。

「ちょ、ちょっと・・・」

周りを見渡しても、自分以外に誰もそれに気付いている人はいない。
この雨の中、傘の死角に邪魔されて見えないのだ。

恐る恐る、また上を見上げてみる。
その時にはすでに、少女は手摺に手をかけていた。
まるで、越えられない境界線を取り払おうとするかのように・・・

「ええ〜〜・・・マジかよっ!」

迷っている暇などないことを悟った彼女は、
ただ只管、マンションの入り口を目指して走りだした。



中編へ続く



P・S

実話のオンパレードである。この手の話が尽きる事は恐らくない。

「あのねぇ、お前はコナンか???」と言いたくなるほど、
妻は事件・事故、特に問題児や重大な悩みを抱えている者に遭遇する。
正確に言えば、事件や事故の一歩手前の、ギリギリの状況や、ギリギリの人間に遭遇してしまう。

私一人で出掛けている時は、全くそのようなことはないので、
昨日のMの件も、恐らく妻と一緒でなければ遭遇しなかったであろう。

それゆえに、「相談員や補導員などになれば、妻より右に出るものはいない」のである。
こちらから問題児を探さなくても、向こうの方からやってくる。
しかも、彼女が発見した状況や人間は、ほとんど彼女が一人で見事に解決しているのだから凄い。

「私、夜回り先生になろうかな?」と、今日の出来事で自信が付いたのか、得意気に話していた。
だから、私も、「お前にはそういう天性の才能がある」と、数年前から言っているのに・・・

よく根拠も示さずに、「○○の場合が多い」という表現を記事で使っているのも、
彼女のお陰で事例と出会う事が容易なので、統計にない実態を知っているからである。

しかし・・・一緒にお出掛けする度に、私の寿命は縮まるばかりだ。





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「用事が出来たから、悪いけど出るわ!」

妻は戸惑う店員に軽く一礼、私が急いで清算を済ますと、
絶妙のタイミングで到着したエレベーターに2人で飛び乗った。
どうやら、また神様って奴に感謝しないといけないようだ。

エレベータから降り、足早に『ガスト』へ向かった。
しかし、少女達が座っていたはずのテーブルには、もう新たな客が座っていた。

最悪の結果に項垂れる妻、そして・・・

「遅かったな」

「どうするの?」

「ワシがこんな事で諦めると思ってるんか?
 あの子らが次どこに行くかなんてもう予測済みや☆
 急げ、ビブレやっ!」

「ええ〜?何で分かるん???」

「何年、男やってると思ってるんや?
 食後の女の子の行動パターンなんて数通りしかない。
 第一、あの子達は駅の方から来て、そのままガストに入った。
 まだ、ショッピングした後の荷物もなかったからな。」
 
互いに手を取り歩行者天国をダッシュで駆け抜ける。
腰ほどまである亜麻色のロングヘアーが風を受けてサラサラと靡くと、
軽く宙に舞った髪が太陽の光を反射させ煌いた・・・

ビブレへの入り口が設置されている通りへと曲がった時、
見覚えのあるファー付きのジージャンを着た少女の姿が目に飛び込んだ。
Oだ、間違いない、隣にいるのはMだという事も、
妻が特徴を覚えていたお陰ですぐ分かった。

店内へと入って行った2人の後を追う。

「ワシが声を掛けたら、セクハラとか何でも言える。
 正直、そういう手使われたら男のワシにはあんなガキ相手でも勝ち目はない。
 悪いけど、お前が表に連れ出して来てくれ。
 男も一緒って分かったら、逃げるかも知れんし、
 ちゃんと確認するまでは陰に隠れてるから。」

そう言って、私はトイレへの入り口付近の死角になる場所にて待機した。

妻は、気配を殺しながらスーッと少女に近づき、
何の迷いもなく彼女達の2人の肩を同時にポンポンと叩き、一言、

「なぁ、ちょっとええか?」

・・・流石、「姉貴」と呼ばれるだけの事はあるな。
普通、多少慣れた者であっても、少しは躊躇いというものがある。

妻が少女達を表に出した事を確認し、私も急いで外へ向かった。
もうすでに、妻は少女に尋問を始めている。
こういう職に就けば彼女の右に出るものは早々いないだろう。
いっその事、それを本職にしてしまえば良いのではないか?と思う時さえある。

私は、耐え難いほどに腹立たしいものに対して、
未だに暴行中心の輩な性質に戻ってしまう時がある。
非常に情けない事だ。これでは、まともな大人とは到底呼べまい。
決して、手を出さないまでに回復したとは言え、
口調はまだそれを引き継ぎ続けている。
夜回り先生が如何に偉大かという事を、今日改めて認識した。

この時点で、少女達への尋問はしばらく妻に任せる事にした。
彼女は、この手の相談や口喧嘩には滅法強い。
彼女自身が、過去にイジメも含め、色んな辛い経験をしている・・・
それゆえに、他の大人達よりも温かい優しさや、屈しない強さを持っている。

だからこそ、『過去の自分と同じ境遇にある者』を
見捨てるような真似だけは絶対にしてほしくなかったのだ。
その強さは、昔の自分を助ける為に・・・
つまり、同じ境遇の人達を助ける為に使うものだと信じている。

「私達が隣で食べていたの覚えてるよね?
 ガストで喋ってた事を詳しく教えてくれる?」

そう妻が切り出すと、少女は怪訝そうな顔をして、こう言った。

M「Hと知り合いなんですか?」

「そんなわけないやん」

妻は軽々とそう切り返した。

M「関係がないなら、なぜウチを呼んだんですか?」

少女も女性も周りの大人達も、
「関係がない人間には責められる筋合いはない」と本気で思っているのだろうか?
それでは、イジメられる人間もイジメる人間も社会悪も後を絶つわけがない。

その言葉にさらに腹が立った私はついにキレてしまった。

「姉ちゃんよぉ、あんた何やら仕返すやら言うとらへんだかぁ?
 やったらあかん事を他人に仕返すって話を見逃す奴ばっかりちゃうでぇ、世の中わぁ」

「ウチはイジメなんてしてませんよ」

私の質問にもハッキリとそう言い返す。
しっかりとした受け答えの出来る女の子のようだ。
この時点で、この子がイジメをするとは、俄に考えられなくなっていた。

「そうなんか・・・それやったら、仕返しって何の仕返しや?
 どっちみち仕返すって事は、相手にとって嫌な事してやろってことやろ?」

・・・そう言うと、少女達は一瞬下を向いてしまったが、
再びこちらの方を見るなり、鋭く睨みつけてきた。
どうやら、この少女達には余程の事情があるようだ。
それを悟った私は一呼吸置いて、自分に言い聞かせるようにこう言った。

「そうか・・・何にも悪い事してるわけじゃないって話やな・・・
 あのなぁ、誤解するなよ。どうでもいい人間にこんな事言うほど、ワシかて良い人やない。
 でもなぁ、あんたらに少しでも分かってもらえたらとか思って此処まで来たんや。
 何があったのか話せる範囲で良いから話してみ?」

その言葉を聞いて少し安心したのか、
「ガスト」にて楽しく喋っていた時に見せた、
少女本来の表情に戻り始めた。

いくつかの質問を重ね、いずれそれは質問ではなく、
友達同士の会話とも採れるものになっていった・・・

この間、時々、私が冗談を交えて話す度に屈託のない笑顔を幾度となく見せてくれた。
少し笑い過ぎたようで、白く透き通った肌がほのかなピンク色に染まる・・・

少なくとも現在イジメる側に回っている人間は、こんな顔はしない。
驕り高ぶる者の素顔を私はよく知っているので、そんな人間は見れば分かる。
嘘を付いている人間や、鬱陶しく思っている人間も、言葉と表情と瞳が一致しない。

さて、少女の緊張と、そして私の興奮が冷めたところで、本題に戻る事にした。

「イジメているんじゃなくて、あんたがイジメられてるの?」

M「いえ、イジメられてるのはウチじゃなくて、同級生の子です」

どうやら悪いのは、この子達の周りの人間のようだが、
「ホッ」と一安心する訳にもいかなかった。
その話の内容が、とても笑えるようなものではなかったからだ・・・

M「同級生の子が、私の友達の噂をクラス中に広めて、
 その子は学校に来れないようになっちゃんたんです。
 それで、何とかイジメをなくそうとしたんですけど、
 そのイジメてる女の子のバックが高校中退で大阪に住んでいる怖い奴で、
 私の住所とかも知っていて、メルアドも2回売られました。
 そいつが、Hって男です。
 その子とHは、『調子乗ってたら、ええ加減、強姦すぞ』とか脅してきて、
 酷い時は学校や家の前で待ち伏せしてた時もありました。」

少女の表情が再び曇り始める。
「ガスト」で必死に小さな声を出していた、あの時と同じ表情に・・・

M「ウチらは中学生やし、向こうは高校生の男使ってくるし・・・
 でも、ウチも色々とグループを持ってる人で、お世話になっている人がいるので大丈夫です。
 何度か助けてもらってますし・・・大丈夫です。」

大丈夫・・・少女はこのセリフを何度口にしただろう?
必死に大丈夫だと言い聞かせるのは、
これ以上、他の人を巻き込みたくないという想いからである事は、
イジメ経験者である私達にも容易に想像が付いた。

・・・この時、頭の中に、『美人薄命』という言葉が浮かんでしまったのは軽率だろうか?
この「美人」とは見た目・外見だけのことではない。性格や中身の事だ。
Mは、身長推定150cm・体重推定40kgにも満たない小さな少女だが、
一人で懸命にイジメられている同級生を助ける為に、
我が身を犠牲にして、イジメる子やそのバックとずっと戦っていたのだ。
真面目な子ほど早く死ぬ・・・それが、「美しい国」なのか?

この子の事を、少しでもイジメっ子だと考えてしまった自分が情けなくなった。
後から聞いた話によると、その考えは妻も同じだったようだ。
知らなかったとは言え、この少女を傷つけてしまったことは間違いないだろう。

「何かあったら相談に乗るから、妻のメルアドにメールしておいで」

そう言って、メルアドを書く前に少女が口走った・・・

M「ウチらは本当に大丈夫ですから、気にしないで下さい、それじゃ失礼します。」

そう言い残して、足早にその場を去って行った・・・

結局、私達は彼女に何をしてあげられたのだろうか?
快晴の強い日差しが降り注ぐ午後、暗い沈黙が私達の周りを支配していた・・・




P.S
今更言うまでもないと思いますが、これは本日の実話です。
教師、教育委員会、文部科学省が全く意味や役割を成していない、
ただ名義上、存在しているだけの機関や人物であることを証明しているのではないでしょうか?

今回は、救えなかった私自身にも非があるのも確かです。
この少女が無事に過ごせている事を、そして誰より幸せになる事を祈ります。




          神様って奴の存在をこれからもずっと信じてやるから、
            どうかこの子を助けてやってくれ・・・
          なぁ、2度あることは3度あるんだろ???






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本当は居酒屋へ行くつもりだったのだが、あいにくシャッターは閉ざされていた。

「どうする?」

と、私が聞いた時には妻の足はすでに後戻りを始めていた。

「やっぱり、そうなるのか・・・」

落胆する私をよそに妻はスタスタと歩いていく。
仕方なく、いつも通り「ガスト」で食事を済ませる事になった。

しかし妻曰く、

「だって、『COCO壱が出来たなぁ』、ってさっき言ってたから・・・」

確かに、つい最近こっちに店舗を新しく構えた「COCO壱」も、
妻の向いた道先にあり、こちらまで歩いて来る途中でその話をした。
わざわざ気を利かせて逆戻りしてくれていたようだ。

・・・が結局、「ガストの方が落ち着く」と、庶民的な意見が私の頭を過ぎった。
どうやら妻もすでに私と同じ感覚を覚えていたようで、付き合いの深さを思い知らされた。

12時を迎えようとしている店内は騒がしく、落ち着きとは程遠いように感じられるが、
デフレの不況が生んだこの産物は、私達にとって思い出の場所でもある。

「何頼もうか?」

「ランチメニューがないな、そういや日曜やもんな」

「うん、日曜にランチはないよ」

そんな他愛もない会話をもう何年聞き続けていて、
そしてあと何年聞けるだろうか?
一緒に居るのに、急に悲しくなる時がある。

人との付き合いを使い捨て懐炉のように扱っている今の様な時代、
どれ位の人の心の中に深い人情というものが存在するのか?
そんなこと考えていた・・・ただ何となく。

注文してから20分、注文したはずの料理はまだ来ない。
忙しく店内を行き交うウェートレスには悪いが、

「まだ、注文したやつが来ないんだけど」

と、催促の声を掛けようしていたその時、
ウェートレスに案内され2人の少女が私達の隣の席に着いた。
喫煙席に着席した彼女達に疑問を持ったが、
周りを見渡してみると、禁煙席はすでに満席になっていた。

年の頃は十代半ば、中学生くらいだろうという事は、
ミニスカートに普通のシューズを合わせている所を見れば容易に推測出来た。
高校生にもなると、まずこの組み合わせは有り得ない。

「可愛い子が隣に座ったなぁ・・・嬉しい?」

妻がニヤリと笑いながら、私にそんな質問を投げてきた。

「別に・・・中学生は流石に年下過ぎやし」

いたって冷静に答えたつもりだったが、やはり顔には出てしまったようだ。
若くて可愛い女の子に全く反応しない程、私は高齢ではない。
とは言え、ミニスカを見ても性反応が起こらないのだから若くもないのだろう。

そんな事を考えている間にも、

「ああ〜嬉しいんだぁ〜、良かったねぇ〜♪」

と、皮肉交じりの尋問を続ける妻を遮るかのように料理が運ばれてきた。
(ナイスタイミング☆)と、心の中で叫んだ私は、ホンの一瞬だけ神を信じた。

料理を食べながら、楽しそうに喋っている少女達の話を聞いていた。
意識して聞こうとせずとも、声が大きいから聞こえてくるのだ。
これが段々と酷くなればオバチャンになるのだろう・・・
そう考えると時の流れというものは残酷だ。

私はいつも、そんな哲学を考えながら日々を過ごす癖が付いている。
この習性とは死ぬまで付き合うことになるだろう。

しばらくすると、少女の声が聞こえなくなっていた。
黙っているわけではない、口元を見れば確かに喋っているのだが、
どういう事か、さっきよりも意図して小さな声で会話している。
そのせいで少女達の声が、周りの雑音に掻き消されて、
こちらまで届かなくなっていたのだ。

さっきまでの表情とは打って変わって、そこに笑顔はなかった。
大体の見当が付いたので、こちらも聞き耳を立てることにした。
妻は私よりも早くから異変に気付き、ジッと聞く事に集中していた。

M「あいつ、ウチの事パクりやがって、絶対に同じ方法で仕返してやる。」

O「ええ、それはまずいんじゃないの」

M「だって、このままじゃ納得いかへん・・・」
 
ハッキリと聞き取れない部分の方が多かったが、
少女が発した言葉の数々は、その背景に何らかイジメが存在する事を、
私達に知らせるには十分過ぎる内容だった。

ここまで聞いて黙っているわけにはいかない。
そんな私の剣幕を察したのか、妻がこちらをジッと見て、

(ダメ、ダメ)

と、サインを送っていた。

(はぁ、何でやねん)

と、私も負けずに送り返した。
傍から見れば倦怠期の夫婦が言葉も交わさず、
目でケンカしている様にも見えたことだろう。

このままではラチが明かないと思った私は仕方なく、
会計を済ましすぐ傍にあるカラオケ店へと足を運んだ。
もちろん、周りに迷惑を掛けずに妻と口論するためなのだが、
とりあえず、カラオケに来たので、「マタアイマショウ」を歌ってから・・・

妻は、私がもう半ば諦めているものと思っていたようだ。
普通に歌い終わってから、いきなり口論を始めた私に少し驚いていた。

「さっきの続きやけどさぁ、何やねんアレ!
 何で何も言ったらあかんねん!」

「そんなん、ウチらはあの子とは何の関わりもないのに、
 そんな事いきなり知らん人に言われてもただの迷惑やん。
 確かに、ウチもあの子達の話にはムカついたけどさぁ!」

「アホか!悪い事やって分かってんなら、なおさら無視するなや!
 それやったら、イジメやら悪さしとる奴やらにビビってる、
 そこら辺の見て見ぬ振りして通り過ぎとる馬鹿な大人と一緒やんけ!
 てめぇはイジメしてるかもしれへんガキに怒る事も出来んのか?」

「・・・分かった」

分かってくれたか、まぁ反省してるんならそれで・・・

「もう一回、あの店行く。決めた。
 ウチがあいつらの根性叩き直したるわ」

「・・・ほな、行こか☆
 舐めてる奴にゃ天誅や」

・・・はい、ヤンキー復活・・・少女よ、「マタアイマショウ」



後編へ続く





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昨日、連日の疲れを癒すために、夕刻に眠りに落ちた私は、
案の定、夜中に目を覚ます羽目となった。

「仕方ない」

そう、いつもの様に独り言を呟き、タバコに火をつけると、
朝3時からブログの更新を始めた。
妻が起き、次第に辺りが明るくなっていく・・・

「彼女が目覚めると私の心も明るくなる」

そんな語句が急に浮かぶから、(今日の私は少しどうかしているのか?)と、
気付け薬代わりにコーヒーを淹れた。ついでに妻のも淹れてやる。

そんな事を気にかけながらも更新に夢中になっているうちに、
いつしか時計の針は10時過ぎを示していた。

「そろそろ、梅を見に行こか」

そう言われるのを、今か今かと待っていたかのように、
とっくに身支度を整え終え、隣にちょこんと座っていた妻にそう言った。

「うん♪行こ行こ」

いつもより少し明るく仕上げたメイクに、普段はあまり着ない可愛い系のファッション、
キラキラと光を反射するピアスに負けない位の笑顔で彼女はそう答えた。

一歩外へと踏み出すと、カーテンから差し込む強い日差しが教えてくれていたように、
快晴、いや、この時期の平均気温では考え難い暖かさが一気に私達を包み込んだ。

「良い天気やな〜、お散歩にはちょうど良い〜」

余程嬉しいのか、スキップも交えながら空を見上げてそう言った。
私も妻の手を取り、

「そうやな、良い天気や」

寝過ぎとタバコが祟ってか、喉の調子が思わしくない私は、
呟くような小声でそう返事をした。

・・・家を出てから、20分を過ぎようとした頃、
私達の視界にもようやく公園の梅並木の頭が、
緑の隙間からこちらを覗き込むように姿を見せ始めた。

公園内に入ると、休日を楽しむ家族・カップル・画家と思われる人たち、
様々な人が芽生えた花木の周りを囲う形で集まっていた。

私達はベンチに腰掛け、「結婚が決まった妻の兄の話」に花を咲かせた。
梅ほど綺麗な花ではないが、楽しい話が咲かす花も綺麗だと思う。
そんな言葉がすぐ浮かぶ自分に自画自賛しながら、
次は食事する場所を求め、30分ほどで梅並木を後にした。

綺麗な物を見るのはホンの少しだけで良い。
あまりそれに慣れ親しむと、汚い物を毛嫌いする人間になる。
私達は、多くの汚い物に囲まれ生活を送っているのだから、
抵抗力・免疫力が落ちる事は出来れば避けたい。

・・・そんな予感が的中したのか、
この後、ある問題を抱えた少女と出会うことになる。



中編へ続く


P・S
久しぶりに小説風に書いたが、やはり面白いな。(見る側がどう思うかは別にして)
今度から、このブログは全てこの路線で・・・イヤ、嘘です。





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