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・やさしい竜の殺し方
・アーカンジェル×ウランボルグ(アーク×ウル)
目を閉じてみた。
そうすると、不思議な事に浮かぶのは在るはずの黒い闇ではなく、見慣れた景色と鮮やかな色だった。
その刹那、目の前にいる男の身体が光出した。一瞬の閃光の後、後光にやられた瞳を開け光の元凶を見れば先ほどまで言い争っていた憎たらしい赤毛の男ではなく、愛しい黒髪の青年の姿へと変わっていた。
「ただいま」
「…おかえり、ウル」
姿を確認すると同時に抱き締められ、待ち望んでいた温もりを近くで確認できた事への喜びで綻んでしまう顔を隠すように、ウランボルグの肩へ顔を埋めて返事を返した。微かに香るウルの匂い、頬にあたる柔らかい癖毛、温もり…その全てが愛しくて自分からも腕を回しウルの身体をぎゅっと抱き返す。するとウルも強く抱き締め返してくれて、ああ、幸せだな。と思った。そのあとに名残惜しく離された身体と逆に向かってきた愛しい者の顔に自分も目を瞑って応えようとした。その差あと3cmと言う所で横から飛んできた野次に邪魔されたのが気に入らなかったが。
「ちょっとちょっと!二人ともアタシたちの存在忘れてない?久々に再会できたからってそうやって目の前でいちゃいちゃされると困るのよ」
ぷん、と効果音がつきそうなテンションでクローディアに冷やかされた時には、すぐにその場から立ち去りたいくらい恥ずかしかったのも覚えてる。その後の会話は友人らしく、その場をとても和ませてくれたのも覚えてる。
「本当にアークが好きなのね、ホモ竜は」
「……俺はホモじゃない」
「うっそ、ウルは男が好きなんでしょ?「
「…勘違いしているようだが、俺は女も好きだ」
「アークのことは?」
「愛してる」
そんなやり取りもあった。この後も言い争いは続いて、私まで巻き込まれる羽目になったのは楽しかったが苦い思い出でもあった。思い出せば毎日が楽しかった。ウルが戻ってきてからの1日はとても早く時間が過ぎた。逆にウルがいない間は、3日が何億年のように感じられて時には不安になって眠れないこともあった。そんな毎日だった。きっととても幸せだった。愛する友人に囲まれて、愛する恋人と共に居られて。だからきっと、後悔する事はないはずだ。ここにただ独り、ウルを残して逝ってしまう事以外には。
「アーク!アーク!死ぬな、目を開けろ!アーク……ッ!」
現実の私の身体はもう動かない。切りつけられた身体は四肢が鋼のように重く、薔薇の刺のように傷んで動かすことができず、散々吐血した口は喉元からひゅーと風の吹き抜ける音がするだけであった。目の前で必死に呼びかけてくれているウルの声さえこの耳は僅かにしか聞き取ってくれない。ああ、もう限界だと私の身体が訴えているのだろう。もうじき私は逝く。愛するウランボルグをこの世に置き去りにして、独りで。かつてウルの先祖のように、ウルは残された悲しみで笑顔すら失ってしまうのだろうか。それだけは嫌だ、そう考える脳でさえ初期化を始めた機械のように一つ一つの言葉が失われていく。ああ、でも最後に、もうひとつだけ。力を振り絞って動かした唇。その音は彼に伝わったのだろうか。ただ、「あいしている」と。
世界の総てが終わった。
(アークがいない世界なら、生きていても意味なんてないのに)
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久しぶりに。
やさ竜からウルアク。
しかし本命はセファウルです。
セファたんかわいいよセファたん(*´Д`*)
断じて諏訪部だからとか関係ありませぬ(笑)
…なんていうか、この作品マイナーなのかな?
好きって言ってる人を全くみかけない;
多分モノクロ好きな人ならハマるよ!
ウル→劉黒(昶)
アーク→白銀
にそっくりのビジュアルだか(ry
発売日的に逆だがww
CVはウルが緑川光(笑)
アークは千葉進歩さんです。
ヒカ碁の佐為です。バグフーンの中の人で(ry
とりまおすすめかもしれないw←
じゃ、暇更新でした☆
( )http://pr.cgiboy.com/14955973
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