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さびしいの?
恋人を待って 駅を去りがてぬ あの娘みたいに テレビに見とれる親に 身もだえする子供みたいに 朝になっても起きない母犬を 見つめる子犬みたいに うれしいの? ほおずきの実をほおばった あの子を見た時みたいに くもが飛んでって お日さまが顔を出した時みたいに あの人と クラスが一年間一緒になったのがわかった時みたいに くやしいの? 散歩をしていて流れ弾に当たった 民間人みたいに あこがれの人に 認めてもらえなかった時みたいに 自分ばかりが不幸だと 運命に歯がみした日みたいに 今 何を思っているの? なぜ あなたは そんなに私をみつめるの? |
詩
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息をするのも 疲れてしまって
ためいきばかり 出る時は 北条海岸の桟橋にしゃがんで 海の向こうを ずっと見ている すると みるみるうちに 彼方の岸辺が やってくる 細い線になった海 ひょいと 足で またげそうだ 向こう一面 見渡す限り 白い花 咲き誇り 子供は蝶と たわむれて 緩慢(かんまん)と回る水車の横では 知らないおじさんとおばさんが なにやら 立ち話をしている 目の前には 元気だった頃の なつかしい 3人の顔 あーちゃん(祖母)と まさ(弟)と 吉田の叔父さんだ あーちゃんが言う 「最後に 病室で お前が背中を支えてくれながら 一緒に食べたうなぎ おいしかったよ」 まさが言う 「兄キ 暗い顔して どうした? あの漫画 傑作だったな 話でもしよう」 吉田の叔父さんが言う 「ヒロ また飲もう 酔ったら 介抱してやっから」 私は いつものように 目を閉じて ゆっくり 深呼吸をして こう答える 「ごめん おれは まだ やりたいことがあるんだ 詩を書きたいし 絵だって描きたい 友達や恋人も欲しいし なにより 自分の家族さえも 満足に愛せてない 3人ほど 人生をがんばれてない まだ これからなんだ…」 「そうか…」 「いつでも待ってるよ」 「私たちが見守ってるよ」 気づくと 海は 元通りになっていて ひとりぼっちの自分を発見する すっかり 闇に包まれた桟橋では 釣りに来たおじさんが 「今日はダメだなー」とか ぼやいている “つらいけど まだ 終われないんだ” そうして 家族の待つ 家の灯り目指して おもむろに 自転車をこぎ出す 自分の言った言葉を 自分自身で かみしめながら… |

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やさしい人に 会いたくて
つめたい人に つかまる毎日 どちらでもない人とは いくらでもすれ違う ああ 心が見えればなあ こんなにさみしい思いはしないのに 日が暮れて ひとり泣く夜 明日には 誰かいい人 見つかるといいな |

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りんご りんご 林檎を食べると ほっぺが赤らむ 恋をして
かき かき 柿を食べると あたまの四つ葉で しあわせに くり くり 栗を食べると はぜて とんで 宇宙まで 秋の味覚は たのしいな 舌から感じて こころに届く 君といっしょに 食べたいな 寒い冬が来る前に よりそって 話しながら |
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たくさんの罪のない人が死んだのに どうして僕は生きてるの?
何も いいことをしていないのに のうのうと 日々 漫然と 良心の呵責を感じる こんなによくしてもらっているのに 全然 人の役に立っている気がしない 自分のために 食べ 働いて 眠るだけ もしも 道行く人が 助けを呼んでも 茫然と立ち尽くすだけだろう 平和ぼけした頭では 生きていて すいません まだ 生きているのに 僕は 自分に 満足のいく生き方が いまだに見つけられずにいます… |

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