永遠に工事中

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忠臣蔵

時期を外してしまいましたが、私が嫌いな物語に忠臣蔵があります。
正直、馬鹿どもが織り成す極めて醜悪な見世物としか感じません。

浅野内匠頭
沢山の部下が居り、その責任を負う身です。軽々しい言動や行動は慎むべきでしょう。ましてや将軍のお膝元で、勅使、院使が来ている時期に、この様な行動に及ぶことが、どのような結果を生むか火を見るよりも明らかです。仮に厭味を言われたとしてもグッと堪えないといけない場面です。結果が判っていなかったのであれば無能である大罪。結果が判っていたのに事に及んだのならば、自制心の無さと部下への責任感のなさでやはり大罪です。

将軍綱吉
最初に浅野内匠頭の罪を決定した、それに異を唱えるかのように赤穂浪士が吉良上野介を殺害に及ぶとあっぱれ忠臣と讃え、最後に結局切腹を命じた。文字通り、決定が短期間に二転三転しており一貫性がない。余りにも自身の発言や決定が軽すぎる。決断した結果を考えていない。決断した結果に責任を持っていない。決定すれば後は勝手に物事が動き収まると考えている。

赤穂浪士
直接の主君の仇を討ちたいという処までは、とりあえず良しとする(正直あんまり良くないけど)として…。将軍の決断に逆らって吉良上野介殺害に及んだ以上、浅野内匠頭に仇討ちを報告した後、将軍へ詫びとしてすぐさま自主的に切腹すべきであった。(浅野内匠頭への忠と将軍への不忠を両立させるには、これが一番と思われる。)だが、その後も生き残り続けた為、任官の為の売名行為としか思えない。自主的に切腹、又は切腹を請願すべきだった。そもそも臣下でなく唯の浪人も混じっているのだが…。

少し前にどこかで紹介された例え話なのですが、現代風に改めると
子会社の社長が、大会社の晴れ舞台で有力な別の子会社の社長に厭味を言われ、怒って相手を殴り問題を起こした。
メンツに泥を塗られ怒った大会社は、暴力沙汰を起こした子会社の社長に今後一切取引をしないことを通告した。当然、殴られた有力な子会社の社長はお咎めなし。
仕事が無くなり路頭に迷った子会社の元社員達は、有力な子会社の社長宅を襲撃。
といった所でしょうか。
唯の八つ当たりにしか見えないよな…。そもそも悪いのは誰なんだよ。
もし現代ならば決して起こらない事件ですね。恐らく社員は、「勘弁してくれよ社長」「そこはグッと堪えてくれよ社長」と言うと思います。襲撃するにしても短気を起こして社員を路頭に迷わした社長宅でしょう。

まぁ、時代背景としてこの頃は、優秀は人材の引き抜きは多々あったそうです。人材もより好条件を提示する藩に移るのにそれほど躊躇いが無かったようです。
まぁ、如何にして繋ぎとめておくかが主君の器量の問われるところですが、上から見るとこの現状が苦々しく思えていたようです。
そこで現れた赤穂浪士を天晴れ忠義者と褒め称え、厚く遇し、部下に見習え!これこそが最も高評価を得るのだぞ!と見せ付けたかったのかもしれません。
また、庶民の中では、色々制限を押し付けられ閉塞感があったようです。突然現れた旧来の物事を壊した赤穂浪士が、閉塞感を打ち破る、壊して良くしてくれる、変えてくれるという印象と期待感があったのでしょう。

日本人とは、悲壮感たっぷりの忠義ものが好きなのでしょうか?少々情に流されすぎという気がします。
これを美談として教え植えつけてしまうと、会社への忠義の為なら犯罪も許されるという事になるような気がします。
倫理上良くないと思うのですが…。


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