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11月13日夜にパリ市とその近郊で発生した同時テロは瞬く間に全世界に衝撃を与えました。
このような卑劣な行為は断じて許されるものではありませんが、株式投資を行っている投資家たちは「いかなる事態においてもポジションを守るためにどう行動すべきか」を考える必要があります。
【株式市場を動かす材料としてテロをどうとらえるか】という問題です。
一般的には、「地政学リスク」という材料に分析されます。
そして今、この段階で、明日の東京市場はどう動くのか…ということです。
「今、この段階で」と書いたのは理由があります。御存知のとおり、来年5月に「伊勢志摩サミット」が開催されます。
仮にテロがそれに近接した時期に発生したならば、東京市場の感応度はもっと大きいのでは?ということです。
今回のテロの関係で、サミットの警備は「自衛隊の派遣」がおそらく必要になるだろうと予想しますが…。
ともかく、明日は、否が応でも、2001年9月11日との比較の問題となりそうです。
2001年9月12日の東京市場は、前日(1万0292円)から6.63%下げて、(9610円)で引けました。
当のNY市場は1週間の市場閉鎖。原油と金が上がりました。
とすれば、同じ「感応度」ならば、「1万9596円」から「1万8296円」まで下げる…ということになります。
しかしながら、私の予想ではここまでの下げはない…と読みます。
その理由として、あくまで現段階では「日本は当事国として巻き込まれることは考えにくい」からです。
反対に、今や戦争といえば「情報漏えい防止」が最大の問題ゆえ、恩恵を受ける会社も考えられます。
「2326 デジタルアーツ」などは、情報漏えい防止フィルタリングソフトを世界展開する方向であり、警備関係の銘柄ともに逆行高するのではと思います。
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アキがついてます
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目覚めてみると状況が激変していた…。 |
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7日続落は免れました。売られ過ぎの自律反発との見方が多いようですが、そんなことはどうでもいいことです。
大切なことは、こうやって上げ下げしながら、「市場のコンセンサスを織り込んでいくこと」です。
思えば上海総合指数は、2013年は「1850〜2440」のレンジ相場でした。それが2014年3月の「1974」を起点としてほぼ一本調子で上げを演じました。その間の押し目と言えば、今年2月に「3000」近辺まで下げたくらいで、6月12日の「5178」まで駆け上ったわけです。それが今は「2900」台です。
ここまでくれば、いわゆる「半値八掛け二割引き」水準まで行くでしょう。とすれば「1656」まで下げる…ということです。上海株がここまで行くかも?ということを織り込みつつあるということは、中国の証券市場が非常識なことをやっても驚かなくなる…ということです。
1日で10%の下げということは日経平均に換算すると恐ろしくなる(笑)、でもそんな相場が続きながらも投資家がしぶとく生き残っているということはある意味で凄いことです。大富豪に近い資産家が多く参加していないとできないことです。この点でも日本の市場とはきわめて異質であると思わなければなりません。したがって、今では「超富裕層」が参加している中国の市場をことさらに心配する必要はないと考えます。
日経平均の最高値は1989年12月29日の3万8915円。翌年10月に2万円まで下げましたから9か月で半値近くまで暴落しました。乱暴なあてはめですが、これを上海市場に置き換えると、来年3月くらいには「2600」まで下げる…。そう考えれば確かにスピード違反ですが、まだ半年くらいありますから、ここからの下げピッチは緩まる可能性があるでしょう。
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警戒せずに楽観している相場です。この1週間の下げで半年間積み上げてきたものが崩壊した…と皆が思っています。
暴落の要因は、はたして中国相場の変調だけだったのか?
大いに疑問です。今の時期はただでさえ資金が入ってこない夏枯れ相場です。この時期を狙っての外国人の売り仕掛けが行われたのでは?
売買高が増加しない時期だからこそできる仕掛けだったのかもしれません。
年末に向けて上昇カーブを描くはずだった…。
いわば反動をつけて上がるために一旦下げる…それが描いていたシナリオ以上に相場がオーバーシュートしてしまった…。
ここで発想の転換をしてみると…
売って売って売りまくった相場は「先安感をもたらす(人間心理は弱いもので、我先にと難破船から逃げ出そうとする)」
安値で優良株を仕込むことができる上に、225先物で売り持ちをさせることもできる。
そう遠くない時期に外国人は、一気に買い煽りの行動にでる。国内の投資家は、下げ相場で慌てて売りを仕掛けたために踏み上げにあう。
ここで、矢口新の言葉を
『相場の大底で起きていることは、幸運の所有者の変更です。あきらめた人から、前向きな人に、幸運が移っていくのです。あきらめないでください』
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タイトルどおりの内容です。本日の下げは、7月9日のザラ場での大幅安ほどのインパクトがなく、ダラダラとした感じの嫌な後味を残した下げでした。
下げたときは、その銘柄の出来高にまず注目です。出来高がさほどでもなければ気にすることないです。
「買い物が薄い中、小口の売り物に押される…」というパターンです。
今はただでさえの夏枯れ相場なので、ほぼ毎日チャイナショックを浴びているので買い方は嫌気がさしているのでは?と思われます。
例年9月は「波乱がある」と言われていますが、昨年(2014年)9月1日の終値は1万5476円であり、9月30日の終値は1万6173円で、月足は陽線で引けました。ところが10月になって下げ波乱となり、17日には1万4500円台まで下げましたが、31日に756円高で40億株の大商いで相場つきが一変したのです。
思い出しましたか?日銀総裁の黒田バズーカが撃ち込まれた日でしたね。11月4日にも448円高で52億株の大商いをこなして年末高に向かって行ったのです。
下げ波乱が少し早まった程度で、秋から年末にかけての上昇基調に変化なし…と読んでいます。
アメリカの利上げ懸念などは、最初からわかっていることなので何ら怖くありません。中国の「超官製相場?」もこの国なら何でもありだなあと皆が思いかけているので、段々とショックが和らいでくると思います。
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