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久しぶりに書いてみますか。スパムTBが多くて嫌なんだけど。
リトビネンコ事件でキーパーソンの1人だったボリス・ベレゾフスキー氏が自宅で亡くなっているのを発見されたそうです。
http://www.reuters.com/article/2013/03/23/us-britain-russia-berezovsky-idUSBRE92M09K20130323
ロイター通信(2013年3月23日午後6時49分投稿)によると、享年67。ロンドン警視庁によると、死因がハッキリせず、捜査に乗り出しているとの事。
個人と親しかった人に言わせると、同氏はチェルシアのサッカークラブ・オーナーであるロマン・アブラモビッチ氏と裁判をしていたそうですが、負けてしまって60億ドル相当を失っていたのだそうです。それやこれやで自殺したか、或いはストレスで心臓発作を起こしたのかもしれないと話しているとの事です。
ちなみに自宅はロンドン西部25マイルの所にあるアスコット。サウナで亡くなっているのをボディーガードの1人が見つけたのですって。
「自宅で亡くなっているのを確認した。彼とは長年の知り合いであり、一緒に長く過ごしもした」("I can confirm he died in his home. I've known him for a long, long time, we have spent a lot of time together,")と友人の1人であり、同じくロシアから亡命してきたアンドレイ・サイドルニコフ氏は話しています。
「1つの時代が終わった。ショックだ」("I am shocked. It is the end of an epoch.")。
今回知ったのですが、この方は元は数学者だったのだそうですって。元々プーチン氏とは親しく、引きもあって事業が成功していたのですが2000年の大統領選挙後にぶつかるようになったのだとか。そして英国に亡命し、以後は最大の敵となってしまいました。
その過程で、大統領の過去の経歴をバラしたり、或いはリトビネンコ氏と知り合いになったりしていた訳です。
大統領側も、ベレゾフスキー氏と英国の亡命者が英露関係を緊張させていると憤り、脱税や汚職の廉で法廷に立たせてやると息巻いていたのですって。
「クレムリンのゴッドファーザー」('godfather of the Kremlin')と敵には評されていたベレゾフスキー氏ですが、昨年アブラモビッチ氏との裁判で敗訴する恥辱を味わっています。
エリザベス・グロスター裁判長は、ベレゾフスキー氏の事を「風采の上がらない、本質的に信頼の置けない証人」("unimpressive and inherently unreliable witness")であり、「裁判にほとんど何も寄与しない」("almost anything to support his case".)とまで言われていました。
ベレゾフスキー氏の知り合いの中には、裁判で敗訴して金を失う事の衝撃が大きかったとしています。1億ドル以上だったとされているからです。
判決は8月に出たのですが、プーチンの差し金だと行ってみたり、公の席に出ない等、落ち込んでいる様子だったのだとか。
ベレゾフスキー氏によると、アブラモビッチ氏はロシア第4の石油会社の株式を激安で売ろうとしていたのだそうです。また、ベレゾフスキー氏の許可なく世界最大のアルミ精錬会社であるRUSALの株式も売ろうとしていたので、60億ドル近い額の賠償を求めていたのだそうです。
しかし、法廷では全て主張が退けられました。
金で困り始めていたのか、同氏はアンディ・ウォーホールの描いたレーニンの肖像画をオークションにかけていたりしました。
その上、2011年には全夫人のガリーナ氏と離婚しています。慰謝料は1億ドル以上だったのだそうです。
「私が聴いた限りでは。心臓発作との事だ」("My sources say it was heart failure,")と話すのは、ロシアのエコー・モスキー・ラジオの編集長を務めるアレクセイ・ベンディキトフ氏。敗訴後に欝病になり、イスラエルで治療も受けていたのだそうです、
「欝病と年齢から来る健康問題が原因していたのではないか。ボリス・アブラモビッチ氏は手強かった。ファイターだし、アクティブなライフスタイルでもあった。それが不幸にも命取りになったようだね」("I think it was probably his health, including depression, and his age. Boris Abramovich never took it easy - he was a fighter, he led an active lifestyle, and unfortunately he has left life in this way.")。
私生活では美女とコニャックに目がなかったそうです。
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