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3月21日 その4 バスを降りてから徒歩20分ぐらいでようやく目的地に到着。 落馬州展望台。 1993年にここに来た時は単なる丘であったが 公園風に整備されている。17年ぶりの訪問というわけだ。 人の姿はまったくなかった。 ここからはいわゆる中国を眺めることが出来る。 現在はパスポートさえあれば簡単に入国できる中国も 以前はいわゆる「竹のカーテン」で閉ざされ、招待がないと 外国人は入国できなかった。 20年以上前のツアー旅行ではここを訪れるのが定番だったそうだ。 とても信じられない話である。 また中国から英領時代の香港に密入国した人は ここから帰ることが出来ない祖国を眺めていたそうである。 実際の景色は すぐ目の前にシンセンのビル群が立ち並んでいる。 手前の水がたまっているところは、エビなどを養殖しているそうだ。 さて、1993年4月の写真があるのでここに掲載してみるが 今よりずっとビル群が遠くに見える。 返還前でもあり、今ほど香港とシンセンは密接にはなっていなかったのであろう。 さらに、その時に買った絵葉書に1970年ごろのここからの風景がある。 この山はどこに行ってしまったのだろうという感じである。 ここまでの変化が中国には来ているのだ。 ここも以前はちゃんとした土産物屋になっていて 絵葉書もここで買ったし、客家のおばさんが記念撮影の呼び込みをしていた。 (1回10HK$だったように記憶している。) 今は、ドリンクやアイスクリームを売っているだけである。 中国における香港の地位低下を示すかのような光景であった。 漁村とあったので、魚介類の養殖をしている人たちが住んでいるのであろう。 さて来た道を戻り、バス停まで来ると ミニバス赤が客待ちをしていたので、乗ることにした。 ミニバス緑との違いは、オクトパスが使えないこと、 降りるときは発声して運転手に伝えなければいけないところ、 おつりが出るところ、 起点と終点以外は必ずしも同じ道を通るわけでないところで おそらく外国人には一番難易度が高い交通機関であろう。 今回は終点まで乗るので何も問題はない。 料金は普通の路線バスより少し高いが、停留所が少ないので、早くつく。 そんなわけで10分ほどの乗車で、上水站に到着した。 また10年ぐらいたったら来て見る事にしよう。 さて、ここに行くつもりのある人に注意点をひとつだけ。
ボーダー近くであるため、この辺りはしょっちゅう警察が車両を停めて検問している。 1993年にきたときは、バスが停められ警官が車内に入ってきて身分証明書のチェックをしていた。 今回も停められたが、ミニバスだったためか外から中を覗かれただけで終わった。 普通この路線に乗る日本人はまれなので、広東語が話せないと中国からの密入国者と 誤解される恐れがあるので要注意である。 まあ、日本人だとはすぐ分かるであろうが不要なトラブルを避ける意味で。 落馬州展望台
MTR元朗站 or KCR上水站より76Kバスで落馬州ターミナル下車、徒歩20分 またはMTR元朗站より75Mミニバスで落馬州展望台下車、徒歩5分。 |
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2010年04月27日
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