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3月19日 その6 1時間ほどで断層観察館を後にした。 左隣にある喫茶店、すごい名前である。 展示館から樽見方面に歩くとすぐに 実際の断層を見られる。 線路のもり土のようにくっきりと段差になっている。 昭和3年に天然記念物に指定されている。 世界でもこれだけ断層がはっきりわかるところは珍しく いまでも各国から地質学者がここを訪れるそうだ。 こんなふうに断層帯は続いている。 根尾村(現本巣市根尾)のマンホール。 後ろの絵は薄墨桜であろう。 ローマ字表記にすると何か新しいもののようでかっこいい。 このあたりは古くから人が居住していたようで、寺社がところどころにある。 それほど有名なお寺ではなさそうであるが、この木彫りは見事なものである。 道も根尾川の河川敷の広くなっているところに敷設されていて 狭くなると橋で反対側に渡る。 根尾川と樽見鉄道、かなりの清流である。 向こうの雪をかぶった山は福井県側である。 続く
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2011年3月樽見鉄道
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3月19日 その5 駅を出て徒歩数分 ピラミッドのような形の建物が見えてきた。 地震断層観察館である。 1891年に発生した濃尾地震にて当地に生じた根尾谷断層をとおして 地震について勉強できる施設である。 中に入り 入場料は500円、この日初めての客だったようである。 この自動ドアから中に入ると、地響きと雷鳴が轟く仕掛けになっている。 このようなパネルがたくさん掲示してあって、自身についての基礎知識を身につけることができる。 地震発生からしばらくして撮影された写真だそうだ。 断層帯が地表に露出し、6mの段差が生じている。 昭和40年代に使用されていた地震計だそうだ。 地震体験館もあったが、あまり体験したいと思わなかったので 左の地下観察室へ進む。 これがピラミッド形の建物の内部で、ちょうど根尾谷断層の真上に作って 地下を掘り進んだものである。 右上から左下へ地層がずれているのがわかる。 ここで起こったのは典型的な内陸型地震のため 津波についてはあまり触れられていなかったが 色々学ばせてもらえる場所であった。 もっとも鉄道で来るのはよほどの物好きだけであろう。 続く
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3月19日 その4 しばらくすると上り線方向に 樽見行きの表示がある列車が入ってきた。 そのあと 大垣方面より列車が到着、ここで乗り換えになるようだ。 これを見て、駅員の言っていることが理解できた。 ここから先に行く客は全員乗ってきた列車を降りるわけだが 当然ここまで立ってきた客が先に下りてその後坐っていた客が降りることになり 乗り継いだ列車では先の列車で立っていた客が先に乗って坐り 今まで坐っていた客が坐れなくなる、それでもめることがある、ということのようだ。 実際「ここで列車が変わるなんて聞いとらんぞ」とぶつぶつ言っている人もいた。 しかし、この駅から乗る客やフリー切符の客だっているわけで その人たちが先に乗って坐っていて悪いことはなかろう。 だいたいなんでこんな面倒なことをするのだろう。 廃線になったJR北海道の深名線は豪雪地帯を通るので ダイヤの遅れを防ぐためと列車の雪落としの時間を節約する意味で 全列車が朱鞠内駅で30分待ちの乗換えという形をとっていたが 樽見鉄道ではそんな必要もない。 臨時列車が出たときにそのほうが都合のいいことでもあるのだろうか。 いずれにしても、はなから坐るつもりはないので、大きなお世話であった。 乗換えが完了すると発車。 旧国鉄時代はここが終着駅、ここから先は第3セクター化された後にできた新線である。 もっとも橋や土台はほとんどできていたようで、レールを引くだけだったようだ。 このあと谷汲山華厳寺の入り口である谷汲口でほとんどの客は降りてしまい (以前は名鉄谷汲線があったが、10年ほど前に廃止になっている) こんな具合に、というかこれが普段の姿なのであろう。 列車は根尾川の川岸を右へ左へ鉄橋やトンネルで進む 高山本線よりスケールは小さいが似たような線路の引き方で 景色は非常にいい路線である。 終点のひとつ前、水鳥(みどり)で下車、下りたのは私一人であった。 いかにも最近できた駅という雰囲気が漂っている。
ここから私なりのウォーキング開始である。 |
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3月19日 その3 しばし本巣駅を見学である。 この駅の近くに住友セメントの工場があり 以前は樽見鉄道の収入の4割がここの製品の輸送だったそうだが 現在は樽見鉄道を使用していないようで、それが赤字の原因となっているそうだ。 通学の時間や桜の時期はこちらの車両を使うようである。 上り列車もやってきた。 ここに本社と整備工場がある。 特別列車のヘッドマークと、国鉄時代の美濃神海駅標が見えた。 駅員が常駐する駅舎。 色々な取り組みをしているようだ。 駅正面 ここには切符の自販機もある。 これのせいで混み合っているようだ。 ラッチのある駅も最近減ってきた。 ところでここら辺りを見ていると駅員が話しかけてきた。 「前の列車は本巣止まりだって知りませんでしたか?」と言われたので 「知ってたけど大垣で待つのもここで待つのも同じだから」と答えると 「いや、他のお客さんとトラブルになるので」と言われた。 他の客といっても周りには誰もいない。 (何を言っているんだこいつは)と思ったが しばらくして意味がわかった。 続く
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3月19日 その2 大垣駅からは 美濃赤坂線は以前ブログでも紹介した。 ここも近鉄養老線時代に乗ったので今回はパス というわけで 樽見鉄道(旧国鉄樽見線)へ乗車。 予想外にこちらへ向かう人が多い。 列車の本数はこれだけ、半分ぐらいの列車は途中の本巣までである。 (市町村合併により終点樽見も現在は本巣市である) ウォーキングの催しが行われているようだ。 こちらで乗車券を購入したわけであるが JRと樽見鉄道の境には自動改札がないのでモバイルSUICAで名古屋から乗車した私は 大垣までの料金が精算できない。 戻ってきてからJRの有人改札で手続きをしてくれとこの紙を渡された。 (切符の人は樽見鉄道の窓口で回収される) 車内補充券のような切符である。 切り込み式のホームには本巣行きの列車が待っていた。 第3セクター鉄道共通のレールバスである。 車内放送でも「本日は樽見鉄道レールバスにご乗車いただき…・」と言っていた。 桜の時期になると出る臨時列車は、赤い色で書かれた駅に停車するようである。 予想外に混みあっている、ほとんどの方がハイキングスタイルである。 時間になり、切り込み式のホームを出発。 東大垣駅辺りまでは東海道線と並行して走っていた。 30分ほどで本巣に到着、ここで後続の列車を待つことになった。 続く
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