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ASKA×バンコク・シンフォニー・オーケストラ(以下BSO)。
まずは、BSOによる、タイの国歌吹奏。全員が一斉に立ち上がり、壮大に演奏されました。
タイの国歌って、壮大でかっこいいね^^
続いて、ピアノ・澤近さん、ギター・古川さん、コンダクター・藤原いくろうさんが登場。
1曲目のイントロが、静かに流れると、いよいよ、ボーカル・ASKAさんが、登場。会場からは、大きな拍手が。
少し、声に緊張がみられた気がします。せわしなく、ジャケットをつついたり、ボタンを外したり。
とうとう、2曲目で、バッとジャケットを脱いで、黒いシャツに。ある意味、「生着替え」(≧▽≦)(笑)
普段は落ち着きない手(笑)が、ギターとかにいくんですが、今回はそういうものがないので、
ジャケットへいっちゃったのかしら??^^;
3曲終わったところで、最初のMC。
両手を胸の前で合わせる「ワイ」というタイのお辞儀とともに、「サワディカップ」「チャン チュー アスカ」だけは、
タイ語で答え、「今日は、来てくれてありがとう」と英語でMC。
そのとき「タイ」を「タイペイ」といってしまい、「No!No!」と、かなり、焦っておりました。
その後は、日本語で、「タイは初めてで、いつか来たい、来たい、と思っていたのですが、
音楽が浸透してないだろうと思ってまして。この間、記者会見を行った時、大勢来てくれて。
それでもまだ、信じられなかったんですが、そのあと、レストランに行ったら、ウェイトレスが、すれ違いざまに
「セイ イエス!セイ イエス!」と。で、おー、これはもしかしたら、意外と聞いてもらえてるんじゃないか、
だったら行ってみようかといういことで、今回来てみたんですが、ジャケットがちっちゃかった(笑)。
たぶん、歌ってる最中に、誰かが着せてくれるんじゃないと思ってるんですが」
その後で、英語で「しっかり堪能して帰ってください」というようなことを、言ってました。
次の曲が終わったところで、スタッフが、ジャケットを持って登場。腕を出して、「着せて、着せて」みたいな
動きをし、左袖に右腕を入れてみたり、着せてもらった後は、感触を確かめるために、ムエタイの動きで、
ちょっと踊ってみせたり。
タイでは、そんなに英語が浸透していません。ましてや、日本語はもっと。。。
そんな人たちでも、クスッとしてもらえるには、こういう「リアクション芸」が一番だということ、
何度も海外公演を行ったキャリアある彼は、よく知ってますよね。
指揮者のいくろうさんは、指揮者お決まりの背中の長いタキシードみたいなやつを着てて、
それと「交換しない?」「換えましょうか?」と、二人でリアクション会話。
最後は、ASKAさんが笑って、手を振って「ジョーク、ジョーク」と。
そこから2曲やって、再びMC。
藤原さん、古川さん、澤近さん、BSOの順にメンバー紹介。
「ジャケットがキラキラするので、なんだか、眩しいんだよね〜。なんか、これみてたら、数字、数えたくなる(笑)」
光沢の入ったシルバーに近い、黒ジャケットでした^^;「まさか…」と思っていたら、
「いち・・・に・・・」ちょっと客席窺って、「失礼しました(笑)」
ここにCHAGEさんがいたら、「すぁーん!」って言ってくれたかもしれないね^▽^;
そのあと、英語で、「小さい頃に聞いた、サウンドトラックから受けた印象で生まれた曲です」
みたいなこと、話してました(もしかしたら、違うかも…なんせ、いつものように、ボソボソ喋るから、
元々わからん英語が、余計わからん^^;)
このMCの後の曲が、ASKAさんのボーカルと、BSOの壮大さ、澤近さんの繊細なピアノが、
すんごいマッチしてて、情緒ある曲が、さらに赴き溢れるものに♪
4曲歌って、MC。
いきなり「カップンコップ」。お客さん「???」
「あれ?コップンカップ?カップンコップだよね?・・・どっち?^^;」
ASKAさん、軽いパニックになってます(笑)
「あれ?わかんなくなった!?カップとコップだもん!カップンコップだよね!?コップンカップ?・・・
あー、これ、地方によって違うんだ!」
そんなことありません。結局、BSOのリーダー、シリポンさんに、教えてもらって、可愛い声で
「コープン カップ(ありがとう)」(笑)
タイ語で、「わかりますか?」と訪ねたけど、返ってくる答えが、バラバラ。
日本語で「わかりますか?って聞いたんですけどね。中国なんかでは、「ティントンマー?」って聞くと、
「ティントン!ティントン!」って返ってくるんですが。関係なかったですね」
一息ついて、英語で「お客さんが知りたいのは、CHAGEのことでしょう」と。
そして、「CHAGE.He is fat」(笑)「今、新しい曲を作ってますよ」と英語。
その後は、日本語で。
「やることが全部変わってきましたんでね。これからは、お互いの音楽を追求していくことになるんでしょうけどね。
30年活動してきたし。お互いがお互いの音楽を、欲した時に、また一緒にやるんでしょうけどね。
CHAGEは、ちょうど今・・・太ってます(笑)。もう、プックンプックン」
カンペキな再現ではないけれど、こういうことを言いました。
ここだけ取ると、また「大騒ぎ発言」に聞こえますが、前置きとして、
ASKAさんは「最近の発言が、中途半端な形で、止まってる」と言ってました。
それは、巷で流れている「不安」が、彼の言いたいことと「違っている」という意味だと、私は受け取りました。
やっぱり、今までと言ってきたことと、変わってません。
今、二人の音楽は、「ソロ」というベクトルに向いているだけ。
その証拠に、「ふたりでやりたくなったら、やる」と言ったし。
私は、今回の言葉で「なんにも恐れることはない」と感じました。下手に恐れると、二人の「音楽」の
足を引っ張りかねないし。そっちの方が、「怖い」です。。。
このMCの次に歌われた曲は、男女のラブソングなんですが、なんだか、今の発言にぴったりのような気がしました。
そして、この曲で、シンフォニック・アレンジのおかげで、最後のサビに入る位置を間違えたようでしたが(笑)、
それを、シャウトというか、声を伸ばすことによって、うまくつなげていました。この声が、すっごく力強くて、
結果的に、鳥肌ものでした≧ω≦b
さらに、その次の曲では、イントロにかぶせる声を、マイク使わずに!!
スゥーッと、会場全体に、響いていました。ちょっと、シャウトも入って、プルプルしちゃいました(笑)
ラストスパートの4曲は、もう涙が、勝手にじわじわとにじんでくるくらい、その声と演奏に押されました。
最後のMC。
「一度、コンサートで足を運ぶと、次(の公演)は早いので、オーケストラというスタイルもいいですが、
いつものスタイルで、ここに来てみたいと思っているので、そのときはまた、お付き合いください」
「最近、いつも言ってることですが、もうほんとに、いろんなことが変だよ。
僕は時間は、3.14で割ってある、ずっと止まらないもの、それが時間だと思います。
でも、僕らは、神様に作られたものだから、終わるはずがない。
そう、自分たちが意識して、世の中を作っていく意識があれば、何事もなかったかのように、
超えていくことができると思ってます」
これと同じことを、英語で言っていました。
一瞬、「これは、ヤバいんじゃない?」と思ったけど、次の曲を聞いて、「ああ、そういうことか」と
納得できましたが、はやりこの「言葉の選び方」は、普段から「ASKA語録」に慣れている人はいいけど、
他国の人には、宗教的にも「まずい」部分があるんじゃ・・・
「神(God)」という言葉が、タイや近隣諸国から参加された方々に、どう伝わったか、少し不安だけど、
ただ、なんとなく、彼が「言いたかった」意味は、届いたんじゃないかな、と思います。
ラストの歌が持つ言葉と、MCが重なって、もともと大好きな曲だったけど、
さらに私の中でのランキングがあがっちゃいました^^
最後のサビはもう、感動の一言で、ASKAさんが神々しく感じました。
実は、私たちの後ろには、日本で言うところの「未就学児」(けっこうちっちゃい)がいて、最後の方は、
やっぱり我慢の限界が来たみたいで、少し騒ぎ気味だったのですが、この曲のときに、チラッと窺ったら、
ポカーンと口をあけて、おとなしくステージに釘付けになってました^^v
一旦はけたあと、再び、ステージに登場。いくろうさんと一緒だったんですが、
ステージの両サイドで、二人揃って、片膝ついて観客席に手を広げてました。
マイクの前に立って、ASKAさんが何かを話そうとしたら、迎賓の方から、花束が贈呈、
さらに、BSOメンバーが寄せ書きしたと思われる、ポスターのパネルも、ASKAさんに手渡されました。
「あー・・・コップンカップ^^」
照れくさそうに受け取り、まずはそのパネルをピアノの側の椅子に立てかけ、花をどこに置こうか探し、
パネルの前に置いたら・・・まるで、その光景は・・・
仕方ないので、ASKAさん、自分の写真に手を合わせていました(^人^;)(笑)
ちょっと悲しくもあり、コントな光景^^;
これに動揺したわけじゃないんでしょうが、アンコール1曲目、いきなり歌いだしの歌詞を間違え、
「あ!ちょっとゴメン!」と、手を振って中断。
やっぱり、やってくれました。(全体的に、よく歌詞間違えてたけど、向こうの人には、わかんないから、
よしとしよう・笑)
大ラスは、彼の「代表中の代表曲」を、壮大に歌い上げてくれました。
後ろの現地の方から、この曲のタイトルが聞こえてきました。
この曲、年々、好きになっていく感じ^^
歌い終えると、会場がスタンディング・オヴェーション。
2時間のコンサートは、こうして盛大に幕を閉じました。
客電がつくと流れたのは、「Man and Woman」のオーケストラバージョン♪
下手すれば、オーケストラにかき消されてしまうかもしれない人の歌声。
ASKAさんは、そのオーケストラをバックに、コーラスなし、自分の声だけで、立ち向かっていきました。
でも、この「試合」には勝敗はなく、結果として「ASKA×BSO」だから生まれた「最高級の感動」が、
そこにありました。負けたのは、おそらく「観客」の方でしょう。
正直、満員ではありませんでした。でも、私が想像していたよりも、はるかにお客さんが入っていたのも事実。
チケットの価格、4000B、3000Bはもちろん、一番下の800B(およそ2700円)だって、
手出しできない人たちが大勢いる国です。国の経済状況を考えると、とんでもない「贅沢」。
(800Bで、ミネラルウォーターが、80本買えるんだよ!!)
そんな「とんでもない贅沢」だけど、外国人である「ASKA」の「歌を聞いてみたい」と足を運んでくれた人には、
きっと「なにか」が心に残ったと思います。
そんな人たちから、「ASKAの素晴らしさ」を、タイの人に伝えてもらいたい。そして、観てもらいたい。
そんな風に思いました。
私の「初アジアツアー」が、タイ公演でよかった^^
いくろうさんのアレンジも、オリジナル損なうことなく、とても素敵でした。
BSOの演奏も、サポートの澤近さん、古川さんも最高だったし。
なにより、我らがASKAの、最高のパフォーマンス。
すべてに、コープ クーン カ!!
帰りのバスで、一番後ろで見ていた、というガイドさん。とても感動したそうで、一番身近な「現地人」の感想は、
彼を応援する者たちとしては、「でっしょー!!」と、すごい誇らしく感じました^^b
が、最初の一言、「あの人、声、大きいね」が、おかしくもあり、嬉しかった(笑)
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