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わしは娘の美心が心配や
あの子は優しい そう相手がどんなクズであってもやさしい いやクズ相手の方が優しくなる
いずれアイツにダメな男がつくか分からん ダメ男からあいつを守らにゃならんのや そのためにも早く家族を取り戻さにゃあ
将来働きもせずギャンブルばかりやるダメ男に娘を取られんためにも
わしはこのギャンブルに勝って家族を取り戻したらギャンブルは一切せん 今回の博打に博打の運をすべて使うんや
せやからワシは掃除をしない 下手にゴキブリを殺して運を下げたくない 殺生は運を下げるさかいな
孝太郎「それにしても裏工作に金を使いすぎた…残った金は2000万円 これで勝てるかいな。それにいくら設定日が解っても…必勝法が無いと…この買った沼の模型で何かヒントが…って冷蔵庫に張っていたマグネットがはずれとるがな…しかも模型で試し打ちに使う銀玉にはさまって くっついてる これやがな これは使えるで…せやけどどうやって磁石を中に運べばいいか…そうや あそこにビールぐらい売っとるやろ そこでビールを買って…わしが持ち込んだ磁石がそこに着いた磁ビールと交換して 行けるでええええええええええええええ。せやけどそれには協力者…パートナーがいる。そして2000万円の資金で足りるか…」
警備の仕事に励む孝太郎
孝太郎「結局パートナーは見つからない…どいつもこいつもリスクを冒さず利益ばかり欲しがる…わしはリスクを冒してでも手に入れにゃならん…なんやこれ 財布やんか? この金をパクったら首どころか逮捕やな。なんやこの暗号…まさか…これは…裏金の暗号か?脱税した金をたんまり貯めてある金庫の番号やな これを解いたら相当金が入っとるでええええええええええええええええええええええええ。チャンスや。この暗号だけ頂きやで」
警備の仕事でデカい収穫を得た孝太郎
孝太郎「さあ帰るで…金は何とかなりそうやけどパートナー候補が見つからん…この間会った若者…安藤とか言うやつどうしようもなかったで…あいつはクズや 絶対ワシも裏切る 古畑と言うやつもあかんかったな あんなビビり いらんねん。あと此間会った船井って言う関西人もいけ好かんかった アイツは頭はいいがワシを絶対裏切りよる…なんやあれ 喧嘩かいな。あいつ手袋を外して…指を見せる 切断されていた跡を見せてヤクザだと勘違いさせ相手のグループを退散させる 大した知恵と度胸や せやけどほんまもんのヤクザはそんな事せえへんで。まあええか…こいつは拾いもんやで こいつならいける この度胸と知恵 利用しないわけにはいかんで」
こうして坂崎幸太郎とカイジは出会った
この出会いがのちのモンスターパチンコ 沼攻略へとつながるのであった
坂崎のおっちゃん大勝負 終わり
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坂崎のおっちゃん大勝負(完結)
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孝太郎「異常なし」
ワシは今 食うために会社の警備の仕事をしている
生活費の為に資産を食いつぶすわけにはいかんからな
週に4日勤務 月収はわずか15万円 生活は苦しい だがわしは負けん
孝太郎「リストラされた後パチンコにハマらずこうやって働いていたら離婚されずに済んだのかな…いや離婚はされたはず…有名建築会社の現場監督より条件が良い再就職先などあるはずもない…月収15万円程度じゃつなぎ留められない」
ワシはこの15万円を生活費として全額使わん 博打の工作費の為に貯めにゃあならん
ワシの家計簿
収入 警備員で得る15万円
支出 家賃 2万円
食費 3万円
水道光熱費 1万5000円
その他 1万5000円
沼攻略のための工作費として貯金 7万円
ワシは金を貯めた 住み家は風呂なしのぼろアパート 食費も切り詰めた 水道光熱費だって切り詰める
ワシは勝たねばならぬ 妻を 娘を守るために
娘 美心は優しい子だ だから心配なんや
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孝太郎「沼って何じゃい?」
村上「銀玉一つ4000円で取引されるパチンコです」
孝太郎「なんやてええええええええええええええ。普通4円やろ?」
村上「的中すれば数億円も夢じゃありません。貴方にいろいろ融通させていただきます。たとえば予定日…設定Aの日 つまり当てやすい日を教えます。そしてモンスターマシン パチンコ沼の模型をお売りいたします」
孝太郎「本当か そりゃ助かる」
村上「お高くつきますよ」
孝太郎「安心しろ わしには金はある。わしはこう見えても元は有名建築会社の現場監督だったんやで」
村上「それは頼もしい」
孝太郎「ホンマ助かるで おおきに」
村上「おまかせください…帰ったようですよ店長」
一条「帰ったか それにしても醜いオヤジだ…腹が立つ…何がもと有名建築会社の現場監督だ。お前が凄いんじゃない 会社が凄いんだろうが」
村上「出ました 店長の一流企業嫌い」
一条「まぜっかえすな村上。俺は知っている…一流企業の無力さを。どこの会社に就職するかなどどうでもよいのだ。それより誰に付くかが問題だ。俺は大嫌いだが極めて優秀な帝愛の会長 兵頭の頭脳と先見性についた…そして敬愛する上司黒崎様についたのだ。一流企業とはいえトップは所詮雇われのサラリーマンに過ぎない。所詮一流大学 一流企業などまやかし…本当に力のある人間は学歴や職歴など無用なのだ。あのような職歴と貯めた金だけが取り柄の中年オヤジなど搾取の対象に過ぎないのだ。村上 あのオヤジから全財産絞り上げるぞ」
村上「当然です」
その頃
孝太郎「やったる わしはやったる そのためにも資産を減らさないようにしにゃあ 博打を家には金やで…わしは生活費を切り詰めなあかん」
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カイジの二次小説です
賭博破壊録カイジに出てきた坂崎のおっちゃんがカイジに出会うまでの物語です
孝太郎「俺は家族と再び暮らすんや…そのためなら何でもやったる」
坂崎幸太郎はかつて有名建築会社で現場監督をしていた
それなりに幸せな家庭を築いてきたがリストラに逢いその後職探しもせずパチンコに夢中になっていたせいで離婚し家族を失った
彼に残されたのは多額の現金だけであった
孝太郎「わしにのこされたのはこの金だけや…わしの人生のすべてや。せやけどこの金をどうしたらいいのやら…」
孝太郎「わしには株の才能も知識もない…かといってギャンブルと言う訳にも…ギャンブル…たしか現場監督時代にある社長からカジノを紹介されていたっけ…裏カジノ…行ってみるか」
孝太郎「ここか…」
村上「坂崎様でいらっしゃいますね」
孝太郎「お前は…」
村上「私村上と申します。実はあなたにとても有益な話を持ってきました。数億円を稼ぐ方法を…」
孝太郎「数億円…」
村上「私はこの裏カジノの搾取の仕組みが気に入らないのです。私たち店員も搾取されているのですよ。ですから一泡吹かせてやりたいのです。是非あなたに協力をしてもらいたい。そのためにいろいろ融通させてもらいます」
孝太郎「で…どのギャンブルでやるんか?」
村上「このカジノ自慢のモンスターマシン 沼です」
孝太郎「沼?」
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