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広島県といえば、温暖な瀬戸内式気候の地域に入り、雪国とは無縁な地域というイメージがありますが(ひと昔の自分がそうだった)、実は北部の山間地域のうち、北広島町の旧芸北町エリアは「西日本最大規模のスキー場」と称する芸北国際スキー場があるくらい雪がよく降る地域であり、このうち旧芸北町のエリアに設置されている3か所の交差点の信号機は、雪国型縦型設置となっています。
ちなみに、どの交差点も広島市中心部からクルマでも約1〜2時間はかかります。
まず最初に ①細見 交差点から。
国道と県道が交わる丁字路です。
ここでは250φの丸型が設置されています。地名板は大(英字付き)・中・ミニのうちの中サイズで、このタイプだと広島っぽさはあまり出ません。
そして特徴的な点として、この灯器の青と黄のフードが、赤灯よりも短いものになっていることが挙げられます。雪国エリアでも採用している箇所としていない個所があるようです。
同じ縦型でも、平野部の自歩灯用として抱え込み型で設置される縦型は、確かフード長さは同じはずだったので、山間部設置を意識してこのタイプを発注したんじゃないかと思います。
銘板を見てみましょう。小糸工業製で、平成8年の製造となっています。
ちなみにこの交差点は、今回紹介する交差点のうち唯一、両面設置がある交差点です。
②芸北支所前 交差点
十字路となっていますが1方は北広島町芸北支所の駐車場に直結しています。
いちおう支所の前ですが、押しボタン式です。「主道路従道路とも車両用灯器が置かれ、通常は閃光状態。ボタンを押すとしっかり3色点く」という広島でよくある押しボタン制御をとります。
この交差点の3位灯は、小糸工業の250φ、アルミ製の灯器が設置されています。
そしてこの灯器もまた、黄と青のフードが赤よりも短いものとなっています。
銘板です。平成11年製造の小糸工業のものです。この点は、特に変わりのない普通の雪国縦型設置という具合です。
③亀山 交差点
十字路。ほぼ北っ端です。もう2km北に走らせればもう島根県に入っちゃいます。
車は少ないですが、付近には何軒かスキー場があるので、冬はそれなりにクルマは来るんでしょうかね。なお、此処も各方向1基のみの設置です。
この交差点の一番の特徴(というかこれしかない)は、おそらく県内ではここにしか無い、ミニサイズ縦型の地名表示板が取り付けられていることでしょうか。
広島の地名表示板といえば、横長の小さい地名板というイメージがありますが、ここでは雪国にありがちな、縦長での設置。このミスマッチさが個人的にツボです。
そして、この交差点に設置されているアルミ(小糸一体)灯器のフードは、平地版と同様の、全てのフードが同じ長さのもので、レンズ径も300φとなっています。
それでは銘板いきましょう。まずは上の丸型のものから。平成8年の小糸工業製。
次に下のアルミ製のもの。こちらも小糸工業の製造ですが、他のものよりもちょっと新しい平成16年製造のU形銘板のものとなっています。
この2種類が、それぞれ2基ずつこの交差点には設置されています。
さて、この情報がどっかに載っていないかくまなく探したところ、iidaさんのHPに取材当時のものが残っており、こちらも参考にさせていただきました。なお、取材当時と今では間が開いてるので一部が変わっているようで、③番の亀山交差点にはかつて「250φ」の小糸アルミがあったらしいのですが現在は同モデルの300φになっているほか、これは帰宅後に知ったのですが同じく北広島町の大朝地区にも2001年頃に、新規で雪国縦型の設置があったようですが、こちらをストリートビューで確認してみたところ跡形もなかったので信号廃止となったようです。
よって広島県内における、雪国縦型設置の交差点は今のところ3か所にしかないようです。この他にもあるよっていう情報をお持ちの方、どしどしお寄せください<m(__)m>。
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