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水中写真家・大方洋二の魚って不思議!
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シッポウフグ属のアマミホシゾラフグが新種記載された('149月)のは記憶に新しい。ところが、つい最近モヨウフグ属の一種も新種記載された。


新種記載の論文
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今回も論文を書かれたのは国立科学博物館の松浦啓一氏で、使用した標本は沖縄・瀬底島、鹿児島県の薩摩半島、宮崎県で採集されたものとのこと。









奄美のタスジフグ('154月撮影)
イメージ 2
昨年4月に奄美を訪れた際、アマミホシゾラフグが生息する海域にいたモヨウフグのようなフグを、ガイドさんは未記載種らしいと教えてくれた。これが今回新種記載されたフグで、確かにモヨウフグやサザナミフグと模様が異なる。スジがたくさんあるのに因み、標準和名はタスジフグと命名された。すでに標本がいくつかあったお陰で、奄美のタスジフグは命びろいした。




論文より。右上が奄美で右下が紅海
イメージ 3
論文によると、生息地は前述の沖縄、九州の他に水中写真の記録ではフィリピン、紅海、アフリカ東岸となっている。また、論文に載っている宮崎県の個体の大きさは116mmとあり、未成魚だからか、模様が若干違っている(写真左b,c)。




エビにクリーニングされるタスジフグ
イメージ 4
奄美に生息しているタスジフグは大きさ約40cmで、昨年春に出現した。こんな大きなフグがいきなり出現したとは考えにくいので、幼魚期に現れたもののモヨウフグやサザナミフグと混同されていたに違いない。今のところ1個体しか確認できていないが、この先どうなるのだろうか。




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