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俳句・川柳を基礎から学びたい! 
         −2018年度訪問大学「おおきなき」入学生紹介―

今年度の訪問大学の入学生は、昨年、川柳集を自費出版された
村上秀実さんです。
川柳集については、このブログでも紹介しました。
https://blogs.yahoo.co.jp/ookinaki_koramu/55819830.html

「クヨクヨと 悩み悔やみも 生きること〜『デー』の川柳集〜」は、
ダウンロードして読むこともできます。
http://www016.upp.so-net.ne.jp/spank/

私は、この川柳集を秀実さんの支援者の佐野さんから送って
いただいたのですが、その本の末尾のプロフィールを見て、
今から17年前のマジカルトイボックスのイベントで、秀実さんが
「生きる楽しさ見つけたい」とういうタイトルで講演されていたことに
気づきます。その時、私は一般の参加者で、客席に座っていたのです。
こうした形でお会いできることは思ってもみなかったことです。
この出会いに感謝しています。

秀実さんの訪問大学の入学の動機は「俳句や川柳を基礎から
学び直したい」ということです。
さて、立派な川柳集を出版されている秀実さんの講師が私に
務まるのかどうか、どっちが講師なのかわからない状況ですが、
とりあえず秀実さんがいつも見ている「プレバト」(MBS/TBS系
全国ネット 毎週木曜よる7時〜)を見てみることから始めて
みました。夏井いつきさんの軽快で的を得た選評に圧倒されて
しまいました。
授業のテキストは、秀実さんがすでに購入されていた川柳・
俳句の本5冊くらいの中から、秀実さんと相談して夏井いつき
んが書かれたものを選びました。
その時、これは、秀実さんの生涯学習であると同時に、私の
生涯学習になるのかもしれないとも思いました。
秀実さんは体調や障がいの変化により、毎日の通所が難しく
なり、スイッチ入力も困難になってきています。
「表現したい」ものが内面からあふれ出ているのに、それを
すぐ書き留めたり推敲したりが自由にできない状態で、
とてももどかしい状態と思います。

夏井いつきさんが、こう書かれています。
「うれしいとき、苦しいとき、自分のことがわかってもらえないと
感じるとき、自分を表現するすべを持っている人間は、心が
救われる。『表現する』ことが自然に身についている子は、
分の人生を自分の手で救うことができる。
私たちは、それを『俳句』でもって推し進めていこうとして
いるのだ。」(「俳句の授業ができる本」三省堂より)

―自分を表現することは、自分の心を救うことになるー
この言葉今、私の頭の中でリフレインしています。
そして、私は、俳句のことから少し離れて、多くの障がいの重い
お子さん、大人の方も自分を表現するすべを探しているかも
しれない、と改めて考えることになりました。

川柳集を1冊出版された秀実さんですが、それで満足することなく、
今回の出版を契機にさらに自分を向上させていきたい、自分の
作品に磨きをかけていきたいという思いが募っていったようです。
その思いが、訪問大学の門をたたくことにつながりました。
私は俳句については素人ですが、その思いに少しでも答えて
いきたいと考えました。

秀実さんが新たに紡ぎだす言葉に心の耳と体を向けていきたいと
思います。 
 (相澤純一)
イメージ 1
 
*4月に予定していた入学式は、体調を崩し長期入院になってしまったため、
 5月19日に行ないました。

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