おおきなき交流広場 〜言の葉(ことのは)〜

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トックンの、数少ない未発表作品の中の1つです。
4月13日が、トックンの一周忌でした。
トックンは、折に触れて、絵の中で、母への優しさや感謝の
気持ちを表現しようとしていました。

 トックンのアート館135

『  サンキューポッキー 

イメージ 1


絵:トックン

トックンのイラストが絵はがきになりました
ご注文方法はこちらになります
♪トックン♪
イメージ 2
べッドの上で、左手でトラックボール(☆)、
右手でスイッチを使い、描いています。
Windowsのアクセサリの中の「ペイント」
というソフトを使っています。
インターネットで見つけた素材を参考にしたり、
オリジナルキャラクターを考え出したりしながら、
時間をかけて一つの作品を仕上げていきます。

パソコンのマウスの役割のものが土台に乗った球状になっており、
その土台の上で球を転がすと、その方向にカーソルが
動くようになっています。

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SONOS VALKAの演奏と詩の朗読のコラボの試み(その2)
目で描く喜び、目で奏でる喜び〜

  訪問大学の生涯学習コース2年目の望さんを大学生が訪問するようになって、16年目を迎えている。
   4年半前に書いた「訪問大学おおきなきのひととき5〜大学生の訪問リレー」
では、望さんが11歳から11年間続いたリレーについて書いた。
   今、そのリレーのバトンは5代目の文さんにつながれている。
   望さんは、27歳になった。

 16年間途切れることなく、大学生がバトンをつないでいることの貴重な出会いの連鎖の意味に、あらためて深く感じ入る。 

   5代目の文さんは、現在、大学3年生で、週1回自転車で、望さんを訪ねている。本を読んだり工作をしたり、iPadのアプリに取り組んだりしている。
   スイッチはPPSスイッチの空気圧スイッチを頭の後ろに入れて使用し、アプリは、「ぐでだま」や「太鼓の達人」を楽しんでいるそうだ。
  大学生同士の自然な交流の場であり、貴重な学びの時間になっているに違いない。
   この時間も、もう16年間続く生涯学習の取り組みである。

  文さんが、初めて訪問大学の授業を見学してくれることになった。
   お母さんを通して詩を1編選んできてもらうように伝えていた。

   文さんが持ってきてくれた金子光晴詩集は、奥付を見ると、昭和27年の発行で6刷の発売が昭和32年だった。私が生まれた年である。
  本を手にすると、私が生きてきた長さと同じ61年間の重みを感じる。
  御祖父様が読まれていたものだそうだ。
   選んできてくれた詩は、「眞空にあくがれる歌」だ。


イメージ 1
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   朝、澄んだ青空を見上げて、その美しさに心を打たれ、日々、新たな気持ちで生きていきたいと思い、この詩を選んだそうだ。
   詩の持つ力が大きく、文さんもこの詩を読み込んでいる。
   望さんのSOUNOS VALKAの演奏もいつも以上に真剣でよどみがなく朗読に共鳴していた。

   私は、2人の表現する詩の世界の中に惹きこまれていった。

 *YouTubeで発表しましたので、是非ご覧ください。

機器の設定や使用したアプリについては前回と同じです。
                                                                                       (相澤純一)

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訪問大学おおきなきは、NPO法人になりました!!

2014年4月、特別支援学校卒業後、重い障がいがあるために在宅生活になってしまい、様々な体験の機会も少なくなってしまう一人の学生との出会いがありました。

引き合わせてくれた進路の先生の熱意と、皆さまのご厚意に支えられ、その後10名近くになった学生さん方の喜ぶ姿に背中を押されて、「訪問大学おおきなき」は、ここまでなんとか続けて来ることができました。
皆さまに心より感謝申し上げます。

この5年の間に、訪問大学のような活動には多くのニーズがあることを知り、同じような活動を広めていく必要性も感じるようになりました。
そこで、私たちは、より社会的に信頼していただける形にして、長く活動を続けられるように、4月3日に、NPO法人訪問大学おおきなきとして新たなスタートを切りました。

訪問大学は、多くの方々の励ましの声と皆さまからの会費で、運営することができています。私たちは、重い障がいがあっても、その方らしく自由に生きられる社会を目指して、努力を続けていきたいと思います。
どうかこれからもご支援をよろしくお願いいたします。

詳しくはこちらをご覧ください・・・おおきなきHP 

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2018年11月 NPO法人の設立に向けての会  

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スイッチ製作講座(フュージョンコムかながわ主催、コミュニケーション支援勉強会にて)

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「おもちゃと絵本の部屋」の看板

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「おもちゃと絵本の部屋」のおもちゃたち

                                 おおきなき事務局

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吉田育実さんの俳句<その6>〜生みの苦しみからの脱出〜
                                *吉田育実は俳号です。

 
  入院等のため2か月間訪問授業ができなかった後、再び訪問授業を再開し、俳句を作ろうとしていました。しかし、2月に1句を仕上げた後、体調が思わしくない日が多く、育美さんは、生みの苦しみを味わっていました。
  以前は、月2回の授業の間に1〜2句は頭の中で仕上げていたのに、1句も完成に至らずに次の授業を迎えることが続きました。  

イメージ 3
▲ソメイヨシノのつぼみ(大田区立下丸子公園にて)

  授業で何とか春の句を1句仕上げようと、言葉を探します。前回は、文字盤の読み取りで「手にも春」というフレーズが出てきていて、「手で春を感じるのは、どんな対象に向き合った時か」の問いかけに「つぼみ」という言葉が出たところで終わっていました。
   今回は、「つぼみ」をキーワードにスタートです。育実さんから「撫でる」「頭」「母」という言葉が2時間の授業の終わり近くに出てきます。
  「つぼみ」「手にも春」と結びつけて4回の授業でやっと1句が完成にこぎつけます。
 
母撫でる つぼみの頭 手にも春

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  育実さんは、自分自身の手ではなく、母の手をそこに浮かび上がらせました。この1句には、育実さんのお母さんの深い愛情も詠みこまれることになります。何度か口にしていると自分が母に頭を撫でてもらった記憶も蘇るようでした。

  育実さんの険しかった表情が笑顔に変わり、私もほっと胸をなでおろす想いでした。肩の力も抜け、今、いたるところで開き始めた桜の花のつぼみを目に浮かべて、そのつぼみの頭を心の中で自然と撫でていました。

 そして、「さあ、今だよ、咲いていいよ」と話しかけたくなるのでした。 

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▲キンセンカのつぼみ

イメージ 1▲キンセンカ

*吉田育実さんの俳句<その5>は、こちらです
                                         (相澤純一)

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訪問大学おおきなき(4年制)2期生が卒業しました!<渉さん>

 渉さんとの出会いの始まりは、おおきなきへの1本の電話からです。
 まだ特別支援学校の訪問学級の高等部2年生の3学期でした。学ぶことは好きなのだけれど、人工呼吸器を使用しているため、通所可能な施設の見通しが立たないという担任の先生の相談でした。

 その後、3年生になってから担任の先生がおおきなき事務局に来られて渉さんの障がいや現在の様子を丁寧に説明してくださり、私は、特別支援学校の訪問授業も見学させてもらいました。何とかその熱意に応えたいと事務局会議で話しました。

 ご希望は週1回でしたが、上限の月3回で了承していただきました。大好きな絵本の読み聞かせを中心とした授業と音楽療法の授業、そして、私がスイッチや視線入力の授業を担当することにしました。
 視線入力については、角膜の状態がよくなく、眼振(自分の意思とは関係なく眼球が動く状態)もあり、難しいのではないかという引継ぎを受けていました。
 それでも、スイッチについて何回か試してみて随意的に動かせる部位は見つからなかったので、視線入力の可能性に私は賭けていました。

 私が経験不足ということもあり、始めはまったくいい結果が得られず何回も撤退しようかと思いました。でも、「渉さん自身があきらめていない」ことに気付いたのです。私の設定がうまくいけば、眼振に負けずに、意図的に視線を動かそうとしていることが見えてきたのです。このことについては稿をあらためたいと思います。

 「絵本が好き」という引継ぎを受けていて、訪問大学でもたくさんの本を読んできました。渉さんの表情の変化が楽しみで、講師の本の選択や読み聞かせの工夫にも力が入りました。音楽療法の授業ではギターが好きだということがわかり、文化祭ではLook to Learnというソフトの中のギターのソフトで、講師のキーボードの演奏に合わせて視線で演奏することにしました。最近では、絵本の読み聞かせから視線入力で絵を描くことに発展させる授業も行っています。

*Look to Learnについては、福島勇先生のブログが参考になります。残念ながら、ギターのソフトは、無料体験版にも有料版(80000円)にも入っていなくて、拡張版に入っています。Lookto Learnのお試し版のダウンロードについては、こちらを参照してください。


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久しぶりに会った講師の先生のお祝いの言葉の声に気付き、目がぱっちり開いたところ。

 最近は体調の変化が心配で、車いすに座ることが難しく、ベッドの上での授業が多くなっています。時々、睡魔と戦っていて、目の開きが細くなり、瞼をしばたかせていることがあります。でも、必ず復活して、課題に挑戦しようとするところが、渉さんのすごいところです。

 卒業生の言葉は、講師と相談して作った文章をTobii EyeTracker 4CをつけたPCのDropTalkのキャンバスに録音し、注視でON(マウスの左クリックと同じ)して、発表しました。
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              ▲固定具は用意していなかったので、位置を合わせるのにちょっと時間がかかりました。

**卒業生の言葉***************
訪問大学の勉強を、熱や発作でお休みするのは残念でした。
眠くなることもありましたが、一生懸命がんばりました。
絵本を読んだりギターを弾いたりするのが楽しかったです。
***********************

 また、卒業の歌は、ゆずの「うたエール」でした。授業やご家庭で練習してきた成果が出て、式の中では一番いい表情が出ていましたし、めったに動かない右腕が動きました。

 渉さんは、卒業後も、生涯学習コースで学び続けます。願書には、
「体調がなかなか思うようになりませんが、だからこそ家で、できる限りの楽しみを継続していきたいです。」
と、書いてありました。
 たとえベッドの上の時間がほとんどでも、「楽しく学ぶこと」の大切さをあらためて感じています。
 学び続けることで、渉さん自身の人生が豊かになり、ご家族にとっても講師にとっても、その時間を共有できることは、大きな喜びになっています。

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                                    ▲ご両親と、授業を担当した講師のみなさんと。
                           
                                          (相澤純一)

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