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トックンのアート館

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トックンの、数少ない未発表作品の中の1つです。
4月13日が、トックンの一周忌でした。
トックンは、折に触れて、絵の中で、母への優しさや感謝の
気持ちを表現しようとしていました。

 トックンのアート館135

『  サンキューポッキー 

イメージ 1


絵:トックン

トックンのイラストが絵はがきになりました
ご注文方法はこちらになります
♪トックン♪
イメージ 2
べッドの上で、左手でトラックボール(☆)、
右手でスイッチを使い、描いています。
Windowsのアクセサリの中の「ペイント」
というソフトを使っています。
インターネットで見つけた素材を参考にしたり、
オリジナルキャラクターを考え出したりしながら、
時間をかけて一つの作品を仕上げていきます。

パソコンのマウスの役割のものが土台に乗った球状になっており、
その土台の上で球を転がすと、その方向にカーソルが
動くようになっています。

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トックン、これからも一緒にいてほしい
―「トックンのアート館」いつまでも―(第5回・最終回)

  トックンの月命日(13日)です。
    NHKの朝ドラの「半分、青い。」は9月で終わりましたが、
私は録画して主人公の漫画家としての生活が始まった頃から、
毎回見ていました。そして、放送終了後、亡くなった方とともに
生きていくというテーマが強く心に残りました。
  特に最終回につながる3回での「(亡くなった人達も)ここに
おるよ」というセリフが耳にリフレインしています。

  トックンもここにいます。これからもずっといてくれると思います。
  このトックンの追悼記事の連載は、今日で終わりますが、
「トックンのアート館」は、おおきなきが続く限り、そのままにしておく
つもりです。
  どうぞよろしくお願いいたします。

トックンのお母さんに対しての感謝の表現
  やはりトックンを一番身近で力づけていたのは、お母さんの
不変の深い愛情であり、お母さんの絶え間ない支えです。
  トックンはお母さんに対しての「ありがとう」の気持ちをいつも絵で
表現してきました。
  ごちそうしたい物を描くことが多かったのですが、その中の1枚
です。
イメージ 1
                    『親子丼定食』 Tokkun's Art Museum<68>

その日、一番雄弁になり目を輝かせて喜びを表現してくれたトックン
 
   トックンと最後に会って話した日は、1月14日(日)で、天国に
旅立つ3か月前でした。日本肢体不自由児・者の美術展に
初めて応募し、東京都都知事賞に選ばれたものの
外出許可が下りるのが2時間以内だったため、表彰式への
出席は断念していました。
   郵送でおおきなきに届いたメダルと賞状を届けるのは1か月
遅れとなってしまいました。
   
   その日、トックンは初めてお母さんと待っていてくれました。
   お母さんは、平日にいつも面会されていたので、病院でお会い
することは1回もありませんでしたが、トックンがお母さんに話し
てくれて、その日は特別に休日に面会に来てくださったようです。
   2人で、その日が特別な日であることを意識してくれたのです。

生きてきた証しと、認めてもらえた自信を胸に

  
特別支援学校時代の教員4名で表彰式に近い形で、メダルと
賞状を手渡しました。
イメージ 4

 
その時に、トックンにブログにも掲載するからと説明し、一言
話してもらいました。それまで、気管切開もしているため声は
小さく、発音も聞き取りにくかったので、聞き直すことが多かっ
たし、長い会話をすることもありませんでした。
   この日のトックンは違いました。一つ一つの言葉に力があり、
話している内容を1回ですべて理解できたのです。表情も自信
に満ちていました。


  私の脳裏には、この時の元気で目を輝かせていたトックンの
姿が残っていたので、3か月後の4月13日のお母さんからの電
話には、耳を疑いました。この日、トックンが33歳で人生のゴー
ルのテープを切りました。

  自ら「絵描きの卵」と称し、絵を描くことを生きる証しとしてきた
トックンが、社会的に認められて、亡くなる前に表彰されたことは、
本当によかったと思うのです。「間に合ってよかった!」とも思い
ました。
   トックンは天国に心の勲章をかけて旅立つことができたのです。
この時のトックンの笑顔を思い出し、新たな一歩を踏み出してい
ます。
                                 (相澤純一)

 
★昨年度の「日本肢体不自由児・者の美術展全入選作品は、

★最後に、秋の私のお気に入りの作品を2つ。
イメージ 2
           『お月見をするカタツムリの夫婦』 Tokkun's Art Museum<7>

イメージ 3  
               『みのむし君と銀杏の妖精』Tokkun's Art Museum<106>

・お母様からもご承諾いただき、引き続き、トックンのアート館に掲載しているイラストを絵はがきにして販売いたします。
  ・今まではトックンに売上の一部を渡せるように80円に設定しておりましたが
今後は材料・印刷費のみにして一枚50円でお分けいたします。
詳細につきましては、下記をクリックしてください。

https://blogs.yahoo.co.jp/ookinaki_koramu/55354959.html

★「トックンのアート館」いつまでも―第1回〜第5回は下記で読むことができます。



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ベッドの上のトックンの思いに触れて
〜「トックンのアート館」いつまでも(第4回)
 今日はトックンの月命日(13日)です。9月11日はトックンの誕生日でした。
 トックンが天国に旅立ってから5か月がたってしまいました。
イメージ 4


トックンのプレッシャー
  今回は、自分の絵が絵はがきになって、1枚80円のうち20円が
自分の収入になり、絵を描くことが自分の「仕事」であるというこ
とをトックンが自覚してからの話です。
 その後、トックンは絵描きの卵として、「仕事」として絵を描く
レッシャーも感じたようです。だから、逃げ場もほしかったので
しょう。訪問したときに「仕事というよりも気持ち的には趣味で描き
続けたい…」もらしていました。
  もちろん、私たちはトックンの繊細さも知っていましたから、売る
ために絵を描くというよりもトックンにしか描けないような絵を描き
続けてほしい…と願い、支えていきたいと思っていました。

トックンのスランプ
  トックンがしばらく絵を描けない時がありました。
  「失恋のショックから立ち直れていません。だから、絵を描く気に
なれません。」というメールが届きました。
  恋をしたり失恋をしたり…トックンの心はベッドの上で熱くなっ
たり高鳴ったり、揺れ動いていました。それは、とても自然なこと
だと思っていました。
  「僕の悔しい気持ちを受け止めてください」というメールをもらっ
たこともあります。自分の心の中で留めておけないくらい大変な
事だったのだと思います。ベッドの上の世界は限られていて、接
する人もあまり多くはないですし、特定の人の言葉に傷つき、苦
しんでいたこともあるようです。支援を受ける側の弱い立場にあ
るトックンの心がかなり弱ってしまい打ちひしがれてしまったとき
も多くあったのです。

   でも、私たちは、トックンの1枚の絵に癒してもらったり元気づけ
られたり、目に見えないパワーをもらっていたと思うのです。

「冷たい対応をしちゃうかも。だから…」
  ここ2年くらいは、長いメールは来なくなっていました。作文はあま
り得意でないトックンですが、たまたま誕生日に事前に訪問する
ことを連絡したときに長いメールが届きました。トックンの気配り
あふれるメールです。

「こんにちは、9月11は検査がありますので、ちょっと厳しいかな?
検査は心電図、24時間心電図、心エコーです、心電図、24時間
心電図は午前中です。心エコーは16時からですので面会ちょっと
難しいかな?あと、お風呂がありますのでつかれて先生に冷たい
対応をしちゃうかも。だから9月11日は面会中止して下さい。本当
にすいませんけど、別な日にお願いします、大丈夫な曜日は土日
か火金にお願いします。ダメな曜日は月木です。理由はお風呂で
疲れちゃうからです。」

「そろそろ皆さんにあいたいです」
   ベッドの上で日々、さまざまな思いとともに生きてきたトックンです
が、私達(トックンの卒業した特別支援学校の元教員)4人は、年2〜
3回くらいしかトックンの病院に訪問できていませんでした。トックンの
サポートをしていたのは週3日、遠くから訪問していたお母さんで、私
たちはほとんど何もできていなかったのです。
   何か月も訪問できない時がありました。
   そんなときに、1行だけのメールが届きました。

「そろそろ皆さんにあいたいです」

   生涯忘れられない大事なメールです。
   この後、すぐトックンを訪ねました。
 正直なところ、このメールを思い出すとトックンに会いたくなって、
涙が出ます。                       (相澤純一)

*秋にちなんだ絵2枚と、トックンのおやじギャグが含まれている絵を1つ紹介
します。
イメージ 1
『イワシ雲と赤とんぼ』 Tokkun's Art Museum<57>


イメージ 2
『白くまとパンダの日曜日』 Tokkun's Art Museum<5>


イメージ 3
『タヌキとキツネの2匹まんざい』 Tokkun's Art Museum<108>



しばらくの間、トックンを偲ぶ記事を月命日の13日に掲載します。
・お母様からもご承諾いただき、引き続き、トックンのアート館に
掲載しているイラストを絵はがきにして販売いたします。

  ・今まではトックンに売上の一部を渡せるように80円に設定して
おりましたが今後は材料・印刷費のみにして一枚50円でお分けい
たします。

*「トックンのアート館」いつまでも(その3))はこちらです。

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トックンの分身の2つの道具とともに

トックンが天国に旅立ってから早くも4か月が過ぎていきました。
(その2)でご紹介した、トックンがパソコンを操作したり絵を
描いたりするときに使っていたトラックボールマウスとマイクロ
スイッチを、「今後のおおきなきの活動に生かしてほしい」と
いうメッセージとともに、お母さんから寄贈していただきました。

イメージ 4

この2つの道具が今、私の手元にあります。道具があっても
トックンがここにいないという現実は、深い悲しみをもたらし
ます。じっと見つめていると、時を巻き戻したい思いが押し
寄せてきます。

トックンの身体の一部になっていたこの2つの道具は、
トックンの分身であり、おおきなきにとっては、彼の形見に
なりました。

「トックンのアート館」の絵は、彼が33年間、生きてきた証し
です。
これからも、ずっと大切にしていきたいと思います。


ブログ発表から絵ハガキ作成へ

トックンが描いていた絵は、最初はお母さんはじめご親戚と、
卒業後も年に2〜3回、病院に面会に行っていた教員4名が
メールに添付されたものを見るだけでした。
病院内の作品展に飾ってもらったことはあったもののコン
クールのようなものとは無縁で、トックンに記憶をたどって
もらうと自分で描いた絵を対外的に評価してもらったのは、
小学校低学年の時の区の展覧会くらいだったそうです。

トックンが描いている絵をブログで発表して、より多くの人に
見てもらおうという提案はおおきなきの事務局メンバーから
しました。ブログを見ていたおおきなきの活動の原点になって
いる阿部恭嗣さんの伴侶である仙台在住の晃子さんからは、
早くから
「素敵な絵なので絵はがきにして、さらに多くの人の手に
渡るようにしてほしい」
と、熱烈な応援をいただいていました。
期せずして、この提案は、病院を訪問しているトックンが
卒業した学校の教員からも同じ頃にありました。
おおきなきの事務局からは、売り上げの利益分をトックンの
収入にしたらどうか、という提案も同時にしてみました。

給料がほしい

トックンはしばらくの間考えていたのですが、ある日の
訪問の時に「給料がほしい…」とつぶやくのです。
卒業後は福祉園に数年通っていましたが、早々と
長い入院生活が始まり、「仕事をして収入を得る」
という発想はまったく持てずにいました。
「給料」というトックン自身の言葉に、「何とかしたい」
という気持ちがおおきなきの事務局メンバーの心にも
沸き上がってきました。

その後、絵はがきを1枚80円にして、そのうちの20円を
トックンの収入にするという話がとんとん拍子でまとまっ
ていきました。
セット売りの相談をしたときに、『2枚セットでいくらに
しようか?』と相談すると、メールでトックンは極めて
真面目にこう答えてくれました。
「『ご縁』があったということで、1枚5円で…」。
―お金儲けには向いていませんでしたね。

下は、トックンが給料を受け取った最初で最後の写真
です。1万円札を手にしたのは、本当に久しぶりのこと
だったそうです。
イメージ 5


今回は、トックンの個性が出ている3通りの絵をお送りします。
2枚目には自分が登場しています。
「トッチ」というのも「トックン」の呼称です。
                            (9月13日に続く)
                               相澤純一
 
・しばらくの間、トックンを偲ぶ記事を月命日の13日に掲載します。
・お母様からもご承諾いただき、引き続き、トックンのアート館に掲載
 しているイラストを絵はがきにして販売いたします。
・今まではトックンに売上の一部を渡せるように80円に設定しており
 ましたが、今後は材料・印刷費のみにして一枚50円でお分けいたし
 ます。

イメージ 1
『クリオネ』 Tokkun's Art Museum<92>


イメージ 2
『カブト虫君・クワガタ君・トッチの初めての屋形船』 Tokkun's Art Museum<51>


イメージ 3
『かめの親子』 Tokkun's Art Museum<43>

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イメージ 4
 *2013年8月のトックン

トックンとお別れして3か月、トックンからメールが届かなくなってから、
4か月以上になります。最後のメールは、

「おはようございます、トックンです。3月の絵ができました。
作品名は『ひなまつり2018』です。」(2018.3.3)でした。

トックンは、1か月に1作品、季節の行事にちなんだ作品を
描くことを自分に課していたようです。
でも、トックンも恋に悩むときもあり、支援者の言葉に傷つくこ
ともあり、

「やる気がでません。今月の絵はなしです。許してちょんまげ」

というようなメールを送ってきたときもあります。

私は、ずっと続いていた習慣で、今でも、メールボックスの中に
トックンのメールが何かの間違いで混じっていないか探して
しまうときがあります。それほど、私にとってトックンの天国への
旅立ちは突然で信じられないことでした。
「いつか」を予期していなかったわけではないのですが、進歩し
た人工呼吸器の威力で、トックンはまだまだ長生きできるのでは
ないかと信じて疑わなかったからです。
お母さんからの話では、心臓にかなり負担が来ていたようです。
 
トックンが絵を描けるようになったのは、病院のOT(作業
療法士)さんのおかげです。
OTさんが考えて、トックンに合う最適な道具を作ってくれた
のです。改造したトラックボールマウスは最後まで使い、
2連のピルケースの左右にマイクロスイッチを入れた
スイッチでマウスの左クリック、右クリックをしていましたが、
このスイッチは、途中で合わなくなり、作り替えてもらって
います。
この細やかな心遣いが、トックンの作品作りに
大きく影響していたはずです。このスイッチはトックンの
身体の一部になっていたのです。この2つのスイッチと、
Windowsのアクセサリーのペイントというソフトを使い、
すべての絵を描きました。

ただ、昨年、訪問したときに、トックンの左手の納得いく位置に
トラックボールマウスを合わせようとしたのですが、トックンが
なかなかしっくりいかないことがありました。
その時、もしかしたら障がいの進行により、複雑な絵を描くのは難しく
なったのではないかと想像しました。

イメージ 5
<改造したトラックボールマウス>
イメージ 6
<OTさん自作のスイッチ>

また、最初は、パソコンはテレビと一体型のデスクトップを
使っていたので、ベッドの横のサイドボードにずっと開いた状態で
操作ができていました。テレビを見たいときには、スイッチを
テレビのリモコンにつないでもらい、絵を描きたいときにはトラック
ボールマウスにスイッチをつなぐだけで、テレビとパソコンの使い
分けができていたのです。

しかし、ある時に、テレビ一体型パソコンが壊れてしまい、
何らかの事情があり、テレビとパソコンが別の物になってしまう
事態になっていたそうです。
後で分かったのですが、テレビは新しい物に替えることができた
のですが、パソコンの買い替えはくなり、しばらく絵を描けなか
ったのです。
そして、メールのやりとりもできなくなっていました。こちらからの
メールも読めているのかどうかわからず、最も心配した時期です。
事情が分からなかったので、体調が悪いのではないかと、
考えてしまっていました。

訪問して、やっと私たちは事態を飲み込むことができました。
パソコンがなかったのです。
その後、ノートパソコンが届き、メール設定をして、ベッドから
小さい字も大きくして読めるようにアクセサリーの拡大鏡を
常時使えるようにして、再びトックンは絵を送ってくれるように
なりました。
(テレビとノートパソコンの入れ替えをその都度頼むのは
大変だったと思います。)

長いトンネルを抜け出て、トックンから絵が届き始めたとき
の喜びはひとしおでした。

さて、夏真っ盛りです。毎年送られてきていた「七夕」の絵から1枚。
そして、夏の訪れを知らせる花「朝顔」、代表作の「砂浜」をお送り
します。
天国のトックンに話しかけていただければ幸いです。

                               (8月13日につづく)

<お知らせ>
・しばらくの間、トックンを偲ぶ記事を月命日の13日に掲載します。
・なお、絵はがきは、値段を80円から50円に変更して、今後も販売を
続けていきます。
お母様からもご承諾いただき、引き続き、トックンのアート館に掲載
しているイラストを絵はがきにして販売いたします。
今まではトックンに売上の一部を渡せるように80円に設定して
おりましたが、今後は、材料・印刷代のみにして一枚50円でお分け
いたします。
詳細につきましては、下記をクリックしてください。


イメージ 1
『七夕祭り』 Tokkun's Art Museum<94>


イメージ 2
『朝顔』 Tokkun's Art Museum<2>


イメージ 3
『砂浜』 Tokkun's Art Museum<1>





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