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カテゴリー:世界政治のウラ【4】
インターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙は、「また中国における日本製品の大々的な偽造集団が発覚した。標的はNECで、同社製品の海賊版製造・販売のみならず、下請け工場との契約までNEC名をかたった」と報じました。
日本企業に対する中国の知的財産権の侵害はどんどんエスカレートしています。しかるに日本の財界は今回の問題にはまったく触れなくクレームもなし。
一方、ドイツはメルケル首相が5月中旬に中国を初訪問し、胡錦濤国家主席らと会談しました。訪中の目的は2つです。1つは知的財産権の侵害問題に関し早急に善処を求めたことです。中国に進出するドイツ企業は、約70%が違法コピーの被害に遭っており、被害額は年間250億ユーロといわれています。
メルケル首相は、訪中に被害企業の代表者を同行させて圧力をかけ、偽造メーカーの締め出しや不法企業を摘発するための法律の整備を求め中国と合意しています。今後も問題を放置するなら、EUとしての対策が不可欠になるとダメを押しました。
もう1つはメルケル首相が、北京のドイツ大使館で人権活動家と、上海の教会では27年もの間、投獄・強制労働・監禁を受けてきたバチカン承認の中国人司教と面談したことです。
続く
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