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カテゴリー:世界政治のウラ【5】
日本政府や外務省なら考えもつかない大胆な行動です。首相自身旧東ドイツの出身で、かつては極度に自由を規制された特殊な環境だった。そのことがこのような会談を設定する動機となったようです。
バチカン法王庁の存在も大きく関わっています。最近、中国政府公認のカトリック愛国協会が法王庁の反対を押し切って、独自に司教を任命したのです。ドイツ出身の現ローマ法王ベネディクト16世は、これに激怒し破門にしています。今回のメルケル氏の司教との面談は、バチカンによる中国の民主化促進の本格化のためという見方もあります。
中国がメルケル首相の行動に不快感を示しながらも黙認せざるを得なかった理由はこうした背景にありそうです。翻って日本はどうでしょうか。こうした国際情勢の把握や判断が拙劣すぎます。常に中国にスキを与えて振り回されているのです。
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