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カテゴリー:法律の裏道【13】
あなたは勤務先で不当な処遇に困っていませんか。そんなあなたに朗報です。
それは今年4月から始まった新方式の審理です。勤務先で待遇や処遇をめぐって雇用側とさまざまなトラブルが起きたとき、全国50の地方裁判所で「労働審判」への申し立てができるようになりました。
今までは雇用に関してトラブルがあった場合は訴訟でしか解決する方法がありませんでした。ご存知のとおり日本の訴訟は長くてお金がかかると不評です。しかし、「労働審判」は労働契約上の個別紛争を簡易・迅速・安価に解決することができるのです。つまり、この制度は裁判所において、訴訟よりも短い期間で、事案の実情に即した柔軟な解決を図ることを目的として導入されたのです。
すでに100件以上の申し立てがあり、東京地裁では初の調停が成立しました。その紛争は解雇をめぐるものでしたが、なんと1回目の審理でスピード解決しました。もちろん審理が納得いかなければ、労働審判事件は訴訟に移行することもできます。
利用の仕方ではかなり頼りになるのがこの新制度です。もし職場に不満があるのなら、使ってみることをお勧めします。
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