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カテゴリー:裏経済インフォメーション【15】
まず比較しましょう。共に民営化された日本とイタリアの高速道路。
1kmあたりの建設費用
日本 約45億円
イタリア 約45億円
都市間の距離
東京⇔神戸 560km
ローマ⇔ミラノ 560km
とくれば料金も同じであろうと予測できます。しかし、世界一のゼネコン護送船団国家日本だけあって、ローマ-ミラノ間3300円の実に4倍の料金を私達は支払わされているのです。
その結果、物流各社のトラックは通行料金が高いので一般道路を通行するのです。子供の通学路も民家の集積地も、1日中、排気ガスと騒音と危険にさらされています。
また、政治屋はここぞとばかりに、そんなに危険なら通行料金無料のバイパスを建設しようと言い出すしまつ。票と献金をくれるゼネコン土建屋に、国民の税金を二重に使おうということです。
こうした二重投資の結末は更なる国家財政の悪化をもたらします。敷地、施設共にもとをただせば国民の共有財産です。どうしてここまで厚顔無恥になれるのでしょうか。そしてそのことを国民は知ろうとしないのでしょうか。許しておくのでしょうか。
もっと些細なことで(相対的に)先日フランスで大暴動が起こりました。もし、同じことがフランスで起きたら・・・末恐ろしい限りです。
民営化すれば競争原理が働いて安くなるとある評論家や政治家が言っていました。では民営化した6つの高速道路各社は値下げを断行したのでしょうか。いいえ、回数券やハイウェーカードを廃止して、ETCを購入しない限りは、実質値上げをしているのです。
小泉内閣の5年間で250兆円もの新たな借金が発生しました。「民」は「官」とは異なり情報公開の対象から外れ、政治家や利権にむらがる土建屋にとっては民営化は都合が良いのです。
やはり損をするのは私達国民です。政治や法律は自分には関係無いと思っているあなた、そう思っているうちはこのように損をし続けますよ。
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