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韓国・少女像制作の夫妻が来沖 「朝鮮半島も沖縄も戦争が続いている」

沖縄タイムス 1/28(土) 20:00配信    
 「従軍慰安婦」被害を象徴する「平和の少女像」を制作した韓国の彫刻家夫妻が24〜27日、沖縄県内を訪れた。金運成(キムウンソン)さん(52)と妻の(〓1)(〓2)(ソギョン)さん(51)。韓国民として芸術家として被害の実相を明らかにしようと少女像を造り、さらに視野を広げるため初めて沖縄に足を運んだ。沖縄戦の激戦地やガマ、米軍基地の現状を見て回り、(〓1)(〓2)さんは「非常につらいことを経験した人の魂を感じた」、運成さんは「困難な状況、悲しみがある」と語った。

 夫妻は韓国の市民団体の企画で訪れ、立命館大学の徐勝(ソスン)特任教授も同行。糸満市の喜屋武岬や平和祈念公園、米軍普天間飛行場を望む宜野湾市の嘉数高台と佐喜眞美術館、読谷村のチビチリガマ、彫刻家・金城実さんのアトリエなどを訪れた。

 少女像を巡っては昨年末、釜山の日本総領事館前に設置され、日本政府は対抗措置として駐韓大使を一時帰国させるなど日韓の政治問題化している。

 この状況について(〓1)(〓2)さんは「私たちの国に私たちの意思で被害の真実を明らかにする作品であり、誰もそれをやめさせることはできない。一方的な撤去要求にハルモニ(おばあさん)たちもショックを受けており、新たな加害に直面している」と述べた。

 何よりも大事なのは、元慰安婦の女性の気持ちだという。「自分たちの子どもたちの未来のために闘うハルモニが亡くなる前に、きちんとした謝罪をしてほしい」と訴えた。

 また、2人は韓国民の怒りの矛先は日本政府だけでなく、しっかりした謝罪と解決がないまま2015年12月に合意を結んだ韓国政府にも向かっているとも指摘した。

 現状に心を痛めつつも、(〓1)(〓2)さんは「朝鮮半島も沖縄も戦争が続いている。芸術家として、平和の懸け橋になるための活動をしていきたい」と決意。両国の友好や未来に向け、民衆レベルでの交流が大切だと話した。

※(注=〓1はへんが「日」でつくりが「暑」)

※(注=〓2は「日」の下に「火」)

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