安倍政権の詭弁破綻強制徴用被害者に対する新日鉄住金の賠償を命じた南朝鮮大法院(最高裁)判決をめぐる安倍政権の対応が物議を醸している。政府に右倣いする企業側は、賠償命令に応じるよう求め本社を訪れた原告団を門前払いした(12日)http://chosonsinbo.com/jp/files/2012/01/logo_4season2-150x150.png
▼日本の政界、言論界における論争の焦点は、韓日請求権協定(1965年)によって個人の賠償請求権が消滅したと見なせるか否かだ。だが、強制徴用問題の本質は戦時下における重大な人権犯罪であるから、問題解決の核心は被害者の尊厳と名誉、被害の回復にある。請求権協定を持ち出すことは論点のすり替えに過ぎない
▼安倍政権は個人の請求権は「完全かつ最終的に解決済み」とする。これは国際人権法の観点に反するばかりでなく、日本政府が示してきた従来の見解とも整合しない(5日、日本の弁護士有志声明)
▼日本の法曹界からも矛盾点が指摘される中、安倍政権の詭弁破綻は自らの腹心によっても露呈した。河野外相は請求権協定によって個人の請求権は「消滅していない」と認めた(14日、衆院外務委員会)
▼折しも国会では外国人労働者の受け入れ拡大の審議が始まった。人手不足を解消したいがために、安価な労働力として外国人を都合よく利用する。そこに尊厳や人権の観点は毛ほどもない。あるのは他民族排他思想に基づく、醜悪な搾取と抑圧。レイシズムが温存拡大される現政権下では、現代における新たな奴隷を生み出すだけだ。(覚)
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