民族統一大会のエピソード北南首脳が署名した板門店宣言と「9月平壌共同宣言」は統一運動を新たな高みに導いた。当局が主導し、議会と政党、地方自治体と民間組織が共にする民族和合の実践が始まっている。10.4宣言発表11周年を記念する民族統一大会(平壌)に参加した代表の話を聞いて強く感じた。http://chosonsinbo.com/jp/files/2012/01/logo_4season2-150x150.png
▼大会前日に開かれた北側の歓迎宴。ある総聯本部副委員長は、南の歴代統一部長官、前大統領秘書室長、仁川市長、国会議員と同じ宴卓についた。メインテーブルにいた趙明均統一部長官が祖国平和統一委員会の李善権委員長を連れて宴会場をまわり、南側代表を紹介した。歴代統一部長官がついた宴卓でも順番に紹介したが、総聯副委員長の名前は出てこない。李善権委員長にとっても初対面だ。一瞬、微妙な空気が流れた。
▼「私は総聯イルクンです」。タイミングを図って副委員長は自己紹介した。「あ、そうでしたか。南から来たみなさんに紹介しましょう。祖国統一のために最もご苦労なさっている方です」。李善権委員長の言葉で場が和んだ。乾杯のとき、副委員長だけが大きなグラスになみなみと酒を注がれたという。
▼北南宣言履行のために総聯が果たすべき役割は大きい。副委員長によると、宴卓で杯を交わした元統一部長官は「朝鮮新報の記事はレベルが高い。それを読んでいる在日同胞のレベルも高い」と称賛したという。民族の力を一つに合わせ、統一実現に寄与する総聯メディアの使命も改めて確認した。(永)
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