石炭に基づく生産体系ウォール・ストリート・ジャーナルが朝鮮の自立経済路線を歪曲して伝えた。米国を代表する経済紙は朝鮮が「豊富な石炭資源を利用して合成ガスを生産するという、あまり知られてない取り組みを加速させている」と書いた。http://chosonsinbo.com/jp/files/2012/01/logo_4season2-150x150.png
▼米紙記者は知らずとも朝鮮では以前から自国産の石炭をガス化して産業に活用している。その長い経験に基づき朝鮮労働党第7回大会(2016年)では、メタノールなど炭素数がひとつの物質を出発原料として有機化学物を合成するC1化学の工業化を国家経済発展5カ年戦略の期間中に実現するとした。すでにC1化学を工業化した国々があり、その技術を使えば石油から合成油(ガソリン、軽油)を生産することもできる。これは秘密でも何でもない。
▼ところが米紙は、C1化学の工業化を「制裁をかわす秘策」だと断定して伝えた。「中国企業の協力」というフレーズを付け加えることで、朝鮮経済が苦境にあるとの悪印象をつくった。朝鮮のC1化学への取り組みは、金日成主席の時代からの自立経済路線の実践だ。数十年にわたり石油輸入に依存せず、国内に豊富な石炭に基づく生産体系が構築されてきた。その上で進められるC1化学の工業化は「制裁の効果」を示す事例ではなく、朝鮮には制裁が通じないことの証明だ。
▼朝米膠着が続き、米政府が「制裁の維持」を主張する中、それを援護するためのフェイクニュースが流される。世論誘導をねらった偏向報道に騙されてはいけない。(永)
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