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4月1日、波多江秀枝さんのフィリピン報告会がおこなわれました。
『日系バイオ燃料とフィリピン農民の直面している課題』ということで報告がありました。
フィリピン・イサベラ州で伊藤忠商事と日揮が進めているバイオエタノール事業では、これまで、バイオエタノールの原料となるサトウキビの栽培をめぐり、農地の収奪(米。トウモロコシからサトウキビへの作付転換の強要など)や農業労働者の労働条件(低賃金、賃金未払い、不十分な福利厚生など)の問題が指摘されてきました。
今年に入ってからは、工場建設労働者が正当な利益供与を訴え、ストライキをおこなったり、また、事業者による農地の整理作業を阻止した農民に、警察から通知が届いたりと、様々な、緊迫した報告も入っています。また、未解決、かつ拡大しつつある問題の状況を訴えるため、3月13日には、現地の農民組織が日本企業のマニラ支社前で抗議活動も行いました。
バイオエネルギーが「次の時代のクリーンエネルギー」と叫ばれるなかで、現地農民と農業労働者の生活の破壊がすすんでいます。
中国をはじめ、諸外国の日系企業での、労働者のストライキ闘争などが発展しています。いったいなぜそのようなことが起こるのでしょうか?
日本資本は海外に進出し、現地の労働者との、矛盾と軋轢を拡大させています。
日本は帝国主義です。商品の輸出より資本の輸出が重視されます。日本企業は他の国々に進出して何をしているのか?
具体的につかんでいかなければなりません。
資本の海外進出のなかで、資本は労働者階級のなかに、他民族蔑視の思想・イデオロギーである民族排外主義を持ち込んできます。
私たち日本プロレタリアートは、自己の世界観としてプロレタリア国際主義の思想・イデオロギーを打ち立てねばなりません。
国際連帯の第一歩は、知り知らせることです。
マニラでの抗議行動です。
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フィリピン
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帰りの飛行機のなかです。
緊急事態の時の備えや行動について客室乗務員さんが実演してくださっているところです。
ANAやJALに乗ると、大概ディスプレーに映像が映されての説明です。私はアナログ世代なので客室乗務員さんの実演の方があってます。
ところで、被災地を除いては日本全国一斉にアナログ放送が消えてしまい、地上デジタル放送に完全移行しました。地デジをはじめた国はどこの国もこうなっているのかと思いきやそうではないようです。先日読んだ新聞記事では、地デジをはじめた他の国ではアナログは存続しており、またテレビを見る多種多様な選択肢があり、地デジを観ている人はまだまだ少数派と記してました。
しかも、その記事は新しいものが出たらすぐ乗り換えるのが日本人の特性かのように書き、さらに、そのような日本人をやゆしていたのには恐れ入りました。
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政府機関の施設や空港、駅、ホテル、ショッピングモール、金融機関などはチェック、チェック。金融機関や政府の施設でチェックする警備員は自動小銃を持ってます。
駅です。
銀行です。
ショッピングモールです。
これもチェック。
政府の施設が多くあるところです。肩にライフル銃をかけてます。
「写真を撮らせてくれ」とは言えたのですが、さすが
に「ライフル銃構えてくれ」とは言えませんでした。
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キアポ教会
黒いキリスト像です。
この像を観た時、映画『マルコムX』で、マルコムXが「白人の神様,イエス・キリストは黒人だった」というシーンを思い出しました。中東ですから有色人種であったと考えるのはごく自然です。クレオパトラも黒人と言われてますネ。
トンドの教会です。
フィリピンでは近年、都市部の貧困層のなかに新興宗教が広がっており、国政選挙にも立候補者を出しているということです。 |

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次のような記事を目にしました。
新人民軍が鉱山襲撃 和平交渉再開に暗雲 フィリピン
産経新聞 10月5日(水)21時0分配信 【シンガポール=青木伸行】フィリピン南部ミンダナオ島の北スリガオ州で、3カ所のニッケル鉱山が共産ゲリラ「新人民軍」(NPA)に襲撃され、操業停止に追い込まれた。日本企業も被害に遭い、投資の呼び込みと、今月下旬にも再開予定のフィリピン政府と共産勢力との和平交渉に、暗雲が垂れ込めている。 3日、NPAの計200人が鉱山関係者を人質にとったうえ、爆弾やライフル銃で掘削機や車両などを破壊し、警察と銃撃戦になった。民間人2人が負傷した。NPAは、鉱山開発は「環境を破壊し、天然資源と地元住民を搾取するものだ」としている。 被害は2カ所の鉱山だけで30億ペソ(約52億円)。タガニート地区にある鉱山を所有するニッケル・アジア社や、同社の株式を保有し製錬プラントを建設中の住友金属鉱山などが、操業停止を余儀なくされた。 外資を中心に投資を拡大したい政府には打撃だ。政府は治安を確保する方針を強調しているが、「投資は確実に遠ざかる」(エコノミスト)との見方は強い。 1962年、「フィリピン共産党」(CPP)の軍事組織として発足したNPAのメンバーは、5千人とされ、全国の山間部で活動している。政府との和平交渉は、CPPとNPAを中心に結成された「民族民主戦線」(NDF)との間で、ノルウェーの仲介により再開される方向だ。このため、政府は襲撃を「和平交渉を危険にさらすものだ」と非難している。 「この記事を読まれた方はどのように思われるのだろう。」と考えるのです。
日本資本の海外への権益拡大を正当化される方は「日本は貧しいフィリピン国民に仕事を与えているのにフィリピン共産党・新人民軍はならず者」と言われるでしょう。
他の報道によれば「フィリピン共産党は環境を破壊せず、搾取もしないなら住友金属を歓迎するといっている」と記してます。
日本資本の進出がフィリピン人民の生活に何をもたらしているのか。
日本の政府開発援助・ODAはフィリピン人民の生活に何をもたらしているのか。
フィリピンには日本をはじめとした外資のビジネスマンやフィリピンの極少数の富める者が巣くうマカティーというところがある。農村地域にはアキノ大統領のような大土地所有者がいる。
一方、膨大なスラムが存在する。マニラ市街地でも路地に入ればスラムと同じような生活をしている人たちが大勢いる。外資やアキノのような大土地所有者によって農村地域では農業労働者が奴隷のような扱いを受けている。
日本の政府開発援助で作られた空港、自動車道などはだれの利益のために作られたのか。
フィリピン人民が求めているのは環境破壊でもなく、外国資本による資源略奪でもなく、搾取でもない。
報道に生きる方たちは、事実を何も知らず、権力者が出してくる一方的な報道をするのではなく、取材を基礎に豊富な事実から真実を明らかにし、報道していくという立場に立ってほしいものです。
トンドで取材中の学生たち。
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