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教育勅語が再び浮上してきているのは日本が明治維新いらい、先の戦争前も、敗戦後も一貫して天皇制国家であることを証明している。
明治維新直後天皇と天皇制は大きな力を持っていなかった。しかし教育勅語が掲げられ、学校現場に天皇の「御真影」が掲げられ、天皇のために生き、天皇のために働き、天皇の聖戦を戦い、天皇のために死ねば天皇のもとに行ける。これこそ臣民の誇りとされた。中国との日清戦争、中国も日本もおびただしい死傷者を出した。ロシアとの日露戦争、日本もロシアもおびただしい死傷者を出した。注目しておかなければならないことは、2つの戦争を通じて天皇制が強化され、天皇の神格化が確立したことである。
日本は21世紀に入り急速に戦争する国家へと変質した。かつての経験から言えることは、これからの戦争を通じて天皇制と天皇の神格化が再び進むということである。戦争するには国民を統合するアイデンティティ・象徴が必要なのだ。
対米従属と対米従属天皇制の廃絶こそが、日本プロレタリアート・人民の直面する最も重要な課題となっている。
教育勅語の教材活用を否定しないとした政府答弁書に対し、主要野党は反発を強めている。 民進党は4日の衆院議院運営委員会理事会で、教育勅語の「排除」や「失効」を確認した1948年の衆参両院決議に「大きく反する」と抗議した。これに対し、菅義偉官房長官は記者会見で「憲法や教育基本法に反しないような適切な配慮の下で取り扱うことまで、あえて否定するものではない」と反論した。 民進党の蓮舫代表は4日、文化放送の番組で「(天皇)陛下のために玉砕することを是とするような教育勅語を持ち出し、一部に道徳があると説明する必然性はない」と批判。「反省材料として取り上げることがあっても、それを是として、分別のついていない子供たちに教え込むような教育は絶対にあってはならない」と主張した。 社民党の又市征治幹事長も同日の会見で「安倍政権の好戦的、国家統制的なところが出ている。時代錯誤の動きを厳しく批判しなければならない」と述べた。共産党の小池晃書記局長も3日に「異常な決定だ。そもそも教育勅語は憲法と教育基本法に反する」との見解を示している。 一方、安倍政権と協調する場面も目立つ日本維新の会の馬場伸幸幹事長は会見で「現代語版教育勅語を作り、日本全国で教えていくことも必要だ」と述べた。 |
よもやま話
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以下の記事のような低俗な発言が外務大臣から発せられるのは、天皇を頂点とする日本帝国主義が朝鮮、中国をはじめとするアジア諸国へ侵略したことを認めないからだ。ではなぜ認めないのかだ。
かつての戦争を反省せず、また再び軍備を増強している日本は朝鮮、中国だけでなく世界の各国から批判を受けている。
岸田が認めないのは、かつての天皇制の日本が行った戦争の事実がいまだに明らかにされていないこと、そして戦後処理にある。
1945年9月27日天皇とマッカーサーは敗戦後の日本の道筋を話し合った。帝国主義者同士の取引だ。
1971年天皇ヒロヒトはヨーロッパを訪問した。その時西ドイツの学生たちは「ヒトラーはユダヤ人600万人を虐殺した。天皇ヒロヒトは5000万のアジア民衆を殺した」「戦犯天皇ヒロヒトは処刑されるべきだ」というスローガンを掲げて天皇ヒロヒトの西ドイツ訪問阻止を掲げて闘った。
天皇を戦犯にしないという方針で東京裁判が行われた。天皇を戦争犯罪者にしないということからアジアへの侵略の事実が隠された。性奴隷の事実も南京大虐殺事件も日本人民には明らかにされないままにきているのだ。日本人民がかつて抑圧民族となってアジア諸国人民を侵略・抑圧したという事実も知らされないままにきているのだ。そのことから日本人民は帝国主義のイデオロギーを身に着けたまま今日まで来ているのだ。
一億総ざんげには反対だが、かつての戦争で日本プロレタリアート人民は天皇を頂点とする帝国主義ブルジョアジーの側に立ってアジア諸国人民を侵略・抑圧したことは反省し、謝罪しなければならない。
この問題が明らかにされてないことによって再びアジア人蔑視、排外主義のイデオロギーが強まっているのだ。
われわれかつての戦争の事実をさらに解明しなければならない。日本プロレタリアートは自らのなかにしみついているアジア人蔑視の排外主義・帝国主義イデオロギーを一掃しなければならない。
来年は明治維新から150年。日本の資本主義搾取制度が始まって150年。近代天皇制が始まって150年。
日清、日露戦争から今日までの、天皇制と天皇の戦争犯罪と戦後犯罪を明らかに天皇制を廃絶しなければならない。
岸田文雄外相、中国のアパホテル批判に不快感 「一時期の歴史に過度に焦点を当てるのはいかがなものか」産経新聞 1/22(日) 15:34配信
岸田文雄外相は22日、フジテレビ系「新報道2001」に出演し、アパホテルの客室に「南京大虐殺」や「慰安婦の強制連行」を否定した書籍が備えられていることを中国外務省が批判したことについて「日中関係は2千年の長い歴史がある。一時期の歴史に過度に焦点をあてることによって、歴史をとらえるのはいかがなものか」と不快感を示した。 岸田氏は「全体をしっかり考え、なおかつ未来に向けて日中関係を戦略的互恵関係に基づいて進めていく。これがあるべき姿ではないか」とも指摘した。 |
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1937年に『父よあなたは強かった』という軍歌が創られました。下の歌詞がその歌の5番です。
5 ああ御身(おんみ)らの 功(いさお)こそ
一億民(たみ)の まごころを ひとつに結ぶ 大和魂(だま) いま大陸の 青空に 日の丸高く 映えるとき 泣いて拝む 鉄兜 「今大陸の青空に」。この歌が創られたころの大陸と言えば中国大陸でした。今はアフリカ大陸に「日の丸」が映えいている。天皇の軍隊である自衛隊という名の皇軍が南スーダンへ。南スーダンは戦場だ。
敗戦後日本人民の決意は『青少年を再び戦場に送るな!』。『再び他民族を抑圧・侵略する抑圧民族になってはならない!』だった。
自衛隊員は青少年だ。ということは、いま私たちは先人の決意を裏切り、青少年を戦場に送っているということだ。自衛隊員が交戦し、戦死者が出れば、為政者どもは、彼らを国際貢献のために死んだ英霊として持ち上げ、自衛隊は「一億民の まごころを 一つに結ぶ 大和魂」とされるであろう。
かつて天皇制政府は「東洋平和のためならば」を唱え、「天皇の聖戦」と宣伝し、青少年を戦場に送った。いま「国際貢献」「世界の平和のために」を唱えて青少年を戦場に送っている。
「平和憲法」のもとでそれが実行されている。なぜこんなにも急激に戦争する国家づくりが進んだのか?
私はこの問題を考えるうえで1945年9月27日のマッカーサーと天皇裕仁の取引に問題があると考える。取引の内容は「国体(天皇制)の護持、天皇裕仁の延命。日本をアメリカの奴隷国家・従属にする」であった。天皇裕仁は象徴という名の仮面ををつけさせられたが、国家元首として敗戦後の(対米従属の)国家づくりに深くかかわってきた。
敗戦後、戦前の絶対主義天皇制とは異なった装いのもとで対米従属天皇制が強化された。
アメリカ「民主主義」とは建国以来の歴史が明らかにしているように「殺して殺して、それでも殺して銭儲けをする。史上空前の大量殺戮国家」である。それでも民主主義と偽り続ける。絶対主義天皇制は「奪いつくし、焼きつくし、殺しつくす。」である。この二つが合体したものが対米従属天皇制だと考える。 天皇制は存続した。それがもっと顕著であったのが会社組織であり地方も含む国家機構であった。そして会社組織や国家機構内の企業内労働組合であった。天皇制は日本人の生活のすべてを支配し続けた。
天皇昭仁の被災地慰問は天皇制の強化でしかない。また戦前の天皇制と天皇裕仁の戦争犯罪をもみ消そうとするものだ。
私は敗戦後71年、天皇制は日本人民の中に深く入り込み、かつてなく強化されたと考える。
天皇制の廃絶は最も緊急かつ最重要課題と考える。
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1945年9月27日
前回のブログにアップしました。国体は護持された。すなわち敗戦後の日本は天皇制国家であり、天皇は国家元首。
天皇昭仁の生前退位の勅は改憲を急げ。象徴天皇の衣を捨て、天皇は国家元首であることをあらわにするとの大号令だ。
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