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内閣府は8月28日、南海トラフ沿いで発生が想定される東海・東南海・南海の3連動地震について検討する「南海トラフの巨大地震モデル検討会」(座長・阿部勝征東京大学名誉教授)の初会合を開いた。想定される震源域や地震の大きさ、津波の高さなどを見積もるのが狙いで、来年春に中間報告を出す。会合後に記者会見した阿部座長は「どんな科学的根拠があるかがポイント。津波堆積物などが重みを増すのではないか」と話した。
この検討会では16人の委員のい中に「津波堆積物」の専門家が3人参加した。北海道大学の平川一臣特任教授(名誉教授)と高知大学の岡村真教授、そして産業技術研究所活断層・地震研究センターの岡村行信センター長だ。この分野の研究者が複数、政府の審議会の委員に選ばれることは珍しく、過去最大の地震を探るうえで津波堆積物を重視している姿勢がうかがえる。
津波が運ばれた砂やプランクトンなどは地面に堆積する。海岸近くの地層を掘って、海にしかない微生物の化石が入っていたり、海砂が堆積したりすれば、津波の痕跡だとわかる。過去に起きた地震について、内陸では、地表付近で調べられる活断層が手がかりになるが、海溝で起きるプレート境界型地震だと痕跡が深い海の底なので簡単には調べられない。古文書に残っていない過去の巨大津波を探るには堆積物が唯一の手がかりといえる。
津波堆積物の研究が始まってから、25年たつが、今年に入り、国の想定を大きく超える津波が相次いで公表されている。特に検討会に名を連ねる平川特任教授と高知大の岡村教授の調査結果は警鐘的だ。
1・A・Bは平川一臣氏が津波堆積物調査をした地域
北海道大学の平川特任教授(名誉教授)は北海道南部、渡島半島に位置する森町の海岸沿いの崖で津波堆積物を見つけた。地層中の火山灰を指標にすると、上から17世紀初頭、12〜13世紀、紀元前後の3つの層で、いずれもいずれも海面から5mを超す場所があり、津波はこれよりも高かったと見られる。約10年前に北海道十勝地方の崖で津波堆積物を調査し、道東地方の太平洋岸を300〜500年おきに、高さ10mを超す巨大津波が繰り返し襲ったことを突き止めている。十勝沖からに根室沖にかけての震源が同時に動く連動型地震が発生した可能性が高いとしている。
これらの成果をもとに、国の中央防災会議や北海道が予見した渡島半島のの津波の高さは2〜3m。新たに見つかった3つの地層の年代は連動型地震が発生した時期とほぼ重なる。「従来の十勝沖から根室沖の震源域では説明できない。南側に位置する青森県沖にまで震源が及んでいた可能性が高い」(平川特任教授)。この調査を受け、北海道は津波の専門を集め、独自に浸水範囲の見直しに着手した。これまで評価対象に含めなかった日高地方の津波堆積物も分布も調べるという。
また、平川特任教授は東日本大震災後も調査で、宮城県気仙沼市や岩手県宮古市でも津波堆積物を発見。巨大津波が1000年おきに三陸海岸を繰り返し襲っていた可能性を指摘している。
出典:日経サイエンス 2011.11 「発見相次ぐ巨大津波の痕跡」(日経新聞編集委員・青木慎一)
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転載していていただいていたんですね。ありがとうございます。2日前、久しぶりに予言を記事にしました。また、本日もする予定です。来訪頂ければ幸いです。
2019/3/18(月) 午前 11:12 [ ノストラダムス研究家 ザール隊長 ]