堺市七道駅周辺駅西側にロータリーがあり、河口慧海の銅像が立てられている。
七道駅東側は鉄砲遠打場のあった七道浜で、堺市街の北西端となる。当駅高架下を2本の道路が横断しているが、改札のある南側の道路を東へ行くとすぐ、内川に架かっていた江川橋跡になり、そこから東が堺市街となる。江戸時代には現在の北旅籠町西・桜之町西・綾之町西・錦之町西の中浜筋沿いに鉄砲鍛冶が多く居住しており、北旅籠町西には非公開だが鉄砲鍛冶屋敷が現存している。
高架下を横断する北側の道路は土居川と呼ばれる環濠の北部分を埋め立てた道路で、西から千日橋、北之橋(大道筋)、稲荷橋が架かっていた。千日橋は千日井と呼ばれる井戸に由来し、行基建立の高渚寺(たかすでら)の井戸と伝わる。高渚寺は現存しないが、諸説ある七道の地名由来のひとつに高渚寺の七堂伽藍説がある。堺市街の北東端に近い稲荷橋跡には、鬼門封じとして鉄砲鍛冶の芝辻理右衛門によって勧請された高須神社(たかすじんじゃ)という稲荷社が現在も鎮座する。
現在では大和川に隔てられているが、七道の一部は古来地続きだった住吉大社の社領だった。地名の由来には高渚寺の七堂伽藍説のほかに、摂津国住吉郡榎津(朴津)郷の七堂伽藍説や、住吉大社の宿院頓宮への渡御祭における七度の潮垢離説などがある。
1908年(明治41年)に堺市七道に堺セルロイドが創業。1919年(大正8年)にセルロイド8社合併により大日本セルロイド(現・ダイセル)となった。2008年(平成20年)に工場は閉鎖され、跡地には2016年(平成28年)3月19日にイオンモール堺鉄砲町がオープン[29]したほか、大和川寄りでは阪神高速6号大和川線および阪神高速15号堺線とのジャンクションの建設工事が行われている。
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