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7年時限の九州の山便り
花・ジオツアー・マニアックルート歩きが好きなトレッカーです。

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蛤水道その2

農水省九州農政局から下図を借りました。

イメージ 1

野越した所から大野川(那珂川支流)(福岡県)へ流れています。水路は田手川(佐賀県)へ流れていきます。

最下流の4番目の野越付近が、蛤岳への分岐登山道となります。

記念碑の処に井手とため池があったとは知らなかった。水路の先端の付近だったのでしょうか。



航空写真(国土地理院 2004年画像)で調べました。
イメージ 2

米軍の昭和23年4月9日の映像です。蛤岳ははげ山になって大石が3個みえます。
蛤岳からの旧道が見えます。蛤岩は画像によって白く光っているものもあります。
水功碑には大木があります。
イメージ 3




なかがわ史跡めぐりさんの記事です。2015年4月26日 のフェイスブックより。

筑前・肥前の水争い

脊振山の東側に蛤岳から流れる、那珂川の支流「大野川」の水源があります。
ある時、その大野川の水量が減って筑前(福岡)の農民が困ってました。
きっと上流でなにか起こっているに違いない!こっそり調べに行くと、上流で水を堰き止めて、肥前(佐賀)側に水を流していたのです!!
このままじゃ農作物が育たないどうしよう・・・。誰かがあの堰を壊すしかない!誰が行く? しかし、誰も行こうとしません。蛤岳付近は、ちょうど筑前と肥前の国境。
そこは足半侍が警護している場所なので、不審者は斬られてしまうかもしれないから・・・

そんな中「お万」と言う名の女性が志願します。『私は旦那を亡くして、この小さな子しかいない。農作物が作れないなら親子共々死んでしまう! 私が必ずや堰を壊してきます!!』お万は、赤子を背負って上流に登ります。しかし運悪く見回りの足半侍に見つかってしまう!逃げるお万!追いかける足半侍!!!

追いつかれそうになった時に岩陰に隠れ難を逃れるお万でしたが、赤子が泣いてしまい見つかりそうになる!さらに山中を逃げまわるお万。しかし、赤子が泣いて居場所が・・・。このままではいつか捕まってしまう。

『お母さんを許してね・・・』 お万は、赤子を滝に投げ落とし、そして使命を果たすべく、上流の堰を目指す!やっとの思いでたどり着いた上流の堰を壊そうとするが女性の力ではなかなか壊れません。そんな中、また警備に見つかってしまい山中を逃げ惑う・・・
最後は、お万も自ら滝に身を投げたそうです。

ーーーーーーーーーー
このお話は蛤水道にまつわる悲話です。
佐賀県がこの事件を石碑に刻んでいます。
お万さんは福岡の人なのに・・・

※佐賀に水を流した水路が「蛤水道」
※赤子を落とした滝が「稚児落しの滝」
※お万が身投げした滝が「おまんが滝」
※「稚児落しの滝」は五ヶ山ダムに沈みます


現在の知識では、県境を超えて水を奪うことは戦争になると思うのですが、当時は勝尾城に居た筑紫広門(鳥栖市)の領地であって、特に問題はなかったのでしょう。

出城として一の岳城がありました。

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