カネミ油症事件 - クール・スーサン(音楽 芸術 医学 人生 歴史)カネミ油症事件 昭和43年(1968年) カネミ油症事件はPCB(ポリ塩化ビフェニール)による日本最大の食品中毒事件である。昭和43年の3月から10月にかけ、北九州市のカネミ倉庫が製造したカネミ・ライスオイルの製造過程で加熱用の ...
PCB汚染による被害者は1万4000人に達していたが、カネミ油症の認定患者は症状が著明な1857人だけであった。また事件から5年以内に27人が死亡したが、認定患者であっても救済の手は差し伸べられなかった。そのため患者らが法廷闘争に立ち上がった。
中毒事件を起こしたPCBは、最近では地球汚染物質としてよく知られているが、当時は危険な物質との認識は少なかった。PCBは電気の絶縁性が高く、不燃性で安定性に優れているため、トランスやコンデンサの絶縁体、熱媒体、塗料、印刷用インキ、複写紙、可塑剤などに広く利用されていた。 カネミ油症事件を引き起こしたPCBは鐘淵化学工業が製造したものである。そのためカネミ油症の被害者はカネミ倉庫だけでなく鐘淵化学を相手に裁判を行うことになった。鐘淵化学が訴えられたのはPCBの毒性や金属腐食性を知りながら、食品工業に売り込んだ責任を問われたからである。 鐘淵化学は「自動車や青酸ガスなども危険だが、使用者はそれを周知の上で使っている。使用者が責任を負うべき」として、食用油を製造したカネミ倉庫に責任があると主張した。鐘淵化学はPCBの使用上の注意事項として簡単な説明をしただけであったが、もし「毒性が強いため、加熱用パイプのピンホールのような小さな傷にも注意して使うようにとカネミ倉庫側に警告していれば、恐らく食用油製造にPCBは使わなかった」とカネミ倉庫側は裁判で証言している。通産省はPCBの使用を全面的に禁止することを関係業界に通達。鐘淵化学はPCBの生産を全面中止し、PCBの国内生産は完全に中止となった。 公衆衛生学(14) 環境問題と公害公衆衛生法は1936年に大改訂されたものは,近代的公害規制立法の代表的なものと評価されている。しかし1952年にも大規模なスモッグが発生し,死者も出たので,ビーバー委員会による調査がなされ,1956年に大気清浄法が制定され ... カネミ油症事件は終わっていない控訴審敗訴を受けての原告団の声明 / 支援団体の声明 / 長崎新聞の記事 / 控訴審傍聴録 / その他報道記事など、カネミ油症に関する様々な情報を掲載しています。
公衆衛生 カネミ油症の画像bing.com/images 公衆衛生学 - 奈良県立医科大学公式ホームページ更新日:2017年2月20日 公衆衛生学 研究指導教員 今村 知明 赤羽 学 野田 龍也 岡本 左和子 講義等の内容 1.公衆衛生領域 ・食品防御に関する研究およびカネミ油症コホート研究 ・医療や健康、食品におけ …
カネミ油症事件の経過 ( その他環境問題 ...- Yahoo!ブログカネミ油症事件の経過 1)ダーク油事件;カネミ油症事件は予見できなかったのか 1968(昭和43)年2月20日ごろ、鹿児島県日置郡のブロイラー養鶏団地を はじめ九州、四国、中国など西日本各地で奇病が発生した。鶏が急に元気が な ... カネミ油症事件と化学物質: 公衆衛生: Vol 44, No 9昭和43年10月10日,朝日新聞によって油症患者の発生が知らされた.4家族13名の患者が昭和43年6月から8月の間に九大医学部附属病院の皮膚科で受診し,家族に発生していることと食用油の使用状況から,油による中毒ではないかと報道 ... [PDF]
2.環境と健康⑦我が国のカネミ油症事件は食用油の生産工程中にPCBsや PCDFが混入し人が暴露した事例である。 2011前期 公衆衛生学Ⅱ 答え ②③④⑤⑥⑦ 9 2,3,7,8-TCDD (2,3,7,8-四塩化ダイオキシン) →TEQ=1 2,3,7,8テトラクロロジベンゾ -p ... [PDF]
カネミライスオイル中毒(油症)事件に関する研究www.fihes.pref.fukuoka.jp/nenpoh/np27/np2721.pdf
-121-カネミライスオイル中毒(油症)事件に関する研究 1968年10月西日本一帯で皮膚疾患を主徴とする多数の 患者が続出した当初から患者の発生は家族性があり., ,男女の別なく発生している等の特徴から食中毒が疑われ
参議院議員内田善利君提出カネミ油症の救済の現状と今後の ...参議院議員内田善利君提出カネミ油症の救済の現状と今後の方針の確立に関する質問に対する答弁書 1について (1) カネミライスオイル中毒事件発生当時、カネミ倉庫株式会社の食用油生産量は、昭和四十二年、三、六七二 ...
カネミ油症に関するブログ記事まとめ |
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有機塩素化合物の一種であるポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(PCDD)を略して、「ダイオキシン」と呼ぶ。
ダイオキシン類対策特別措置法(1999)では、PCDD、ポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)、コプラナーポリ塩化ビフェニル(Co-PCB)をあわせて「ダイオキシン類」と定義。いずれも平面構造を持つ芳香族有機塩素化合物で、置換した塩素の数や位置により多数の構造異性体が存在。
塩素と有機物(ベンゼン環)存在下で、銅を触媒にして生成する。特に250?400℃の比較的低温で、有機塩素を含むプラスチックを不完全燃焼すると発生しやすい。
廃棄物処理に係る環境省の基準によれば、ダイオキシンの発生防止には、焼却炉の構造と特定の運転条件が必要で、
(1)廃棄物の連続定量投入、
(2)燃焼温度800℃以上の高温処理、
(3)十分なガス滞留時間(1?2秒以上継続)、
(4)200℃以下への排ガスの高速冷却とバグフィルターの設置、(5)排ガス中のCO濃度の連続的測定記録、などを義務付けている。
2018/3/17(土) 午後 5:10 [ 公徳心やコンプライアンス ]
カネミ・カネカ油症患者は「油症診断基準」により診断・認定されてきた.
1968年刊の最初の基準は油症の症状・徴候に基づいていたが,1973,1976,1981年の改訂により,血液中のポリ塩化ビフェニール(PCB)とポリ塩化クアターフェニール(PCQ)の性状及び濃度が基準に加わった.
しかし,ダイオキシン類の1群であるポリ塩化ジベンゾフラン(PCDFs)は油症患者の血液中の総毒性等量(TEQ)のうち最も大きな割合を占める事が示されているにもかかわらず,血液中ダイオキシン類濃度の測定が困難なため,これまで診断基準に入れられていなかった.
各地の油症患者追跡検診受診者と一般人口の血液中ダイオキシン濃度を統計学的に解析し,血液中ダイオキシン濃度及び組成パターンを用いた油症の新しい診断基準を提案する.
2018/4/15(日) 午後 3:54 [ 万博に向け不法投棄撲滅 ]
油症認定患者と一般人におけるダイオキシン類の血中残留性と暴露経路の関連性について
一般人について血液と食事中のダイオキシン同族体の組成割合を比較検討した結果,PCB 及びPCDD の血中残留状況は食事の同族体の組成割合と類似していた.
一方,油症患者の場合,血中残留状況は食事あるいはカネミライスオイルいずれの同族体組成割とも類似せず一般人の血中残留同族体組成とも異なっており,同族体の選択的代謝が推察された.
両グループの主な暴露源であるカネミライスオイル及び食事からの推定総暴露量はTEQ値で150倍の開きがあったが,2001年度の時点における血中の濃度比は4.5倍であった.
しかし,油症の諸症状に最も関連している物質と考えられている2,3,4,7,8-PeCDF の濃度レベルは一般人の10倍以上のレベルであり,今後とも注意深く観察する必要があると考えられた.
2018/4/30(月) 午後 1:43 [ 高級車は高いマナーを ]
人体に有害なPCB製品のカネクロール400を製造して食品の製造工程に利用させる目的でカネミに供給したカネカには、企業の社会的な責任という観点からしても、現在もなお続いている悲惨かつ深刻な油症被害の救済を行うことが求められると考える。
また、カネカが見舞金を支払った油症被害者は、和解をした油症被害者に限られており、そうでない油症被害者との間には大きな対応の格差が存在するのであり、この点についても、侵害されている油症被害者の人権の救済という観点から見逃すことはできない。
2018/6/23(土) 午前 8:45 [ 高砂のPCB汚泥の盛立地浄化 ]
カネミ油症資料展では、吹き出物や爪の変形に悩む被害者の姿、救済を求める座り込みを記録した写真、油症を研究した本、裁判の経過を報じる新聞記事など34点を展示。事件の記憶が風化する中、県生活衛生課は「油症に関心や理解を深める契機にしてほしい」と話す。
ただ、会場は県庁の動線から外れた場所。担当者は「差別や偏見を恐れる被害者がいる。心情にも配慮する必要がある」と説明する。実際、未認定を含む約600人に被害者救済法に基づく検診の案内を送っているが、受診率は3分の1にとどまる。目立たぬ資料展は、半世紀たっても被害者を苦しめ続ける油症問題の根深さを反映している、とも言えそうだ。
2018/10/3(水) 午後 7:10 [ 公徳心やコンプライアンス ]
カネカは、1954年に日本で最初に「カネクロール」という商品名でPCBの製造を開始し、1957年ころから熱媒体用途の製品として生産・販売を拡充していった。
しかし、PCBの毒性については、労働科学研究所の野村茂元熊本大学医学部公衆衛生学講座教授が、PCBの動物実験により、極めて激しい中性脂肪変性を起こして死に至ることや、PCBが皮膚疾患を起こすこと、また、それにとどまらず、PCBが皮膚を通じて体内に入り込み、肺、腎臓、副腎に一定の変化を起こすことを究明し、このような研究成果を労働科学研究所発行の「労働科学」1949年11月10日号に発表していた。
カネカは、日本で他の企業に先立ってPCBの生産を開始したものであるが、PCBを食品の熱媒体用として製品化するに当たり、それが人体に危険を及ぼすおそれの高い分野であるにもかかわらず、独自に動物実験を行ってその毒性の程度や生体に対する有害性を確かめたり、又は他の研究機関に調査を委託したりするなどしてその安全性を確認したという事実は認められない。
2018/11/4(日) 午前 11:51 [ 公衆衛生の義務 ]
カネミ油症被害者五島市の会の旭梶山(あさひかじやま)英臣会長(68)は、長期にわたった裁判闘争や仮払金返還など苦しい歴史を振り返り、「若い人も含め、この50年で700人以上がまっとうな人生を送れず亡くなった。最愛の人を奪われた遺族の悲しみは癒えない」と訴えた。
2018/11/18(日) 午後 5:03 [ カネカのPCBによるカネミ油症 ]