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競馬の記憶98年

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サイレンススズカ

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1998年7月12日(日)第39回 宝塚記念(GI)芝2200m

真夏のグランプリ宝塚記念(Gl)は、年度によっては有力馬が回避でメンバーが揃わない事もある。
しかし、今回の宝塚記念はそうではなかった。

天皇賞春を制したメジロブライト、前年年度代表馬エアグルーヴ、有馬記念に続く秋春グランプリ
連覇を狙うシルクジャスティス、前年に牝馬三冠のうち二冠を制したメジロドーベル等。

主役であるサイレンススズカは重大な問題があった。
宝塚記念では、武豊騎手はサイレンススズカに騎乗することができないのである。
武豊騎手は、エアグルーヴのために、先に年内すべてのレースの騎乗を約束していたため、
エアグルーヴが出走する以上はそちらに騎乗しなければならなかった。
そこで白羽の矢が立ったのは、ゴーイングスズカに騎乗予定の南井克巳騎手。
だが武豊騎手も、サイレンススズカを一時の事とはいえ手放すのはよほど悔しかったらしい。

サイレンススズカは調教でも抜群の走りを見せて、トラックマンたちを驚嘆させた。
しかし不安もあった。右回りの競馬場では走りにスムーズさを欠くという特徴があった。
阪神競馬場は、右回りである。また直線の坂がどうかという問題もあった。
強さを見せてきたのは平坦のローカル競馬場が主だったのだ。

それでもサイレンススズカはGl馬4頭を抑えて1番人気に支持された。

ゲートインの直後、突然メジロブライトがゲート内で立ち上がり、発走が遅れる騒ぎが起こった。
しかし、この時のサイレンススズカには、突然の発走延期にもまったく動じるところはなかった。
二度目にゲートが開いても、サイレンススズカはまったく出遅れることなくスタートを切った。

スズカは、何時ものように頭を奪い、そのままレースを引っ張り始めた。1000m58秒6のラップは、
サイレンススズカにしては平凡に見えるが、普通のレースと比べれば充分に速い。
敵は一線級の強豪たちだったが、その実力と意地をもってしても付いて行くのは無謀に思ったのか、
やはりサイレンススズカの一人旅となった。

中団で待機しながら、いつもとは違う位置からサイレンススズカを眺めていたのは、
エアグルーヴに騎乗した武豊騎手だった。サイレンススズカの実力を知る武豊騎手は、
サイレンススズカを追いかけると、潰れることも知っていた。なので最後にサイレンススズカが
止まるのを待つことだけだった。

それを知ってか知らずか、第3コーナーを過ぎると、一気にサイレンススズカと後続との差が縮まった。
これは南井騎手が2200mの距離を見越して、サイレンススズカの手綱を抑えたことによるものだった。

それまで武豊騎手の手綱のもとで、抑えることなく馬のスピードに任せて勝ってきたスズカを、
あえて抑える競馬で勝たせようというところに、南井騎手の一流としてのプライドがあった。

南井騎手の思惑が当たり、第4コーナーを回るあたりで、南井騎手のムチに応えてもう一度加速した。
距離延長でスタミナ的にはぎりぎりの勝負で、一旦スピードを落とし息を入れたのは大きかった。

とはいえ、常識では勝ち負けするとは考えられないハイペースでレースを引っ張ったスズカにとって、
最後はやはり限界との戦いになった。
9番人気で単勝42.3倍とまったくの人気薄だったステイゴールドが、そしてエアグルーヴが迫り来る。

しかし、サイレンススズカはライバル、そして自分自身との戦いに打ち勝った。
サイレンススズカはステイゴールドの末脚を3/4馬身抑え、5連勝でついにGl初制覇を成し遂げた。
ただ一度の騎乗で使命を完全に果たした南井騎手、
かつてナリタブライアンやオグリキャップらに騎乗して多くのGlを勝った名手にとって、
この日の宝塚記念はGl制覇の最後の思い出となった。

サイレンススズカ 父サンデーサイレンス 母ワキア 母父ミスワキ

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