西瓜でもきっぷは買える 2007,10,12
朝起きたら、JRの職員様から「首都圏の自動改札機が大々的に故障」というメールが届いて
いた。
どないなっとんじゃとテレビをつけたら、客がとまどいながら改札を抜けてくる映像が出ていた。
大々的に起こっているということは、プログラム系の問題。復旧までは数時間かかりそうだ。
しかしこれでなんで現場レポーターに対してこんな質問が出るのかねえ?
「電車の遅れとか運休などはありませんか?」
改札機が不調なだけで電車が止まるわけねーだろ。
以前はこんなこともあった。福知山線の事故後に繰り広げられた、鉄道関係ならどんな微罪でも
祭り上げてニュースにしたろうという悪意ある空気が流れていた頃である。
「○○線の電車が、○時○分頃、○○駅を20mオーバーランしました。
なお、この件でけが人などはありませんでした」
いるか、タコ。
それはともかく、こんな状況はなかなかないので、駅に用事があるついでに見物することにした。
おお、本当に自動改札が全部死んでいる。おお、本当に客がゾロゾロ無札で通り過ぎていく。
と感動していたが、すぐに違和感を感じた。降りてくる客の大半は、一応スイカを改札機に
あてているのだが、スイカ定期券をもっている人の割合は多くみても半分くらいだったのだ。
ということは残り半分はタダ乗り。
しかし駅の案内は「スイカをお持ちの方は、そのままお通りください」
ということは、タダ乗りしていいですよ、とJRが宣言しているのに等しくないか?
そのおかげで改札前で観察していたおよそ5分の間、券売機できっぷを買っていた人はゼロ人。
普段ならこんなことはないはずで、あら儲かったわというおばさんも多数見受けられた。
改札前には駅員がポケーと7人も。誰も券売機できっぷを買えと案内せず。
スイカでもきっぷは買えるのに。
おそらくタダ乗り容認の指令がきていたのだろうが、改札窓口寄りを通って、どこからきたのか
聞かれていた運の悪い人もいた。
恐らく日本信号には損害賠償&逸失利益という話になるのだろうが、きっぷを買わせる案内を
しなかったJRも職務怠慢で損害を膨張させたといわざるを得ないと思うのだが。
その日の昼のニュースでは
「モノレールもJRも全部タダだったから、得しちゃったわ」
というオバハンのインタビューが流れていた模様。
これって実はサプライズで行われたお客様大感謝祭なのかもしれない。
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