2007/08/20 (月) なにがこじれる理由なのか
木金と会見その他を経験してきて、土曜日あたりになんとなく感じていた違和感があった。
その後いろいろ考えて、その違和感が何なのか見えてきたように思うので、ここに書いておく。
インフルエンザが出たこと自体は誰が悪いというわけではないが
(接種漏れとその見逃しとかがあれば別だが、まず可能性は薄い)、
最終的に単に開催が止まったという以上のストレスをファンにかけた面がある。
その原因というのは何か、という話である。
今回、JRAが責められるべき点があるとすればその最大のものは木曜から金曜にかけての
バタバタだろう。
後知恵(あくまで後知恵、私も金曜付けに書いたように当時は状況を見誤っていた)
で考えれば、木曜に投票だけさせておいて検査にかける馬を確定し、出走馬名表を表に出すのは
金曜に持ち越すこともできた。それなら開催ムードも押さえられた。
新聞はぶーぶー言うだろうが、事情が事情だと押し切ることもできる
(あくまで理屈の上では)。
しかし、当時の状態はあくまでアドリブの連続であって、獣医側では作業が続くし、
開催準備の側では専門紙・日刊紙対策だけでなく開催のための段取りがもろもろある。
その混乱の中で、双方が状況把握において同じニュアンスを共有できたかというと、
これは微妙である。
仮に全員が意識を共有していたとしても、馬たちの状態を把握できている人物が、開催準備に
どんなオプションがあるかまで気が回るかというと、ちょっと難しいように思う。
逆もまたしかりだ。
この話だけでなく、結局のところ想定外のトラブルが起こった組織には総合プロデューサーの
ような指揮者が必要なのだと思うが、JRAにはそのような仕組みが無い。
縦割りになっているものどうしをどう組み合わせるかという話になってしまう。
理屈の上では理事長が総合プロデューサーになるが、理事長にそこまで実務レベルの作業を
求めるというのは、それはそれで無理がある。
さらに、事は開催準備だけでなく、広報なども絡んでくるのである。
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