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須田鷹雄氏・日常・非日常

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さるさる日記

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2007/08/23 (木) さらにインフルエンザの話

実を言うと、正確にはGCHなどを通じて説明行為をしたほうがいいという考えを持つ人間が
いなかったわけではない。
ただ、それは結果として実現しなかったわけだし、実現しなかった以上丸々無かったことと同じだ。
GCH側から見るとこれだけの事態が起きておきながら説明機能を果たさないまま最初の生放送が
バラエティ(keiba@クイズ)というのは誠意を欠くと考えるのは道理だし、私も基本的には同じ
考えだ。あのまま知らんぷりして司会をするよりは、お蔵になったほうが(延期だけど)
すっきりする。
本当なら、早い段階で説明にも着手して、その一方で楽しい番組も堂々やったらいいのだ。
場合によっては、開催が止まっていても「開催見るより楽しい番組」で穴埋めすることだって
できるかもしれない。しかし、今回そのような形にならなかったのは残念だ。

さて、ここでいきなり話が飛ぶが、今週開催することの是非論である。
まず、「賭けて大丈夫なレースが提供できるのか」という点だが、これについては大丈夫だろう。
最悪の最悪でも不顕性感染馬がゲートに入るというだけで、レースにおける運動能力上の問題はない。
問題があるとすれば、感染の広がりということだ。

木曜の検査から輸送までに感染する確率は0ではないわけで、そこから出走馬どうしの感染と
いうのも起こりうる。
これについての評価は微妙で、トレセンに留まっていても感染する可能性はあり
(単純に確率論で言えばこちらのほうがおそらく高い)、
どうせそういう状況ならば開催したほうがベター、と考える手は確かにある。

ただ、ネックもふたつある。
ひとつは今回の流行に対して実質論で臨んでいるのか概念論で臨んでいるのかという点が未整理
なことだ。
私個人は実質論でもいいと思うのだが、防疫上のセオリーとしてそれが妥当なものなのかは
分からない。
また、これまでJRAは何事にも「疑わしきは安全寄りに」と判断する傾向が強かったわけで、
それと比べると今回の判断はえらく唐突な印象を受ける。
もうひとつは先週JRA自身が不顕性感染馬が走るのはナシと高めのハードルを設定して
しまったことで、しかも22日に農水からダメ押しされてしまった。
ところが先述したように今回の手法だと不顕性感染馬が走る可能性は0ではないわけで、
せめて「投票時点での不顕性感染馬はナシ」とハードルの厳密な位置を示したほうがいいだろう。

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