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景気が悪くなると景気対策のため経済政策というものを行ないます。経済政策には財政政策と金融政策の2通りがあります。財政政策は政府が公共事業(確定給付金、エコポイント等)などのバラマキや減税などを行ない、金融政策は日本銀行が政策金利の誘導や貨幣の量的緩和策などにより景気を浮揚させることを目的とします。一般の認識として財政政策というのはわかりやすい政策ですが金融政策というのはわかりにくい政策だと思います、ここで金融政策を一から説明することはしませんが、金融政策が財政政策に比較していかに景気浮揚策としては効果的であるかと言うことを具体的なストーリーを考えてみました。 ある町にKaito君はお父さんとお母さん、おじいさん、おばあさんの五人で住んでいました。 Kaito君はおじいさんが大好きだったので何かおじいさんが喜ぶようなことを考えました。 そこでKaito君は考えました、おじいさんに無期限のマッサージ券プレゼントしようと。 Kaito君はおじさんにサービスも込めて毎月5枚のマッサージ券を発行しおじいさんにプレゼントしました。 おじいさんはそのマッサージ券を週に1回利用しました、おじいさんもできれば毎日マッサージして欲しいのですが、数に限りがあるので少しづつ利用することにしました。 Kaito君はおじいさんがマッサージ券をすぐに利用してくれるものだと思っていたのに全然つかってくれないので困りました。 三日三晩考えたKaito君は結果こんなことを考えおじいさんに言いました。 「おじいさんマッサージ券を毎月10枚づつ発行するよ」おじいさんは思いました。 「貰える数が増えるなら、前回貰った分が残っているけど、これも早めに使ってしまおう」 日本の景気が悪い一番の理由は人々がお金を使わないことが原因です。使わない原因は将来に対する不安でしょう。しかしこのお金を使わない(貯蓄)考えは現在と将来の貨幣価値が同じことが前提となります。先ほどの話ではマッサージ券の発行はKaito君が行なっていました。ここでKaito君が日本銀行でおじいさんが国民だとしましょう、マッサージ券の利用はおじいさんがコントロールしているように思いますが、実はKaito君がコントロールしています。Kaito君が来月は忙しいからマッサージ券発行しないでおこうと考えれば、おじいさんもマッサージの利用は減らすでしょう。これはマッサージ券の価値がコロコロ変わるからです。 話の内容としては極端かもしれませんが、なんとなく掴めてもらえたでしょうか。あまり日銀の経済政策は注目されていないように思いますが景気対策を考えたとき金融政策は非常に効果的なわけです。 今日はインフレターゲットの話にしようと思ったんですが、またいつか・・・
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わかりやすい物語
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ライブドア3部作も今回で最後ということで、今回は具体的に物語風にしてみました。 むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。 おじいさんは山に芝刈りにおばあさんは川に洗濯に行く毎日でした。 ある日おじいさんの家のポストに一枚の瓦版が入っていました、そこには。 隣村の山で金が発掘されました、しかし私にはお金がなくこれ以上の金の発掘はできません。そこで、みなさんに1株につき10両づつ出して頂き発掘を続けていきたいと思います、もちろん出資して頂いたお金についてはそれに見合った対価を毎期配当させて頂きます おじいさんはおばあさんに瓦版を見せて言いました。 「おばあさんや、わたしももう年だしいつまでも薪を売って生活ができるとは思えない だから、この紙に書いてあるように少しだけど金山に出資してみようかと思うんだ」 おばあさんは 「おじいさんの好きにしたらよろしい」 次の日さっそくおじいさんは瓦版に書いてある通りに1株購入しようと考え10両を持って 金山の発掘会社に向かいました、会社では少しぽっちゃりした若い青年が出てきました。 「おじいさんこのお金は大事に使わせてもらいますよ、10両なんてすぐにもとがとれます」 そう言うと青年は金山の地図を見せ指差して言いました。 「今はこの辺を掘っているんですが、もう少しお金が集まればここを掘ります。ここには 金がかなりあると読んでいます、今まで以上に金が出てきます」 おじいさんは青年の人柄を気に入り言葉を信じ家路に帰りました。 それから数ヵ月後、金山からの配当はありませんでしたが、おじいさんの出資した金山の権利が国中で1株につき20両で売買されていることを知りました。 それを知ったおばあさんは 「おじいさん、隣のおじいさんがおじいさんの金山の権利を21両で売って欲しいと言ってきてるんじゃが売ってしまえばどうですか、今なら売れば11両の儲けになりますよ」 おじいさんは 「そうか、しかし彼を応援したい気持ちもあるからのう。明日もう一度青年に会いに行っていろいろ話を聞いて来ようかと思う」 おじいさんは朝早くから青年の事務所に向かいました、そして前回にもまして青年と意気投合しました、 青年は壮大な計画をおじいさんに話してくれました。 「おじいさん、多くの方に出資して頂いき現在小判で100,000両近くのお金が集まっているんです、次に掘る場所と言うのはお上の直轄地にあります掘れば必ず金も出てきます、もっとおじいさんの持っている権利の価値が上がります」 青年との会話ですっかり夜も更けてしまいました。しかし、おじいさんはその壮大な計画を聞いてルンルン気分で時にスキップをしながら家に帰りました。 またまた数ヵ月後・・・・ おじいさんの持つ金山の権利は今では1株40両近い値段で取引されていました、おじいさんはおばあさん に少し贅沢をさせてあげようと一緒に町に出かけました。町に入ると立て札の周りに人が集まっていること に気がつきました。 おじいさんはその立て札を読んで腰を抜かしました。 金山経営者の青年、おかっぴきに奉行所へ連行される。また金山の発掘中止、再開のメドたたず どうやって家まで帰ったのかは覚えていません、気がついた時にはおじいさんは家にいました。 金山の権利はもう紙クズです、おじいさんはショックで床に伏せてしまいました。 数日後・・・ ビシッとした着物を着こなした一人の若い商人がおじいさんの家にやってきました。 自分が越後屋から来たことをおじいさんに告げ、 「私はおじいさんを助けにきました。おじいさんの持っている金山の権利はもう流通してはいません紙クズみたい なもんです。私たちは、その紙クズを1株1両で買い取ります」 おじいさんは迷いました、おじいさんの生活もそんなに楽ではありません、こんな紙クズ持っていても仕方ありません しかしこの商人に対して胡散臭さも感じていました。 なぜ紙くずの金山の権利を1株1両で買い取ろうとするのか? おじいさんは金山がどのように経営されているのかというのは全くわかりません、これから金山会社がどうなるのかもわかりません。 胡散臭さを感じつつも、今は少しでもお金が欲しいので1両でもいいので売ることを決めました。 数年後・・・・ おじいさんは山に芝刈りにおばあさんは川に洗濯に行く毎日、二人はアノ事件については忘れよう としていた頃でした。 村の立て札にこんなことが書いてありました。 '''この度、隣村の金山は解散することになりました。そこで残余財産をみなさんに分配するため、お持ちの 金山の権利1株につき6両の配当を行ないます。 by金山の新経営者''' これを読んだおじいさんは固まってしまいました。と、同時に旧経営者の青年の言葉を思い出しました。 「おじいさん、現在小判で100,000両近くのお金が集まっているんです、次に掘る場所と言うのはお上の直轄地 にあります掘れば必ず金も出てきます、もっとおじいさんの権利は価値が上がりますよ」 そうです、青年は当時100,000両のお金でお上の直轄地(一部既得権益者)を買収しようとしたのですが 役人の抵抗にあい失敗、よくわからない罪で逮捕されてしまったのです。 もちろん100,000両は全く使われず、金山事務所の金庫に眠っていたのでした。 なぜ紙クズの金山の権利を1株1両で買い取ろうとするのか? の疑問も解けました。 商人は流通しなくなり無価値となった権利を個人から安く買い叩き金山会社を解散させれば1株で 6両程度になるのを知っていたのです。 今回のディールで商人はノーリスクで巨額の利益を上げることに成功しました。 おじいさんはふと思いました。 無知な自分が悪かったのか?それとも向こうが一枚上手だったのか? 登場人物、起こった出来事はすべてフィクションです。 |
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