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久しぶりに日経平均は170円、2%ほど下げました。ここ最近では大きな下げになるのかもしれませんが、明日あたりは反発すると思います。僕のポートフォリオは相変わらずのマーケット・ニュートラルのおかげで、プラスで終わりました。しかし大型の優良企業株式も売られ過ぎの感があります。このへんで拾ってみようかと思います。
銘柄全体をざっと見ると、直近で大きく上げた株式や、ファンダメンタルよりも割高な株価は大きく下げた感じです。逆に直近で大きく下げた株式や、ファンダメンタルがしっかりしている株式は変わらずや上昇しています。日経は変に上昇するより、こうやって下落した方が時価と理論値の収斂行動が進んで良い気がします。というわけで、明日以降はファンダメンタルの割安な企業の株価の上昇は続くと思われます。
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株式投資
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セブンイレブンの売上高が3兆円を超えました。始めに説明しておくとコンビニの売上はちょっとややこしくて、この3兆円というのは、単純にセブンイレブン全店の売上を合計したものです。四季報とかに載ってるローソンやファミリーマートの売上は自社の直営店とフランチャイズのロイヤリティを合計した売上にしているので、実際の売上とはことなります。ちなみにセブンイレブンはセブン&アイホールディングスの子会社なので売上はよくわかりません。
よく考えると、一人暮らしなのにコンビニとかあまり利用しません。たぶん今年入ってから出張で地方をお茶買った、2回ぐらいしか行ってないと思います。別にマンションの近くにないわけではないのですが、あまり買うものがない気がします。僕は放射能よりも食品添加物の方が危険だと思っているので、基本的に食べ物は買いません。食べ物は出来立てがいいと思うわです。まぁ、そんなことはどうでもいいですわな。
で、セブンイレブンの売上3兆円ですが、来期は過去最高の1300店舗を出店するそうです。これは、まだまだ成長余力があることを考えているのだと思います。おそらくスーパーなどを利用する潜在的な顧客を新規に獲得できると踏んでいるはずです。また規模の利益を得ることで、既存のローソンやファミリーマートなどのコンビニ潰しも狙っているのでしょう。ここでいう規模の利益とは
・ドミナント化による物流コストの削減
・商品や材料の大量購入に原価削減
・本社費用の負担分散
などなどです。でもコンビニ側としては、どうせフランチャイズで大量出店から新たな設備投資を行うわけでもないで1300店でも2000店でもいいんだろうとは思います。コンビニ業界はロイヤリティだけ徴収できるのでいくら出店させても自社の負担にはならない素晴らしいビジネスモデルですから。
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本当は実際にPCデポに行ってフィールドワークして感じたことを書きたいのですね。では前回に続き決算書でPCデポを取り上げます。CF計算書と損益計算書から、過去3年のFCFを計算してみました。
両者は基本的に近似するはずですが、そうならないのは損益計算書の方は運転資本の増減額が抜けているからです。特に2010年で乖離幅が大きいのはたな卸資産が大きく増加してるからです。なお正確性ではCF計算書で計算したFCFの方が正確です。
過去3年間の営業CF以上に設備投資を行なっているので、足りない分は銀行からの借入です。そのため毎年の支払利息は増加しています。この傾向は当分続くと思いますが、利息の支払い自体が微々たるものなので良いと思います。FCFを見るかぎりFCFは改善されつつあるようです。これは設備投資が減少しているためです。気になる点は設備投資の割には営業利益はあまり増加していないことです。パソコンなどのハイテク商品を扱ってはいますが成長株というわけではなさそうです。
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今回は貸借対照表を見てみます。貸借対照表を見れば、その企業がどういう感じなことをしたかというのがわかります。
ではPCデポを見てみます。
総資産はあまり変わりません。その中でも注目は、たな卸資産と有形固定資産の増加です。店舗出店を増加させたことがわかります。
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PCデポについてちょっと感じたことでも乱雑に書いておこうと思います。もともと書こうと思った理由は、PCデポが前に理論値を計算した時に割安だったので、今の株価は市場から評価されていないのではないかとおもったからです。今日の株価は19000ほど
PCデポについて軽く説明しておくと、PCデポという名前の店でパソコンやその周辺機器を販売しています。またパソコンクリニックという技術的なサービスもおこなっています。基本的に関東を中心に直営店90、フランチャイズ店舗20、その他を含めて114店舗を展開しています。
もともと株式の出来高が少ないので、時価がその企業の本質的な価値(理論値)を表しているかというと怪しいです。ホームページを見ていて気づいたのですが、PCデポはIRにとても気合をいれているようです。こういう企業は時価と理論値を収斂させようとしているので印象はいいです。
本質的な株価を再計算してみました。
まずFCFの観点からです。FCFとは株主と債権者に帰属する現金分です。
ここ五年近くを計算しましたが、プラスになったのは一年だけです。これは、株主に対して利益をあげていないことになります。また業種の特性として一店舗あたりの設備投資が大きです。(在庫投資が大きい)これが株主までは利益がまわってこない原因です。しかも今後3年間は集中して店舗出店をするそうです。
企業の成長性の観点からは、ここ7年近くの営業利益が12億前後を推移しています。これはパソコン市場が頭打ちの感があります。またパソコンなんてわざわざ専門店なんかで買わず、大手の家電屋さんで買うので厳しさは変わりません。PCデポはパソコン市場全体の中でも、孤軍奮闘していると思いますが、それでもPERは5倍程度です。
財務的な資本構成の観点からです。自己資本比率は47%程度で、低いコストで借入金を増加させておりいい感じです。
他には1株配当が700円で、今日の段階で利回りが3.68%とけっこうおおきです。これが今の株価を維持しているのかもしれません。
PCデポは収益の70%近くをハードの売上に依存しています。そこで、収益構造の変化のためにプレミアムサービスといって、顧客から月額の使用料でパソコンのわからないところなどを解決できるサービスを始めています。将来的にこのサービスでどれだけ独自色をだせるかがポイントになりそうです。
結論としては、今のPCデポの株価が割安であるかと言われると、財務は優れているが、FCFや成長性に難がある点を考えると、一概に割安ではないかもしれません。
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