おやこ鉄◎日記 ススメ親子鉄道!

「おやこ鉄」が本になりました。 イカロス出版「学ぼう、遊ぼう、おやこ鉄っ!」、4月21日発売です。

貨物列車◎観察日記

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朝9時、フィットネスセンターでトレッドミルの走り込みをしながらテレビを見ていると、

「お昼過ぎからワシントンDCでも雨が雪に変わるでしょう」との予報。

しかし、フィットネスセンターから外を見ると、もう雪が降ってる!

たちまち庭が白くなり、車の屋根にも白く積もり始めた。
道路が雪で走りにくくなる前に、買い物に行かねば!(って、生活観まるだし・・・)

今年初めての雪なので、買い物の間、子供たちをそのまま車に乗せて近くの踏切へ。
それから30分待ってみたが、列車が来る気配はなし。
このぐらいの雪で不通になるとも思えないが・・・。

とりあえずその場は引き上げて、
お昼ごはんを食べてからもう一度出直した。

約束は午後3時までの1時間。
その間に果たして列車は来るのか?!

待てども、待てども、踏切は静かなまま。

30分が経過し、

45分が経過し、

ラジオからのクリスマスソングに、半分居眠りしながら待っていると、
長男が大声で

「あ! 踏切が鳴ってる!!」

雪の中を石炭のホッパー車がスピードを緩めずに通過していった。

イメージ 1


傘をさしながらの撮影だったが、
列車の風で舞い上がって雪まみれ。

シャッタースピードも遅いのでこんな写真になってしまったが、
降ってる雪と列車のブレてる感じが冬らしくていい?

晴れ間が出ればもう一度出撃したかったが、
そのまま日没の時刻まで雪は降り続けた。

今夜は冷え込むらしい。
路面はまちがいなく凍結しそう。
明日が日曜日でよかった!
持つべきものは友。

昔からの格言は本当にそのとおりで。

火曜日にBoyds駅で貨物列車を撮影していたときのこと、
同業者の方からお声が掛かった。
もう地元に何十年も住んでおられる方で、
すっかり意気投合して話し込み、メールアドレスを交換した。
とっておきのお薦めポイントも教えて下さった。

「Gaithersburg駅の立体駐車場からはもう撮った? 
 あそこはいいよ! 特に5階からがいい。
 6階まで上がってしまうと、踏切の電信線が邪魔になるんだ。」

すっごくお薦めだと繰り返しおっしゃるので、
それならばと、昨日さっそく行ってみた。
もちろん立体駐車場の5階。
なるほど、こりゃいい眺めだ。
奥のカーブからストレートが続き、
ちょうどDLの排気が被って編成がボケ気味になるのも素敵!

イメージ 1


立体駐車場の中なので、直射日光にさらされることもないし、
列車を待つ間も原稿がはかどる。

今日はラッキーなことに事業用客車もキャッチ。
おそらく年に何度もないシーンだ。

イメージ 2

イメージ 3


機関車2両に事業用客車1両、ぜいたくな編成だな〜。

教えてもらっていなければ、立体駐車場5階からの眺めを知らずに終わるところだった。
撮れた写真はさっそく送って報告。
地元の方々のメーリングリストにも加えて頂いたので、これからますます楽しみだ。
秋晴れ。
雲ひとつない、抜けるような青空。

しかし、この素敵な季節は長続きしない。
木々が葉を落とし、朝の冷え込みが日に日に厳しくなっていく。
そのうち、寒くて屋外で写真を撮ろうなんて思えなくなる厳しい冬がやってくる。

と、ある種の焦りに背中を押されて、仕事がオフだった昨日、
自宅から車で30分ほどのBoyds駅を訪れた。
ここは日曜日に家族で訪れたばかりの駅。
http://blogs.yahoo.co.jp/open7days8nights/56882011.html

この駅の両側にはいい具合のカーブがあって、列車を正面がちに捉えられる。
駅の駐車場に車を止め、列車の接近が音でわかるように窓をあけて、
ノートパソコン持参で本の原稿を書きながら、のんびりと列車を待つ。

駅に着いて数分でホッパー車を連ねた事業用列車が通過し、
さらに数分で今度はゴミ運搬列車が通過した。

Boyds駅は、朝早くに3本の通勤列車がワシントンDCに出てしまうと、
夕方に3本の列車がワシントンDCからの帰宅客を降ろすまで、列車が通過するばかりだ。
誰もやってこない静かな駅前、通過列車の合間は、ひたすら原稿に打ち込んだ。

お昼ごはんも、持参したリンゴとシリアルバーで簡単に済ませた。
午後になって、大本命のアムトラックの「キャピトル・リミテッド」を狙う。

イメージ 1


午後に入って、光線条件はさらにいい感じになってきた。
ふと、線路を横切っていく動物の姿が目に入った。
犬かと思ったら、なんとキツネだった。
慣れた様子で線路を横切っていく。

イメージ 2


午後2時、ゴミを下ろし終わった返空回送列車が帰ってきた。
カーブの向こうまで連なる統一編成はゴミ運搬列車ながら美しい。

イメージ 3


本当に静かだったが、例外的に人がやってくることもあった。
ひと気の無い駅前は、ワケあり男女にとっても好都合な待ち合わせ場所だったらしい。

誰も居ないはずの駅前、しかし今日はそこに僕が居るものだから、非常に都合が悪かったようだ。
1台の車でやって来てから、その男女はなかなか車から降りて来なかった。
しばらくして、女性が車からさっと下りてきて、別々の車で駅前から去って行った。
もちろん邪魔をする気などなく、そちらを見ないようにはしていたのだが。

午後3時、この日最後に撮ったのは、4重連に牽引された事業用ホッパー車編成。
この日のしめくくりにふさわしい編成が来てくれた。

イメージ 4


書いた原稿を保存すると、秋の一日を満喫したBoyds駅を後にした。
貨物ではまだまだ主要な地位を手放さないアメリカの鉄道だが、
それでも会社合併で重複区間が廃止になったりと、廃線跡は多い。

メリーランド州にもいくつかの廃線跡があり、
今日はそのうちの一つ、コロンビアの工業地区に敷設されていたレールを訪ねた。
ワシントンDCとボルチモアの中間ぐらいに位置し、総延長は10キロ近い。

線の一番端の区間。
なんとレールとレールの間には太い木が生えていた。
イメージ 1

藪の中には、かわいい色使いのポイントの転てつ器が。
イメージ 2

それより手前の区間ではレールが撤去され、枕木が掘り起こされて無残な姿に。
イメージ 3

主要道路との踏切はそのまま残されていた。
イメージ 4

その先、Jessup方面を見る。レールは残っているものの、錆付いたまま。
イメージ 5

沿線には大きな倉庫や事業所もあるのだが、それら全部が貨物扱いを止めたのが寂しい。

この廃線跡、首都圏にも近く、コロンビア市街地にも近い。
大半はレールも残っているので、通勤路線としての活用など、
これからの再利用が起こらないとも限らない。この廃線跡に明るい未来があるといいのだが!

小心火車?

いつもの踏切のすぐ向かいにある中華料理店。
店内から踏切がちょろっと見えることもあってお気に入り。

ただ、汽笛が聞こえてくると、食事そっちのけで列車が気になるが(笑)

その店内で見かけたサイン。

「小心地滑」

イメージ 1


イラストで「転倒注意」の意味だとわかる。

「小心」・・・日本語では「小心者」を思い起こさせるが、
それも「注意深い者」と考えれば、意味は似ている。


以前、中国の上海で見かけた標識を思い出した。

「小心火車」

小心は同じとして、さて、「火車」とは?

ウィキペディアで調べると、日本語では

「生前、悪事を犯した亡者をのせて地獄に運ぶとされる、火が燃えている車のこと」となるが・・・

正解は、列車のこと。

「小心火車」で、これは踏切に立てられている看板だったのだ。

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