おやこ鉄◎日記 ススメ親子鉄道!

「おやこ鉄」が本になりました。 イカロス出版「学ぼう、遊ぼう、おやこ鉄っ!」、4月21日発売です。

航空機◎観察日記

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ウォール・ストリート・ジャーナルの一面。

ボーイングが787の初飛行を成功させた記事をトップで掲載した。

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ボーイングのストやらで飛行試験が遅れに遅れ、
「ドリームライナー」はもはや夢か悪夢かという状態になっていたが、
2年遅れでようやく夢が現実に近づいてきた。

ANAにはその第1号機を筆頭に55機が納入される予定。
早くからチケットのジャケットにも世界第1号の導入をアピールしてきただけに、
待ちに待った夢といった感じで、
初飛行の成功はスタッフの間でも明るいニュースとなった。

納入は2010年の下半期になる模様。
今からその日が楽しみだ。
国立航空宇宙博物の別館、「ウドバー・ハジー・センター」。

ここにはスペースシャトルもいれば、コンコルドも、トムキャットもいる。

しかし、我々日本人には、
B-29「エノラ・ゲイ」を無視して通ることはできない。

これまで何度も別館に来ているが、
今日は初めて一人で来た。

館全体を案内する必要がなかったので、館内をゆっくりと歩いた。
B-29も見るつもりで来ていた。
しかし、いざ一人でその前に立つと、そこから動けなくなった。

その圧倒的な存在感のせいもあった。
館の真ん中でジャッキアップして展示されていることもあったし、
その輝きがまだ生々しいこともあった。

戦争から60年以上が経つというのに、
タイヤのゴムも艶やかで、
まるで昨日まで飛んでいたかのように見えたせいもあった。
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しかし、動けなくなったのは、そんなことのせいではなかった。

日本人として、
この戦闘機と特別な感情無しに相対することができなかったのだ。

機体の下部にあるハッチ、そこから広島に原爆が落とされ、多くの日本人の命が奪われた。

操縦席に小さな扇風機が付いているのが見える。
地上で灼熱の地獄が生まれている中で、
上空からこの扇風機のそよ風に当たりながら引き返して行ったということか。

ガイドブックには、
「日本人にとっては複雑な感情をもたずに見ることは難かしい機体でもある」と書かれている。


複雑な感情?


複雑にしているのは、素直な感情を無理やりに抑え込もうとしているからだけではないだろうか。
素直な感情に耳を傾ければ、「憤り」という極めてシンプルなものが聞こえてくるだけだ。

確かに当時の日本の軍に問題はあっただろう。
確かにこれで第二次世界大戦は終結を迎えることになっただろう。

だからといって、生きている人間の上に原爆を落とすことが、正当化されようか。
大量殺戮に、正義など存在しようか。


人間として、「憤る」という自然な感情を抑え込んだままの不自然な状態が、
あまりに長く続きすぎているのではないだろうか。

大戦に負けてから60年以上経っている。
もちろん僕は戦争を知らない。
しかし、このB-29を目の前にして、あるべき自然な感情を体の中に自覚することができた。

日本人として、アメリカで一番見逃してはならない物は、きっとこれであったのだ。

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テネシー州・メンフィスの「ミッドサウス航空ショー」。


いよいよ次はブルーエンジェルズの出番。

観客席の右側でずっと待機していた
F/A-18ホーネットが1番機から順に滑走路へ出て行く。

滑走路から次々と飛び立つ、
その音からしてすごい。

有名なダイアモンド編隊。
一番近いところで機体どおしは1mも離れていない。
そして速すぎて
カメラで追い回してもピントが追いつかない。

ド・ド迫力は
左右両側から観客席の目前で交差する
ナイフエッジパス。

もう本当に当たりそうで、
最初は思わず目を閉じた。

上空の優雅なロールを見ていたら、

いきなり単機で
低いところを時速1100キロで飛んできた。
スニークパス。
驚かされた。

青空に白い軌跡をたくさん残して、
しかしカメラには映像はあまり残してくれないまま、
ブルーエンジェルズ着陸。

いや、ほんとにすごかった。
びりびりきた。
酔いしれた。
楽しかった。

帰りには会場入口で足止めされて
ゴミでいっぱいになった
ダンボールの後始末。

アーカンサスのホテルへ帰って、
明日はエルビス・プレスリー御殿、
グレースランドだ。

(つづくはず)

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テネシー州・メンフィスの「ミッドサウス航空ショー」。

会場入口で手荷物のチェック。
ここでおとがめが入った。
レジャーシートを入れたダンボール箱、

「これは持っては入れないよ」
「ここで預かっておくから」

確かに預かって下さった。
それは会場入口のちょうどいい場所に置かれたので、
帰りに取りに戻る頃には、
好都合なゴミ箱として活躍しているのであった。

頭上をカナダのスノーバーズが飛んでいく。
長男はそのたびに耳をふさいでいる。

「この音が楽しいんだってば!」

ケラケラ笑っているのは1歳の長女のほうだ。

会場では入ってすぐのところで
大型の輸送機が内部を公開している。
ついそっちに立ち寄ってしまう。

「ねぇ、早く見に行こうよ」

でも今度はヘリの操縦席。

やっと観覧場所に着いて、
上を見上げると、
プロペラ機が
ものすごい技を披露している。

空に豚のシッポを描くように
クルクルと回転しながら急降下。

そのあと2機で
上空に大きなハートのマークを描いた。

F/A-18ホーネットの
ブルーエンジェルズ、
出番は最後の午後4時だ。

(パート3に続く)

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テネシー州・メンフィスで開催される
「ミッドサウス航空ショー」の予告記事が
アラバマ州の新聞にも写真入りで掲載された。

F/A-18ホーネットで編成された
ブルーエンジェルズが目玉。

なんぼ鉄道が好きでも、
さすがにブルーエンジェルズぐらいは知っている。

それが間近で見られる機会などめったにない。

新聞には、
参加する機種のほかに、

「サンスクリーンとサングラス、
 帽子、
 履き心地の良い靴、
 折りたたみのガーデンチェアを持ってくると良い」

などと懇切丁寧な解説まで書いてある。

前夜のうちに荷造りを済ませ
家族全員5時起床、
6時半出発。

途中で妻は大学に立ち寄って
実験を済ませ、
あとは一路メンフィス。

片道4時間、
US78号線をひた走る。

将来はI−22に格上げされるらしいこの道路、
途中からは信号もなくスイスイとメンフィス市内に入った。

会場が近づくと、
頭上をカナダのスノーバーズの編隊が飛んでゆく。
大人ひとり20ドルの入場料を払って
駐車場に車を止めている間も、
頭上を編隊が飛び回っている。

「早く早く!」
会場への足取りが自然と早くなる。

(その2へ続く)

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