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新年、我が家は大騒ぎでスタートした。
1月2日に届いた1通の通知。
それは妻の異動日時を知らせるものだった。
なんと、5日後の1月7日から!
もちろん間に合わないので、
1月15日に引越しすることになったが、
それでも時間は足りない。
引越し業者の手配、
異動先のアパート探し、
荷造り、
大掃除。
新年に入ってからは、
毎日のように行っていた陸橋が遠くなった。
最初はどうなるかと思ったが、
幸いにも現地の日本人のエージェントさんの尽力で、
アパートも見つかり、
荷造りのほうもなんとか一段落した。
今日は長男と妻をそれぞれ送り届けたあと、
これが最後になるであろう定点観察に立ち寄ることにした。
陸橋に着くやいなや、
カメラを構える間もなく
CSXの貨物列車が下を通り過ぎてゆく。
反対からはNSの貨物列車も到着。
天気も晴れ、
風もなく穏やかで、
絶好の撮影コンディションだったが、
・・・・!
「充電して下さい」のメッセージ!
しばらくカメラを触っていなかったので、
充電をすっかり忘れていた。
(ま、今日は最後だし、
自分の眼に焼き付けておくか)
それでも、
せめて最後の1ショットだけでも撮れないかと、
充電電池を手の中で握りながら暖めた。
ふと、
また反対から貨物列車が差し掛かっているのに気が付いた。
あまりに静かなので接近に気がつかなかった。
それもそのはず、
機関車は遠くにおり、
貨車はポンと突放されて転がって来たのだった。
すぐに別の機関車がやってきて、
陸橋の下で連結作業をしている。
「これを見るのも最後か・・・」
ぼんやり眺めていると、
?!
貨車と貨車の間に、
オレンジ色の小さな台車のようなものがはさまっている。
それも貨車の一部ではなく、
独立した車両のようだ。
これは撮らねば!
電池は少しは蘇っただろうか?
カメラにセットしたら、
なんとか作動した。
望遠で狙ってみた。
Southern 992508と番号も与えられている。
そして小さく「Scale Test Car」と書いてある。
日本で言う検重車に相当するのだろうか?
アメリカのすべての貨車の中でも、
これが最小なのではないだろうか。
5月末にアラバマ州に来て以来、
平日はほぼ毎日、
勤務のごとく続けていた貨物列車の観察。
最後の最後はご褒美のように、
楽しい車両が登場して締めくくってくれた。
これをラストにご紹介できたのは
書いてる当人としてもハッピーだ。
かなり偏った内容のブログでしたが、
応援下さった皆様には本当に感謝です。
異動先に果たして観察ポイントはあるのか?
ブログはまた続くのか?
それはまだ私にもナゾです。
ひとまず、
アメリカン貨物列車◎観察日記・アラバマ編、
これにて完結です。
ありがとうございました。
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