おやこ鉄◎日記 ススメ親子鉄道!

「おやこ鉄」が本になりました。 イカロス出版「学ぼう、遊ぼう、おやこ鉄っ!」、4月21日発売です。

ワシントンDC◎観察日記

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あけましておめでとうございます m(_ _)m
今年もよろしくお願い致します。

って、実はアメリカはまだ2009年12月31日、午前11時前。
まだ年越しまで13時間以上もある。
地球って広いなぁと実感。

さて、昨日、2009年の締めくくりに、
世界一大きいブルーダイヤ「ホープダイヤモンド」を見に行ってきた。

このダイヤモンド、所有者を転々とする間に、数奇な運命をたどったことでも知られ、
「呪いのダイヤ」とさえ呼ばれているが、ダイヤ自身はわれ関せずと輝き続けている。

映画「タイタニック」にも登場したことでその知名度はさらに上がり、
ワシントンDCの「自然史博物館」でも一番人気の展示物となっている。

警備員が常時目を光らせる小さなホールの中央に、
お目当ての「ホープダイヤモンド」が光った。
イメージ 1

こんなふうにキラキラ光るのは、
一定時間ごとに台座が回転して、様々な角度から光が入るから。
そして取り囲む見学者に公平に鑑賞する機会を作っている。

世界一大きいというだけあって、
これがダイヤだというのが実感できないほど。

その大きさ、45.52カラット。
しかし、17世紀の当時は112.18カラットだったというから、
今よりはるかに大きかったのだ。

さて、不況だデフレだと騒がしいまま迎えた2010年だが、
ダイヤのように堅い意志を持ち、輝きを失わないで突き進みたいものだ。

って、ダイヤの大きさと輝きにクラクラしながらでは説得力に乏しいか(笑)

今年一年が、皆様にとって輝ける一年となりますように〜!
ワシントンDCで一番の見どころと言えば?

スミソニアンの博物館群。


その中で一番人気と言えば?

航空宇宙博物館!


アメリカを去る日が近づいて来たので、
しばらく行っていなかった航空宇宙博物館に久々に行ってきた。

子供たちは冬休みに入っているので、
午前中の早めから行ったのに、入口には長い行列。
館内でもすでにシミュレータなどは列が出来ていた。

この博物館には、これまで何度も来ているので、
今日は見たい機体をピンポイントで。

まずはこれ。

1903年に人類初の動力飛行に成功した、
「ライト兄弟1903フライヤー」。

これ、レプリカではなくて本物。
イメージ 1


張られている布はなんと女性用下着の生地だとか。
さすがに布だけは傷んでしまうので張り替えられているが、
オリジナルのものも保存されて展示されていた。

その人類初の動力飛行から100周年を記念して展示物が増強され、
いかにライト兄弟が緻密に、そして熱心に取り組んだか、
その道のりが解説されている。

それまでのセオリーと、実際のデータが異なれば、
何度も自分たちで検証して、
実際に作ってみて、
実証してみる。
単なる偶然や、
一時的な好奇心だけで成し遂げられたのではない。
これは成るべくして成った偉業だと実感した。


そして、もう一つのお目当てが、
旧日本軍のゼロ戦。
イメージ 2

ちょうど館のスタッフによる解説が始まったので、耳を傾けてみた。

すると、このゼロ戦を大戦中に「生け捕り」にできたことで、
アメリカ軍はその機体を徹底的に検証し、
ゼロ戦の弱点を3つ見つけ、実戦で応用したという。
その気になる3つの弱点と、実戦での応用とは・・・?

1.燃料タンクが機体の下側にあって、防爆構造になっていないから、そこを狙うよう指示。
2.操縦者を守るための防弾装置がないことを突き止め、同じくそこを狙うよう指示。
3.ゼロ戦は急降下したときの左右への操舵性が弱いので、急降下しながら右に急旋回するよう指示。


が〜ん。

アメリカ軍にこれだけゼロ戦の弱点を突き止められていたのだ。


スタッフはさらに続けた。

「ゼロ戦はそれらの弱点が克服されなかったので、こうした対策のおかげで、アメリカ軍のパイロットが何人も救われたのだ。」

相手の弱点を研究して、そこを攻める。
野球でも、これは絶対だよなぁ。
戦争で、敵方にそれをされてしまっていたのでは・・・。

なんとも複雑な思いで解説を聞いた。

今日はピンポイントで見るつもりが、
これでたぶん最後だと思うと、つい欲が出て、
昼食も摂らないまま午後3時ぐらいまで館内をくまなく歩き回った。

圧倒的なボリュームとジャンルの広さ。
たとえ飛行機にあまり興味がなくても、ワシントンDCでこの博物館はやはり必見。
大惨事を引き起こしたワシントンDCの地下鉄=メトロ。

昨日はCSXが運転を再開し、街に汽笛が戻ってきた。
子供を迎えに行った帰りには、踏切に引っかかり、長い長い貨物列車の横断を見守った。

メトロのほうも、事故区間を単線運転として、
かつ運行を午前5〜10時と午後3時〜10時に限定して今日から再開した。
事故調査の委員会が現場を精査するための時間を確保したと伝えられている。

運行再開を伝えるメトロのHP
http://www.wmata.com/index.cfm

首都圏の大動脈だけに、いつまでも止めておけないという事情はあるのだが、
事故原因もわからないまま単線の交互運転、しかもコンピュータを使わないマニュアル運転。

はやく事故原因が究明されて、全面的な安全運行を再開してほしいと願うばかり。

事故を伝える新聞記事
イメージ 1

昨日はあれだけの大惨事となったワシントンDCの地下鉄、レッドライン。

昨日の放送でも、「大幅な遅れが見込まれるので、明日は他の交通機関を」と盛んに呼びかけた。

さて、今朝のレッドラインは・・・。

いつもどおりに通勤ラッシュだったらしい。
何事にも動じないのは、先の新型インフルエンザでも感じたが、
これがアメリカン気質なんだなぁ・・・。

多少は道路がいつもより混んでいたが、
レッドラインと並行して走るCSXも不通のため、今日は貨物も通勤も特急も運休。
踏切の遮断機が降りないため、かえって道路はスムーズ。

事故原因は、コンピュータの問題が指摘され始めているようだ。
今日の列車運行はそのコンピュータを止めて、マニュアルで行なっているらしい。
それもそれで、また危なっかしいのだが・・・。

夕方、ふとテレビをつけて、目に飛び込んできたのが、積み重なった地下鉄車両の映像。

今日午後5時5分ごろ、地下鉄レッドラインのフォート・トッテン駅〜タコマ駅間で、さらに先行する列車が駅から発車していくのを待つために、駅の手前で停車していた先行列車に、後続の列車が追突して乗り上げ、積み重なるような状態となった。

現場には周辺の郡からも救急隊が応援に駆けつけ、負傷者の迅速な救助に努めたが、少なくとも4人が死亡、死傷者の合計は70名と発表されている。

夕方は妻がレッドラインを利用して帰宅してくるが、駅に行ったときはホームが人で混雑していて、構内放送で「払い戻しを行なう」と説明が流れてきたのを聞いて、列車が止まっていると直感してバスで帰ってきたという。

帰宅した妻に聞いたところでは、「ホームには、次の列車まであと5分、3分と表示されるのに、列車は来なかった」らしく、運行管理システムが混乱していたことをうかがわせた。

夕方からテレビは現場からの中継を流しっぱなしで、「今夜も明朝も、レッドラインは調査のため、大幅な遅れが見込まれるので別の交通機関を使え」と盛んに呼びかけている。

いまのところ、なぜ停車していた先行列車に、後続列車が突っ込んだのかはわかっておらず、システムのエラーなのか、運転士のエラーなのかはまだわかっていない。

通常であれば、1つの区間には1つの列車しか入れないようなシステムになっているが、今日は現実に1つの区間に2つの列車が入って事故が起こっており、少なくともシステムが衝突を防ぎ得ていなかったことははっきりしている。

昨日も家族でレッドラインに乗ったが、いつも駅の出口が近い最後尾車両を選んで乗っているので、今回の事故はちょっとショックであった。今後のしっかりとした原因究明が待たれるところである。

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