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ついに「あの電車を救え!」が印刷工程を終えて、 |

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ついに「あの電車を救え!」が印刷工程を終えて、 |
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ついに今日という日を迎えました。 昨年6月14日、岩手・宮城内陸地震により宮城県栗原市の旅館「駒の湯温泉」で、親友の岸由一郎君が亡くなりました。享年35歳でした。 あの日以来、岸君の生涯をまとめた本を書こうと取り組んできて、ようやく自費出版の図書として発刊できる見通ししとなりました。さきほど、編集を担当して下さっている方に、初校前の最後の原稿をお送りしました。今日という日のことは、いろんな気持ちが入り交ざって、一言では言い表せません。 岸君は、交通博物館(東京都)、そして鉄道博物館(埼玉県)の学芸員として、展示車両に深い愛情を注ぎ、それらの車両の維持や管理、解説資料の作成などにあたっていました。鉄道の文化財にプロの立場から関わる一方、ボランティア活動として、鉄道車両の保存活動にも熱心に取り組んでいました。 地震の前日は、廃線となった「くりはら田園鉄道」の施設の活用について話し合う会議に出席するため、宮城県栗原市に来ていました。 実家のある群馬県での葬儀には、友人や関係者など延べ900人もの人が集まり、岸君の若すぎる死を惜しみました。 本の中では、ボロボロの状態で解体寸前だった車両たちを、自らボランティアとして率先して修復し、その歴史的価値を広く伝えることで、全国各地の鉄道車両を後世に残す道筋をつけた実例として、新潟交通(新潟県)の「モワ51」「キ116」「モハ11」、蒲原鉄道(新潟県)の木造貨車群、東京都電(東京都)の「6191号」「6086号」、遠州鉄道(静岡県)の「ト404」などでの取り組みを紹介しました。 都電6191号の修復に励む岸君(2006年4月22日撮影) また、岸君が執筆した鉄道に関する本として、「全国トロッコ列車」「交通博物館のすべて」「十和田観光電鉄の80年」などについて紹介しています。 ほかにも、取り壊しのため立ち退いたアパートを、きれいに掃除してから掃除機を手に持って電車に乗った話など、岸君の人柄が伝わってくるユニークな事柄も盛り込みました。 岸君がこうしたボランティア活動や執筆活動にエネルギーを注いだ背景には、長年活躍した鉄道車両や、その車両を守るために現場で頑張られた鉄道マン、そして地域の「誇り」を取り戻したい、守りたいという動機がありました。 岸君がいかにして「誇り」と出会い、その誇りを守るために活動を続けたのか、ご両親や同級生から聞いた少年時代からのエピソードなどを紹介しながら、岸君が示し続けた生き方について、多くの方に知ってもらえればと思っています。 本のタイトルは最終検討中で、発行部数は2000部、7月中旬に全国の書店で発売予定です。詳しくは追ってご紹介します。
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みなさま、あけましておめでとうございます。 |
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