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ロシアを代表するマリインスキー劇場の芸術監督として世界に名を馳せる巨匠。
彼は新しいオペラの可能性を追求する、エネルギッシュでアグレッシブな音楽家です。新しすぎて、ノンビリしすぎている私には「ついてけない」部分も多い芸術家です。
芸術を極めるのと同時に、彼が取り組んでいるのは「世界平和」です。
日本公演を前に「徹子の部屋」に出演なさった時に聞いたお話で興味を持ち、そしてNHKが前橋汀子さんをインタビュアーにゲルギエフ氏の芸術と平和への取り組みを特集番組にしたものを先日拝見して、(あまりに感動したので地上波とBSで両方の放送を見た!!)さらに関心を深めました。
彼の郷里は オセチア。
昨日までは世界中の人々が「それって何処?」って感じだったと思うし、私自身も最近まで場所を知りませんでした。
しかし今日は世界のトップニュースとして その地名は世界中に地図と共に報道されたことでしょう。
私はかの地に知人友人は居らず、「雲の上の人」ゲルギエフ氏を一方的に知っているだけ、です。しかし、今回の紛争勃発で、ゲルギエフ氏がどれほど落胆し、心を痛め、家族や友人を心配しているかを思うと、とても辛い気持ちになります。
実際には何の力にもなれないけれど、でも、ニュースを見て「ああ、そうなんだ、またか」と思うだけではなく、映像で見た風光明媚な場所が紛争の危機の中にある、と、思うだけでとても心が痛む・・・そういう気持ちになる人を少しでも増やしただけ、ゲルギエフ氏が素晴らしい演奏をし、日本のTV番組の取材を受けた意味があるのだ、と、思います。
何のための「平和の祭典」なのか・・・・相変わらず世界中で戦火は絶えません。
キレイごと言ってられないような、やむにやまれぬ事情があるのでしょうが、・・・・。
とりあえず、平和な国の中で、のほほんと空調の効いた部屋で五輪観戦をしていることが 当たり前ではないことを 深く感じ入る出来事です。
無理な争いで得る物質的な豊かさよりも 貧しいながらも平和であることがどれほど幸福なことか、日本はそれを一番よく知っている国なのではなかったか・・・・広島、長崎の平和式典に続いてすぐに新しい戦争が起きてしまったこと、残念でなりません。
One World One Dream・・・・。
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世界平和に取り組む演出家、すごいですね。今回の戦争は残念でなりません。たしかに私達日本人には分からない事情があるのかもしれませんが、とても心が痛みます。ゲルギエフ氏には活動を続けてほしいですね。
2008/8/11(月) 午前 4:42 [ ravannemariko ]
ゲルギエフ氏の故郷では、数年前に小学校がテロの対象となり、多数の子供達の命が奪われました。その後もいろいろあって、今回はグルジアとロシアが戦闘態勢に入ってしまいました・・・・・。
「ロシアは天然ガスや石油があるから豊かなのではない。文化遺産こそが最も価値ある素晴らしい財産なのです」と語るゲルギエフ氏、私もロシア文学を読み、ロシアの音楽を聴き、その豊かさを思っています。
2008/8/12(火) 午前 3:49