『日本周遊紀行』

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日本周遊紀行(127)袖ヶ浦 「アクアライン」 



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木更津より海上部の「アクアライン」



「東京湾・アクアライン」・・、

袖ヶ浦蔵波台に、小生の実弟家族が住んでいる。
北国を遠路遥々(はるばる)巡ってきた、その様子を一言、二言話しをしてみよう、不在ならそのまま帰路をとろうと尋ねてみた。 
幸い奥さん(義妹)が在宅であったので事の様子を話し、ついでに四方山話(よもやまばなし)をしながら館山で求めた手土産を納めた。 
そして、心配りの渋茶と添え物を戴き、身も心も仄々(ほのぼの)として宅を辞した。

弟は学卒以来、土木建設の会社に一途に身を置き、千葉湾岸工業地域の造成開発、建設に勤しんでいる。 特に昨今開通した東京湾横断道路、愛称「東京湾アクアライン」の建設に携わり、その完成を見た時、一種安堵感と至福感を味わったと、しみじみ話していた。

これから、この東京湾アクアラインを渡ることになる。 



東京湾上に道路が開通した・・!、

1997年12月、東京湾に自動車専用道路が開通した。 
その名を愛称では「東京湾アクアライン」といい、正式名称は「東京湾横断道路」という。、
ここ木更津から東京湾を横断して神奈川県川崎市へ至っている自動車専用高速道路である。 木更津沖合い4.4km に造られた人工島「海ほたる」を接点として、海上ルート約5km と海底ルート約10km、つまりトンネルと橋梁を15kmで結ばれている。

世界で最も長い水底トンネルは本州と北海道を結ぶ青函トンネルで、長さは53.8kmとアクアトンネルの5倍以上の長さがある。 
しかし、この青函トンネルは鉄道トンネルであり、自動車が通行できる最長の水底トンネルと限定すれば、アクアトンネルが最長となるという。

文字どおり最先端のテクノロジーを駆使した20世紀最後のビッグプロジェクトであり、世界の様々な分野から注目を集めたという。 
海上ルートを支える橋梁の上・下部は、あらかじめ陸上で製作した構造体を海上輸送し、クレーン船や台船を使って設置。
トンネル部は外径14.14m、重量3,200tにも及ぶ世界最大級のシールドマシンが掘り進んだ。
また、海中に設置した汚濁防止膜や杭打ち時の防音対策などは、環境保全にも細心の配慮を施した工事として、世界的にも大きな評価を得ているという。

総工費は約1兆4,000億円、この高額建設費のため通行料が非常に高く、当初普通車で4000円以上であたが、現在は3000円である。実際、想定していたほどの利用車が無いのが現状で、年間の欠損は数百億円とか、昨今の道路公団の民営化で果たしてアクアラインは・・??。



木更津からは海の道を、川崎からは長いトンネルを抜けると、そこは東京湾のど真ん中、周辺の景色を360度一望できる「海ほたる」があり、海上に浮かぶ巨大なパーキングエリアである。 

1階から3階までは駐車場で約480台収容でき、4〜5階には食堂、レストランや東京や神奈川のお土産、房総の名産・海産物、東京湾アクアライングッズなどを取りそろえたショッピング施設がある。 情報コーナーには、アクアラインの概要や建設に使用した各種工作物、巨大シールドマシンの断片などが展示してある。

ここの産かどうかは定かでないが、特大な貝付きの生牡蠣(なまがき)を買い、手土産にして袖ヶ浦の実弟宅で食したのが思い起こされる。 
「海ほたる」の5階・展望ゾーンから見る千葉市街から大東京のビル群は、小雨の中にやや霞んで見えていた。

次回は、「葉」




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