ここから本文です
四季*おり*オリ*の散歩道で♪
長きにわたってお世話になり、誠にありがとうございました。m(_ _)m

書庫全体表示

護摩堂山に伝わる話♪

初夏のアジサイが綺麗な護摩堂山には、2つの不思議な話が伝わっています。

   まず1つ目は “団九郎伝説” です。

   二の丸跡から道が付いているので登ってみると
   蔵屋敷跡の郭の下になる辺りに、お狐さまが祀られていました。
イメージ 1

団九郎伝説とは、こんな話です。。。
【団九郎狐のお産】
護摩堂山に棲む狐がお産をした。
お産の時、近くの産婆さんが頼まれて行ったという話。

ある暗い晩のこと、夜遅く 産婆さんの大戸をたたく音がした。
目を覚ました産婆さんは「こんなに遅く誰だろう」 
薄気味悪いが出てみると、一人の男が心配そうに立っている。
「今家の女房が難産で苦しんでいる。
      夜中で御苦労さんだが子供をとりあげてもらいたい。」
産婆さんは支度をしようとしていると
「そのまま直ぐ来てもらいたい。
 さぁ、眼をしっかり閉じて、私の背中に乗ってもらいたい。
 よしと言うまで決して眼を開けないで、さぁ 早く、早く。」
言われるままに、行先も聞かずに、産婆さんはいやおう言わさず背負われて
男の言うままにじっと眼を閉じていた。

しばらく行っておろろされたところが 護摩堂山の団九郎岩屋であった。
奥にはか細い灯りの脇で、美しい女性が苦しんでいる。
産婆さんの手厚い扱いで、間もなく男の子が産まれた。
男も女も大そう喜んで、産婆さんにはたくさんの祝儀と一振りの短刀を御礼にあげ
再び男に背負われて帰ったという。
産婆さんを送り届けると
 「このことは誰にも話してくれるな。」といったという話。

憶測は、身分ある村松藩士の娘が不義の子を生み、世間をはばかって
この岩屋でお産したのだと、無風流な添言を定説のようにも伝えている。
団九郎とは古狐の渾名である。
護摩堂城が落城し、城址が荒れた頃 佐渡島から渡って来て
この洞窟に棲みついたという。
*子供が無事に生まれたお礼に、団九郎は産婆さんに短刀をあげたといいます。
 その短刀は、今でも産婆さんの子孫の家に残っているといいます。
                        【現地案内版より】

この“団九郎”という名前。。。
私が小学生くらいの時、父と伯母が話している会話の中で聞いた覚えがありました。

   きっと狐の話ではなく、今でも残る地名の事だったと思いますが。。。
 
護摩堂山を登る途中の8合目付近から右にそれ、100mほど進んだ場所に
団久郎穴と呼ばれる穴があったそうです。
昔はこの穴の前に立ち、膳や食器の借入れをお願いすると
頼んだ通りのものが翌日用意されていたとの事です。
しかし、借りたまま返さない人が出てから二度と貸してもらえなくなり
その後この狐は青山に引っ越して行ってしまったそうです。

その後、昭和の初期に観光協会の手で発掘を試みましたが
ついにこの穴は発見出来なかったそうです。
   


そして、もう1つは “焼き米伝説” です。
【護摩堂伝説】
護摩堂山の頂上近く、清水の湧き出ているあたり
今でも焼き米が僅かながら出ることがある。
米が炭化して真っ黒になっているものである。
この米は、城主・羽生田周防守が黒鳥兵衛に攻められ
落城の際のものだといわれている。

敵のため、水攻めにあった護摩堂城では困り果て、一計を案じ 
城内に積まれた兵糧米を滝のように流し、敵には城内水は豊富で
水攻めなどには砕けはしないと見せかけたが、城中深く敵方の間者
城内女中として住み込んでいた「おゆき」が内通したため
ついに城は落ちてしまった。
滝のように流した米が落城の火で焼け、炭化して残っているということである。

たまたま落城した日が重陽9月の節句であった。
村々では、餅をついて節句を祝った事は、今も昔も変わりはない。
既に餅をつけなかった村人は「こわめし」のまま食べた。
このことがあって、今でも9月の節句を祝うのに
ある部落は餅をつき、ある部落は赤飯で祝っている。
護摩堂城が落ちた頃、膨大な軍用金が山の何処かに埋められているという。
「朝日さす、夕日さす、二足、三足」という地点が埋められた場所だというが
今だに掘り出したという話はない。
                         【現地案内版より】

今は平和で、たくさんの人が観光に訪れるこの山も
昔は確かにこの場所でも戦があった。。。

たくさんの血が流れた場所でもあることを再確認させられました。



また、護摩堂山周辺には “越後七不思議” のひとつ
「繋ぎ榧(つなぎガヤ)」の自生地もあります。
天然記念物にもなっていて、糸を通したような穴のある実のなるカヤの木のことです。
親鸞が植えた食膳のカヤの実から育ったと伝えられています。
      ※ブログのお友達が記事にされていますので、TBしてみました。
             興味のある方はTB先へどうぞ!


紫陽花の咲くころ、不思議がたくさんの護摩堂山登山。。。
何か新しい発見があるかも知れませんよ。  


    © 2005-2009 四季*おり*オリ*の散歩道で♪. All Rights Reserved.
 

  • 顔アイコン

    キツネに対する信仰は全国にあって、各地でいろんな物語がありますね。

    KAWA

    2009/12/4(金) 午後 3:44

  • 顔アイコン

    うちのチビはディズニーに毒されて!?好んで読むのはオーロラ姫や白雪姫などのバタくさい話ばかり。。。(^^;;
    自分たちが住む日本にも、身近に昔話や伝説がいろいろあるから、子供達にも話して聞かせたいものです。。。

    [ mic**amomil*ean** ]

    2009/12/4(金) 午後 3:46

  • アバター

    きゅんさんへ♪
    昔から伝わる話。。いろいろありますね。
    もっと探したら面白いな〜って思いますけど、この団九郎の話も、詳しくは知らなかったんです。
    自分の住んでる上でも、全く違う歴史を過ぎてきてるんですよね。

    ちぇるしー

    2009/12/4(金) 午後 9:12

  • アバター

    たまっちさんへ♪
    確かに伝説。。。何処まで本当なのか分かりませんが、いろいろな教訓を秘めた話も多いですよね。
    地元に伝わる話、また調べてみたいです。

    ちぇるしー

    2009/12/4(金) 午後 9:14

  • アバター

    sakuraママさんへ♪
    今年の大河ドラマが地元の話だったので、そこからドラマの地を巡る旅を。。。
    歴史は全く苦手でしたので、すべてが新鮮だったりします。
    自分で歩いて、写真を撮って。。。家に帰って調べて記事にする。
    やっと面白さが分かってきたかも知れません。

    ちぇるしー

    2009/12/4(金) 午後 9:18

  • アバター

    オセロままさんへ♪
    コメント長くても平気ですよ。 身の上話、楽しく読ませていただきました。
    まさに団九郎キツネのお産のような話です。
    おじさんも、お父様の留守中。。。万が一の事があってはって一生懸命だったんでしょうね。
    一生頭が上がらない人ですね。(*^_^*)

    ちぇるしー

    2009/12/4(金) 午後 9:21

  • 顔アイコン

    護摩堂山周辺には、様々な伝説があるんですね。焼き米伝説は、悲しい話ですね。
    ところで、TBいただき有難うございました。
    こちらもTBさせていただきます。

    アノニマ

    2009/12/4(金) 午後 9:23

  • アバター

    ***さんへ♪
    いいお名前もらいましたね。(*^_^*)
    生まれた瞬間、親も思い出深いですしね。
    その時の光景が思い浮かぶって、宝物だと思います。
    名は体を表すんですよ!(*^_^*)

    ちぇるしー

    2009/12/4(金) 午後 9:23

  • アバター

    レオママさんへ♪
    こちらにも、まだまだ知らない話って多いと思います。
    語り手もいないですし、興味を持つ人も少なくなったのかも。
    おばあさん、本当に仲良しだったんですね。
    核家族になって、そんな風に教えてくれる人もいなくなってますしね。貴重なお話だったと思いますよ。

    ちぇるしー

    2009/12/4(金) 午後 9:26

  • アバター

    KAWAさんへ♪
    神社にもおキツネ様っていますし、特別な動物だったのでしょうね?!
    県内にも、まだまだキツネにまつわる話があるようですし、機会があったら調べてみたいです。

    ちぇるしー

    2009/12/4(金) 午後 9:29

  • アバター

    MILLEさんへ♪
    女の子はお姫さま好きですもんね。(*^_^*)
    ディズニーランドもあるし、今の子はそちらの方が身近ですよ。
    小学生くらいになると、地元の話にも興味を持つようになるかも知れないですよ。
    ゆっくり時期を待ってみたら。

    ちぇるしー

    2009/12/4(金) 午後 9:31

  • アバター

    アノニマさんへ♪
    薄らとは知っていましたが、今年登って、はっきりとした話が分かりました。
    戦があった場所でもありますし、悲しい話も残っていますね。
    つなぎがや記事、TBありがとうございました。

    ちぇるしー

    2009/12/4(金) 午後 9:36

  • アバター

    今は平和で、たくさんの人が観光に訪れるこの山も昔は確かにこの場所でも戦があったんですよね・・・
    城址や史跡巡りをしていると、たくさんの血が流れた場所でもあることを再確認させられますよね・・・

    かおりん

    2009/12/5(土) 午後 9:22

  • アバター

    かおりんさんへ♪
    今は穏やかに花の咲く場所でも、たくさんの人が犠牲になっていたり。。。
    それを知るのはつらいですけど、そういう時代があって今があるんですもんね。

    ちぇるしー

    2009/12/5(土) 午後 9:39

  • 日本の民話には狐のでてくる話が多いですが、以前はそのくらい狐が身近な動物だったのでしょうね。

    風来坊

    2009/12/6(日) 午前 10:13

  • 顔アイコン

    色々なお話があるんですね。。。でも、ちゃんとそれを元に、お話が残ってるのが凄いです♪実際に短刀も残ってるなんて。。。凄いとしか良いようがありません♪ポチです☆

    ネロリ&リンデン

    2009/12/6(日) 午後 11:44

  • アバター

    風来坊さんへ♪
    狐や狸。。。昔話によく出てきますね。
    身近な動物だったからこそ、話も多く残ってるのでしょう。

    ちぇるしー

    2009/12/7(月) 午前 6:53

  • アバター

    リンデンさんへ♪
    民話って、人伝にちゃんと残ってるものですね。
    何かの戒めを含んだ話なんだと思います。
    ポチありがとうございます。

    ちぇるしー

    2009/12/7(月) 午前 6:55

  • 地元の方になじまれているお山にも歴史があるんですね・・・平和な現代だからこそ子供たちに伝えていきたいお話です。

    バニまま

    2009/12/7(月) 午後 5:04

  • アバター

    バニままさんへ♪
    今は普通の平和な山でも、戦場だった場所も多いと思います。
    名前だけは知っていた団九郎の話も、この年になってやっとちゃんと知ったな。。。って。(^_^;)

    ちぇるしー

    2009/12/8(火) 午前 7:14

開くトラックバック(1)

ブログバナー

検索 検索
アバター
ちぇるしー
女性 / O型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

Yahoo!からのお知らせ

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

よしもとブログランキング

もっと見る
本文はここまでですこのページの先頭へ

[PR]お得情報

CMで話題のふるさと納税サイトさとふる
毎日お礼品ランキング更新中!
2019年のふるさと納税は≪12/31まで≫
数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!

その他のキャンペーン

みんなの更新記事