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四季*おり*オリ*の散歩道で♪
長きにわたってお世話になり、誠にありがとうございました。m(_ _)m

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犬伏城散策の前に、犬伏集落の手前側に入り口があったため、先に城址の関連神社である 松苧神社にお詣りして来る事にしました。
犬伏集落にあった案内板の指示通りに道を入ると、そこは林道松苧山線。
林道の道幅は細く、大型車は進入禁止。
普通車でも、運転に自信の無い方はご遠慮下さい。。。と。(~_~;)

林道の終点が神社への入り口。
眼下には、信濃川の最長の支流 “渋海川” の流れが見えます。

神社登口には、手水舎に酒造りの蒸し釜が置かれ、冷たい山水が流れ込んでいました。


登口から僅か3分ほどで、最初の鳥居が現れます。


鳥居脇の敷地は、以前、白馬観音堂が祀られていました。女人禁制だった時代、婦女子でもここまでの参拝が許されていたようです。時代が変わったお陰で、私もちびも、ここから先も平然と進めるわけですね。

斜面に人が付けた足跡程度の獣道。。。


すぐ脇で、怒った時のオリが出すような、「ウゥ〜〜ッ」という獣の低い声が聞こえたような気のせいだったような。。。(~_~;)

まるで山城の虎口のよう。。。と思ったら、曲がった先は「元権現跡」の表示が。


松苧神社の古くは松苧山大権現と称し、当初はこの場所に懸造りの形式で建てられていたそうです。

元権現跡からは、あと206mの案内があります。

水が多く、少しぬかるむ斜面を
歩いて行くと、これまた木戸口のような構造があり、さらに進むと鉄塔が立ち、道が開けた平地に出ました。

鉄塔の足元付近は視界が開けていて、渋海川がさらに下に見え
頭の上を遮る木々が無い事からも、神社が間近であると感じ、早くも爽快な気分になります。

ところが、最後の最後で難関が!
「Which???」と聞かれた先には、一気に3〜4mも上がるような鎖の急斜面と、急階段の道。

私とちびは急階段を。旦那だけ鎖を登って神社到着でした。

山道を歩くこと20分。。。ちょっと汗ばんで到着した松苧神社は、海抜360mの松苧山山頂に鎮座し大同2年(807年)坂上田村麻呂が、奥州征伐の際に創建したと伝わるところ。
明応6年(1497年)建立という木造茅葺き屋根の建造物は、県内では最古ともいわれ、昭和53年に国の重要文化財に指定されています。

御祭神は、奴奈川姫命(ぬながわひめのみこと)、他十神。
近郷の総鎮守で 「松苧大権現」 と呼ばれ、”麻織物の神”として信仰を集めてきました。
当初、社殿は先に紹介した「元権現跡」地に、懸造りの形式で建てられていました。
こちらに移した際、柱の足元を切り揃え、現在の様子になったそうです。
貞享元年(1684年) 屋根、小屋組、軒廻りなどの修理
享保2年(1717年)と寛政3年(1791年) 屋根の葺き替え
明治17年(1884年) 内陣拡張と建具補修
大正3年((1914年) 建具補修       が行われて現在に至ります。

歴史のある神社にも拘らず、以前の狛犬は震災の折にでも壊れたのか、新しそうに見える「子取り」「玉取り」が設置されていました。。。しかも、かなり表情が可愛いめで。


こちらは古そうです。   灯篭か何かの土台らしきもの。


源義家、足利義尚、戦国時代には長尾為景などの祈願所でもあり、上杉謙信が関東出陣の折には松苧神社に立ち寄って戦勝祈願をし、その際に小刀と軍配を奉納したと伝えられています。戦国時代のその後も、松平忠輝以降の高田城主代々の祈願所となった所です。


掲げられていた奉納絵馬など






上杉謙信ですよね???
アップで見ても。。。

付近を通る度、面白い字が使われていると思って見て来た神社ですが、松苧の「苧」は、「カラムシ」の意味ですよね。
「カラムシ」は、イラクサ科の多年生草本の植物で、別名を「苧麻」または「青苧」と呼ばれています。
上杉謙信の軍事的な強さは、豊かな経済力に掛かっていたと言い、その経済力を支えた主なモノは、米、金銀、越後上布に青苧(あおそ)であったそうです。
青苧と五葉松を携えて鎮座した。。。と言われる麻織物の神に、謙信は武運だけでなく、越後の財運をも祈ったのかも知れませんね。
残念ながら、謙信が奉納したという小刀や軍配は、現在は他の場所にあるので、ここまで来て参拝しても、拝むことは出来ません。(~_~;)

桁行7間(約8.27m)、梁間3間(約5.45m)現在は使用されていないものの、急激に下る道あり。


来た道が大手道ならば、これは搦手道。。。まさに、城郭のような造りの神社でした。

歴史に名を残す先人も歩いたであろう山道を戻りながら、次に向かう犬伏城を望む!
あとで思うと、向こうに見える犬伏城より、こちらの神社へ向かう山道の方が、“熊鈴” も “山靴” も必要でした。
たかが神社参拝と侮る無かれ!
気を引き締め、装備は整えてご参拝下さい。

訪問日 : 2012年10月14日(日)



  • こんにちは、

    しかし雰囲気たっぷりの建物ですねぇ〜〜

    「歴史に名を残す先人も歩いたであろう山道」

    良いですねぇ〜〜この文言。

    ロマンですね


    勿論ナイス☆

    [ go0529yu1022 ]

    2012/12/25(火) 午前 11:36

    返信する
  • 顔アイコン

    けものの唸り声をBGMに進む、
    まるで山城のような神社。。。!!
    アリス型の狛犬も少し荒々しい雰囲気が(@▽@)

    皆が気軽に行ける場所ではないからこそ
    聖地として武将たちに重宝されたのかもしれませんね☆

    ご無事で何よりでしたのナイス!&いいね!!

    栗千代

    2012/12/25(火) 午後 2:13

    返信する
  • ちぇるしーさん、こんにちは。神社の参拝というよりも、トレッキングの様相を呈してますね。お疲れさまのポチ☆

    kei

    2012/12/25(火) 午後 2:25

    返信する
  • 顔アイコン

    松苧神社の登山口の手水舎の酒造り蒸し釜は珍しいですね〜
    初めて見ました、険しい山道で木造茅葺の神社は珍しいです
    初めて見ました・
    狛犬の「子取り」「玉取り」は迫力が有ります

    大好きな上杉謙信公のゆかりの神社のご紹介
    有り難うございました。
    勉強になり癒やされました。

    ナイス

    [ とし ]

    2012/12/25(火) 午後 4:35

    返信する
  • 「松苧神社」、苧の意味はわかりましたが、何と読むのでしょうか?

    遊太郎

    2012/12/25(火) 午後 8:44

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    浩さん こんばんは♪
    茅葺屋根の神社、滅多に見ないですよね。 いい風情の神社でした。
    自分の今居る場所にも、先人たちの足跡があるんですよね。
    そう思うと、山城歩きも楽しくてやめられません。
    いつもナイスありがとうございます。

    ちぇるしー

    2012/12/25(火) 午後 8:57

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    栗千代さん♪
    本当に獣がいたのか。。。は不明ですが、何事もなく通り過ぎられてよかったですよ。
    オリがいてくれると、獣避けにもなるんですが、何せ車に弱い。。。(~_~;)
    こんなに標高の高い場所に築く神社は、まさに聖地の雰囲気です。
    いつもWポチありがとうございます。

    ちぇるしー

    2012/12/25(火) 午後 9:00

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    keiさん こんばんは♪
    標高の高い場所にある神社でしたので、軽いトレッキングでした。
    熊さんの出る時期。。。どんな場所も用心が必要ですね。
    いつもポチありがとうございます。

    ちぇるしー

    2012/12/25(火) 午後 9:01

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    びんせんさん♪
    凄く大きな釜が印象的な登山口でした。
    まるで山城のようですが、当時の神社仏閣も、城同様の役割をした場所もあると思います。
    謙信公も、この道を歩いて登ったのだと思うと、感慨もひとしおです。
    いつもナイスありがとうございます。

    ちぇるしー

    2012/12/25(火) 午後 9:05

    返信する
  • アバター

    遊太郎さん♪
    「松苧」は「まつお」と読みますが、「苧」は「カラムシ」です。
    近くを通っても、ずっと読めなかったんですよ。(~_~;)

    ちぇるしー

    2012/12/25(火) 午後 9:12

    返信する

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