「とある」保険営業マンの一日

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相続徒然話

この土日、大学時代の友人とともに行動していた。彼は岐阜県の生まれ育ちでどちらかといえば名古屋よりは田舎に住んでいる。自宅近くに田んぼや畑があり自分達が消費するくらいを作っている。しかし、世代が変わり農業は誰もやらなくなっても放置はできない。
そんな彼からは定期的に野菜をもらったりスイカをもらったりしているのだが、東名高速を走る車内で濃密な会話がなされ彼の相続の相談となった。彼にも悩みがあり、父親から家督相続された土地の名義変更はしてないが血を分けた妹とは話ができていて財産すべてお兄ちゃんが相続して欲しい、何もいらないという口約束が出来ていると言う。母親はまだ生きていて同居している。
だが相続人である妹さんには慰留分という法律で守られる最低限の取り分があり、いくら兄弟姉妹で暗黙の了解になっていてもそれがある以上完璧ではない。
そんなこと言うはずがない、揉めない、というのはわかるが法律的には宙ぶらりんなのだ。
それでなんとかもってきたのが今までの日本。
でもいくら家族でも法律通りにやるべきだ。
で、慰留分減殺請求はしないという一筆を取った方が良いとなり、相続の師匠Y税理士先生に聞くと、慰留分減殺請求は遺言があった時に適用との事であり、今回は遺言は無いので対象外。また相続発生後1年と言う時効も過ぎている。そのかわり、遺産分割協議書を作っておいた方が良いとなり、ネットで検索し遺産分割協議書の雛形を取り寄せ本人に渡す事になった。
俺が死んだ後の事は知らん、という男性は多い。またいくら親子でも全て関係性が良好というわけでも無い。そこには永年の積み重ねがありそこは(胸の奥底は)誰にも分からない。
でも、じゃあ俺はどうすれば良いんだ、というのが結論でありホンネ。
もちろん我々も無償でやるのは相手がお客様だから。
この同期は後輩から保険に加入していて、私の客では無い。しかし無下には出来ないのでそう伝えると分かった、「保険に入る」という。
保険に入るのは自由だが私はとても忙しく手が回らない。彼の相続対策を一から真剣にやるとなるとかなりの時間がかかる。敷地内の彼の隣の空き家にでも住み込んで商売を続けるしか無いのか?
持つべきものは友だが、その友が何を考えているのかまでは分からない。
世の中真剣に考えないと大変な事になるのだ。
特にお金の事、保険の事、税金の事は。

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