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大部分において、自分はしょうもない人間である。客観的に見たら、もっとシャキっとしろよとか、ちっとは要領よくやれよ、と言いたくなる人間だ。
でも、もし四国を歩いていた頃の自分に出会ったら、笑顔で抱きしめてやりたい。よう、やってるな!という感じで。
もちろんどこで何をしていようと同じ人間なので、しょうもない自分であることに変わりはない。であっても、あの仕組みの中にいた自分はたまらなく愛おしい。
ということは、あれはいまのところ唯一の、自分が自分であることを認められる、愛することのできる場所なのだな。 |
2016
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