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他人事のように語ってきたが,実は・・私もこのカメラの餌食になったことがある(汗). 私が渡英して間もなく,ドライブ旅行にすっかりハマった昨年9月上旬のこと.あれは北Walesの国立公園,Snowdoniaからの帰りであった.午後6時に上司の家に招待されていた夕食に間に合わせるべく,帰路を軽快に飛ばしていた.場所はバーミンガム手前の田舎道.日曜の午後であった. 実は,カメラを光らせた当日は全くそれとは気づかず,それとわかったのは次の土曜であった. さあこれからまた週末のドライブに出かけましょうね!といい気分で準備をしていると,一通の郵便が入ってきた.開けてみると・・ 趣味の悪い朱色の紙に,何やら沢山の文字が印刷されている 少し目を通すと,私はすぐにそれが何であるかに気づいた.『違反切符』である. 渡英してまだ1か月と言うこともあり,激しく狼狽した.まさか国外退去はないよな!? 勇んで留学に出て来て,スピード違反で強制退去など,笑い話にもならない(今考えればあり得ない話だが,その瞬間は激マジ). しかも気が動転してスピード違反の『罪状』を読み違え,自分がかなり深刻な違反をしたものと勘違いしていたため,その狼狽振りは今考えても相当のものだった.(30マイル制限の所で48マイル出していた→18マイルオーバーが正解だったのに,30マイルオーバーと勘違いしていた)かなり飛ばして帰ってきたことの自覚はあったので,この誤解が解けるのにはしばらく時間がかかった. 次に取った行動は,ネット検索.英国でスピード違反で検挙された人たちのサイトで,実際の違反速度vs処分の重さの対比を調べて回った.するとデル,デル. 30マイル制限の道で30マイルオーバー(間違いだったがこう思い込んでいたのでそれで調べていた)で捕まると・・・300ポンド以上の罰金と4-5点の減点!!こちらも6点で免停なので,渡英1か月にして免許がリーチというお寒い事態か・・というか俺はまだ国際免許証だぞ!どうするんだ!?という疑問が. そう私は当時,まだ英国の運転免許証の申請をしていなかったのだ.反則金等の支払いフォームには英国の免許を対象にしたものしか付いてこないため,欄外に『国際免許のため,免許証番号は国際免許のもの』と付して書類を早急に返送した. さらに検索を続けると,コワイ事実に直面することになる. 国際免許証での違反は警察管轄では扱えないため,全件裁判所に書類が行く もう完全にビビってしまった.留学してたった1か月で,裁判所のお世話になるのか・・俺は. しかし済んでしまったことは仕方がないので,さらに良い方法を探るべく『調査』を進めた.するといるではないか,同様の経験をしている日本人が!彼はやはり国際免許証で違反をして捕まったが,すぐに英国の免許証を申請(試験不要)し,その新しい免許証から減点+反則金ということで手を打ってもらったらしい.その人は裁判所に出向き,交渉したとのこと. むむむ,これしかない. さて書類を返送して3-4週間経った頃,バーミンガム近くの裁判所から手紙が届いた.簡単に言えば, 『12月某日,以下の交通違反の案件についての審理を行うので出頭するように』 と言う内容.それに際し,その期日前に『嘆願書』を裁判所に送付し受理・検案されれば,出頭せずともその嘆願内容に応じて決定が下され得るということも書いてあった.これだ!! 早速,無我夢中で嘆願書を書き始めた.こんなもの見たことも書いたこともないので,とりあえずofficialな手紙のフォーマットで,私の知り得る最上級に丁寧な表現を使って書いた.もちろんこんな文書のフォーマットなんて,ネット検索には引っかかってこない.今英国の免許証を申請中であること,そこからの減点+反則金で手を打って欲しいことなど・・とにかく丁寧にかつ要求は明確に.そしてすぐさま送付. それからはだいぶ待たされた.正直,返事が来る前に出頭予定の期日が来たらどうするんだよぉ・・と思い始めたある日,一通の手紙が入ってきた. 英国道路交通局発行の免許証から3点の減点,125ポンドの反則金の裁定となった という通知であった.反則金は結構高いが,それでも内心は大ガッツ. こうして私のスピードカメラ騒動は幕を閉じた.その後,制限速度遵守を心に誓ったことは言うまでもない. おわり
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