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申し込みから週末を挟んで5日が経過しました。審査待ちです。

その間にもやることがあります。お金の準備です。

実はその1でも書いたとおり、私のサラリーは家賃の40倍に遠く及ばないだけでなく、米国内の保証人もいません。そこで前払い家賃となることは必須です。実はこの点も不動産の担当者の方が、『出来れば6ヶ月分で何とかして欲しい』と交渉してくれていました。ただ何があるかはわからないので、とりあえず可能な限りのお金をかき集める必要があります。

英国と日本の銀行にそれぞれ送金手続きのフォームを送り、また英国の銀行にはそのほかに電話送金も追加です。助かったのは、不動産の担当者さんの口利きで、CITI BankのNY支店の日本人の銀行員の方を紹介して頂き、英国にいる間にアメリカの銀行口座をすでに開設できていたので、あとは送金の手筈を整えればよいという点でした。これは本当に助かりました。

通常米国入国後に口座を開設するには、まずSocial Security Numberを取る必要があります(2-3週間かかる)。そこから米国の口座への送金手続きとなります。私の場合は家族を英国に残してきており、8月19日までに住居を決めて英国に帰り、家族を連れてくるという至上命令がありますので、遅延は許されません。

そして今日、私の携帯が鳴りました。審査結果はOK.ただ家賃は1年分前払いです。月2,800ドルx11ヶ月分=30,800ドル、それに加えて敷金(Security Deposit)1月分の、合計33,600ドルの一括払いです。キタァーーーーーッ!

お金の準備方法ですが、『Bank Check』というもので準備する必要があるそうです。ただのチェックブックから切った小切手ではダメだそうで。このため銀行に行ってチェックを作ってもらいました。敷金と、家賃は別のチェックで。これは重要だそうです。州法で規定されているようですが、敷金は家賃とは別に一切タッチしない状態で、家主が管理する必要があるためです。銀行のカウンターのおばちゃんも、『家賃で30,000ドル!?メルセデスが買えそうね?』とビビッてました。『1か月の家賃じゃないよ』というと笑っていましたが。

そして本契約。担当者の方の話では、契約書のフォーマットは、この辺りのしっかりした管理会社のものはほぼ同一で、今回の契約書もほぼ一字一句違わないとのこと。気になる部分は特にしっかりチェックして、サインです。チェックも渡して、契約完了。短いようで長かった、家探しが一段落です。おっとまだ不動産の手数料を払ってなかった(笑)。こちらは後払いでOKだそうで、家賃1.8ヶ月分、約5,000ドルです。

さて担当者の方がとてもいい人(書き忘れてましたが、日本人です)で、最近はかなりプライベートな話までするようになっています。彼は私より年齢は10歳ほど若いのですが、意気が合うようです。ビジネスが一段落付いたら、今度一緒にメジャーリーグ観戦でも!などなど。

ということで、家探しトピックはひとまず終了です。
次に用意してもらったのが、すぐ近くの物件。実はこの物件、以前同じ研究室に勤めていた日本人の先生が家族住んでいたところで、彼はその物件を絶賛していました。期待大です。

で、早速見学に。Lease centerのお姉さんがそそくさと3つの部屋を案内してくれました。前回の教訓を踏まえて、今回は確実に5人で住める物件という条件です。ただそうなると、どうしても2ベッドルームになってしまいます(家賃がぐっと上がる)。一通り見て回ると、やはり絶賛されていただけあって綺麗で広く、早速9階の2BRを申し込むことになりました。月家賃2690ドル也。この物件の1BRよりはだいぶ高い価格です。

さて最近のニューヨークの賃貸物件の契約形態として、13ヶ月契約で1月分の家賃が無料、すなわち12ヶ月分の家賃になる・・という契約が多いみたいで、ここもそのタイプでした。ただ私の仕事の契約は1年なので、13ヶ月はいりません。

と、そのお姉さんが事務所に申込書を取りに行って帰ってくると、『その物件は別のお客さんにもう申し込みされてました・・』とのこと。おいおい、またかよ?

また『振り出しに戻る』か?と思ったその時、お姉さんが同じ間取りの別の物件を提示してくれました。ただそれは最上階で、家賃が月2890ドルです。私の予算は月2700ドルがリミットだったので、完全にオーバー。

そこで、私と同行してくれていた不動産の担当者の方が、『せめて2800ドルにしてくれない?』と値切り交渉の開始です。すると、意外にもあっさりOKが出ました。おそらく案内員の裁量でやっていい範囲だったのでしょう。実は上記の通り、私の雇用は12ヶ月後にNYを去る契約ですから、月半ばから入居したとして13ヶ月契約となると、丸々1月半分の家賃を捨てることになります。熟考の末、やはり12ヶ月で契約したい旨を申し出るとさすがにお姉さんは困ってしまい、事務所の上役に相談に行きました。その時の私と不動産の担当者の方は『あきらめムード』全開です。結構無理な提案ですから。

しばらくしてお姉さんがややグッタリした、けどちょっとおどけた表情で戻ってきました。12ヶ月契約で1ヶ月分の家賃無料、月家賃2800ドルでOKという返事です。計算すると月平均2570ドルで最上階の2ベッドルームを借りられるのと同じです。これは正直言って、この辺りの相場からすれば値切り倒した価格です。大ガッツ。

I REALLY, REALLY, REALLY appreciate your effort!!

彼女に最大限の賛辞を送り、握手で申し込みの完了です。

(次につづく)
いよいよ大都会ニューヨークへ!

今年5月に下見に来て以来(インフルエンザの真っただ中だったなぁ・・汗)、2回目のニューヨーク。今
回は観光じゃありません、住居探しです。

不動産会社は、日本企業の『エイブル』さん。前もって英国からメールで連絡を取っていた担当の方が非常にいい方で、頑張って私の条件に見合った物件を探しておいてくれました。到着翌日にはアポを取って物件見学の始まりです。

見学初日からいきなりググッと来る物件に当たりました。1.5ベッドルームで家賃は月2700ドル。予算ギリギリですが・・まあ家族5人で暮らすにはある程度の広さが必要だし、マンハッタンのど真ん中でこの広さの物件を探すと月4000ドルが最低ラインなので、いいところでしょう。早速申し込みです。

日本で月25万出したらどんな家に住めるんだろう、こと私の住んでいた田舎では?と思っちゃう辺りが庶民ですね(苦笑)。

通常ニューヨークで物件を借りる際は、本人に米国内で月家賃の40-50倍の収入(年間)が得られる証明か、または同じく月家賃の70-80倍の収入を持つ保証人が必要とされます。私はここでは一介の研究員。もちろん年間100,000ドルなんてもらえません・・。

ましてや上記の条件を満たす保証人など付けられるはずもなく・・家賃前払いで手を打つことになります。半年前払いなら16,200ドル、一年分なら32,400ドルの一括払い(!!)ですから、ハンパじゃないですね。

そして審査結果。

ブブーーッ。ダメダメです。

下見の際に案内係の兄ちゃんが、たぶん5人でも大丈夫と言っていたにも拘わらず、結局5人住むのははダメとのこと。不動産の担当者の方と顔を見合わせて苦笑いです。ま、こんなこともあります、欧米では。

ということで仕切り直しです。

(次回に続く)

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