★英国ドライブ旅行のススメ

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駐車場の話

駐車場には2タイプある.

先払いと後払い

後払いは日本と同様,ただ多くの駐車場はPAY STATIONという支払所で支払いを済ませないと,出口でハマることになる.出口のマシンは通常集札のみで,支払い機能はない.

さて問題は先払い.PAY & DISPLAY と呼ばれる.

文字通り,払って掲示する方式.おおよそどれくらいで帰ってくるかを予想し,必要な時間分のチケットを最寄りの支払機で購入し,クルマのダッシュボードにそのチケットを置いておく.日本でのパーキングメーターと同じ方式.

ちょっとくらい・・と思っていると,英国は駐車監視員制度が浸透しており,時間きっかりに監視員が回ってくる.私の知り合いは,6分超過で駐車していただけで罰金60ポンドを取られたらしい.運が悪いとこういうことになる.

勿論路上駐車文化のヨーロッパのこと,パーキングメーターも一般的.これまたヨーロッパらしい『縦列駐車』の腕が試される.

ただ路上にパーキングスペースのラインが引いてあっても,一般車が駐めて良い場所と,許可証を持っている人専用の場所があるので注意が必要.許可証を持っている人のみの場所には PERMIT HOLDER ONLYと書いてある.駐めて良い時間帯が決まっていたり,また時間外は無料で駐められる場所があったりするのも日本と同じ.

さて英国人はなぜか,駐車場に頭から突っ込んで車を駐める.

確かに,スーパーでの大量の買い物をカートからトランク(英国でクルマのトランクはbootsという)に入れるときは,クルマの後部が広い通路に向いていた方が楽.

でも大量の買い物をするわけでもないタダの観光地でも,バックで駐車している車より頭から突っ込むクルマが圧倒的に多い.

一方バックで駐車する人は,軒並み『ヘタクソ』(ちょっと失礼かな?).バックの操作が上手くないだけでなく,思いっきり斜めに駐めていたり,ひどい場合は混んでいる駐車場でも平気でラインを跨いで駐めている.

それをまっすぐにしようとか,せめてライン内に納めようという意識はないらしい.

日本人的感覚からすると,謎である.
他人事のように語ってきたが,実は・・私もこのカメラの餌食になったことがある(汗).

私が渡英して間もなく,ドライブ旅行にすっかりハマった昨年9月上旬のこと.あれは北Walesの国立公園,Snowdoniaからの帰りであった.午後6時に上司の家に招待されていた夕食に間に合わせるべく,帰路を軽快に飛ばしていた.場所はバーミンガム手前の田舎道.日曜の午後であった.

実は,カメラを光らせた当日は全くそれとは気づかず,それとわかったのは次の土曜であった.

さあこれからまた週末のドライブに出かけましょうね!といい気分で準備をしていると,一通の郵便が入ってきた.開けてみると・・

趣味の悪い朱色の紙に,何やら沢山の文字が印刷されている

少し目を通すと,私はすぐにそれが何であるかに気づいた.『違反切符』である.

渡英してまだ1か月と言うこともあり,激しく狼狽した.まさか国外退去はないよな!?

勇んで留学に出て来て,スピード違反で強制退去など,笑い話にもならない(今考えればあり得ない話だが,その瞬間は激マジ).

しかも気が動転してスピード違反の『罪状』を読み違え,自分がかなり深刻な違反をしたものと勘違いしていたため,その狼狽振りは今考えても相当のものだった.(30マイル制限の所で48マイル出していた→18マイルオーバーが正解だったのに,30マイルオーバーと勘違いしていた)かなり飛ばして帰ってきたことの自覚はあったので,この誤解が解けるのにはしばらく時間がかかった.

次に取った行動は,ネット検索.英国でスピード違反で検挙された人たちのサイトで,実際の違反速度vs処分の重さの対比を調べて回った.するとデル,デル.

30マイル制限の道で30マイルオーバー(間違いだったがこう思い込んでいたのでそれで調べていた)で捕まると・・・300ポンド以上の罰金と4-5点の減点!!こちらも6点で免停なので,渡英1か月にして免許がリーチというお寒い事態か・・というか俺はまだ国際免許証だぞ!どうするんだ!?という疑問が.

そう私は当時,まだ英国の運転免許証の申請をしていなかったのだ.反則金等の支払いフォームには英国の免許を対象にしたものしか付いてこないため,欄外に『国際免許のため,免許証番号は国際免許のもの』と付して書類を早急に返送した.

さらに検索を続けると,コワイ事実に直面することになる.

国際免許証での違反は警察管轄では扱えないため,全件裁判所に書類が行く

もう完全にビビってしまった.留学してたった1か月で,裁判所のお世話になるのか・・俺は.

しかし済んでしまったことは仕方がないので,さらに良い方法を探るべく『調査』を進めた.するといるではないか,同様の経験をしている日本人が!彼はやはり国際免許証で違反をして捕まったが,すぐに英国の免許証を申請(試験不要)し,その新しい免許証から減点+反則金ということで手を打ってもらったらしい.その人は裁判所に出向き,交渉したとのこと.

むむむ,これしかない.

さて書類を返送して3-4週間経った頃,バーミンガム近くの裁判所から手紙が届いた.簡単に言えば,

『12月某日,以下の交通違反の案件についての審理を行うので出頭するように』

と言う内容.それに際し,その期日前に『嘆願書』を裁判所に送付し受理・検案されれば,出頭せずともその嘆願内容に応じて決定が下され得るということも書いてあった.これだ!!

早速,無我夢中で嘆願書を書き始めた.こんなもの見たことも書いたこともないので,とりあえずofficialな手紙のフォーマットで,私の知り得る最上級に丁寧な表現を使って書いた.もちろんこんな文書のフォーマットなんて,ネット検索には引っかかってこない.今英国の免許証を申請中であること,そこからの減点+反則金で手を打って欲しいことなど・・とにかく丁寧にかつ要求は明確に.そしてすぐさま送付.

それからはだいぶ待たされた.正直,返事が来る前に出頭予定の期日が来たらどうするんだよぉ・・と思い始めたある日,一通の手紙が入ってきた.

英国道路交通局発行の免許証から3点の減点,125ポンドの反則金の裁定となった

という通知であった.反則金は結構高いが,それでも内心は大ガッツ

こうして私のスピードカメラ騒動は幕を閉じた.その後,制限速度遵守を心に誓ったことは言うまでもない.

おわり
英国にも当然,速度違反取り締まり用のスピードカメラがある.

日本と違うのは,全機『ループコイル式』であること(実は数タイプあるのだが割愛).日本のようなレーダー式はない.

そしてもう一つは,『後ろ向きカメラ』の存在

これは文字通り,通過した車の後ろのナンバーを撮影するもの.これならバイクの検挙も可能だ.

ドライブしていると,必ずカメラマークの標識を見かける.日本でも大抵は『自動速度取締機設置路線』の看板があり,それが2枚現れるとその数キロ以内にカメラがあることが多いが,こちらも同様.

カメラ自体は,その殆どが真っ黄色にペイントされた巨大な鳥の巣箱のような形で,路側に灰色のポールの先,高さ3m弱のところに付いた状態で立っている.わざと目立つようにしてあるあたりは,日本のものより良心的だ.

最近では,AA(日本で言うJAF的存在)が発行している英国道路地図(おそらくベストセラー)には,英国全土のカメラの位置が,地図上に堂々と書かれている.これは一時期物議を醸したらしい.

さてそのカメラ,取り締まり設定が恐ろしくシビアだと言われている.日本のカメラはおおよそ免停になるスピード(一般道なら30km/hオーバー)で光ると言われているが,英国は5マイル(8km/h)オーバーで光る・・というのがもっぱらの噂(検証はしていない).

ちなみに路上でのいわゆる『ネズミ取り』でも,近所のポーランド人の友人は2マイルオーバーで捕まったそうだ.ネズミ取りは,野球のスピードガンの様なものを持った警官が路肩に立ち,一台ずつスピードを測るのが一般的な様子.『ご苦労さん』である.勿論覆面パトカー(面パト)もいる.こちらはモーターウェイに多い.

話は逸れてしまったが,要は制限速度が緩い分,取り締まりは厳しい.交通の制限速度決定のセオリーに『80パーセンタイル速度』という理論があるらしい(80%のドライバーが安全かつストレスなく走れるスピード:詳細は他サイト参照)が,英国の制限速度はおそらくそれに近いのであろう.その分取り締まりが厳しくても文句は言えない.

小話に続く・・
観光でイギリスに来て,ロンドンを車で走り回ろうという奇特なヒトはまずいないので,ロンドンはもともと対象外.

ロンドンからちょっと出れば,あとはモーターウェイや信号のほとんど無い都市間の国道.確かに流れているスピードは速いがそれほどストレスを感じない.

となると,どこが一番コワイか・・?

おそらくヒースローから出て数マイルではなかろうか?

正直言って,バーミンガムやマンチェスターのど真ん中にでも行かない限り,ヒースロー周辺ほどの交通量の場所は無いだろう(Greater Londonの中は除く).英国第二の都市バーミンガムだって,人口はたった100万人.日本で100万都市の中をちょっと運転したことのある人なら,それほどストレスではない,というか,クルマの台数自体はむしろそれより少なく感じる.むしろ異国でクルマを運転し始め,一番テンパッてる状態なのがヒースロー周辺のはず.

逆に言えば,ヒースローから無事に出られたヒトは,おそらく英国の道路事情が非常に快適であることに気づくと思われる.

まず制限速度が緩い.自分が快適だと思うスピードで走っていると,大体それが制限速度.都市間の主要道路の制限速度は,一般国道であっても日本の高速道路並.時には制限速度一杯で走るのがコワイ道すらある.よって各都市間の移動時間が驚くほど短いし,時間が読める.

またモーターウェイは無料で出入り自由.ラウンドアバウトを駆使すれば,道を間違ったってすぐに戻れる.

道路標識は当然英語.少なくとも,フランス語やギリシャ語よりは見慣れているし,多少なりとも意味がわかる(当たり前か:笑).

こういう点も,英国でのドライブをお薦めする理由である.

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モーターウェイを走っていると,兎に角ボンネットを開けて止まっている車をよく見かける.

夏場なら100kmも走れば5-6台はいる(大袈裟ではなく本当に).

毎年車検があるくせにどうしてこんなに故障やオーバーヒートが多いのか,本当に不思議だ.

それがヒトゴトでなくなったのが先日のスコットランド旅行.

エジンバラでレンタカーを借りた時,何だかちょっとエンジンの掛かりが悪いな・・とは思ったものの,エンジンがかからないわけでは無かったので(どうせ申し出ても『かかるから大丈夫!』って却下されるのがオチ),そのまま使っていた.

それから100マイルほど離れたスコッチウイスキーの蒸留所に行ってからエジンバラの宿に着き,さてちょっと飲み物でも買いに行こうか?と近くのMorrisonsに行ったときのこと.ちょうど夜8時に到着したところ,何ともう閉店時間のため買い物できず!ウソ,24時間じゃないの?と思っていると,親切なおじいちゃんが,『この道をちょっと行った左側のSainsbury'sなら9時までやってるよ.』と教えてくれたので,早速行くことに.

すると・・エンジンがかからん・・

無理にセルを回し続けると,マフラーから夥しい量の,それもものすごい臭いの煙が,噴き出してくる.これを見た瞬間,『終了だな・・』と判断.

ちなみにクルマは今年登録のF○rdのF○cus 1.6L.っていうか,伏せ字の意味ないし(笑).こっちのクルマは新車でも壊れるんかい?と呆れた.日本にいると『クルマは壊れないモノ』という感覚だが,ここではそうではないらしい.

さて店は閉店してるは,クルマは壊れるはで,もう散々.寒空の下,Hertzの緊急コールセンターに連絡をすることにした.ケータイだけでも持っててよかった・・.

さて私が『クルマのエンジンが突然かからなくなって,エジンバラの○○ roadにあるMorrisonsの駐車場にいるのですが・・』

というと,『その店はうちのデータベースに載ってない!』とのこと.どんなデータベースなんだよ(怒)!

仕方なく,閉店したスーパーのドアを叩き,この店の郵便番号を聞くことに.英国では場所を特定する上で,郵便番号がかなり細かい範囲をカバーしている(1本1本の通りまで識別可能)ので,それが一番手っ取り早い.

するとようやく,『15分後に,サービスカーがそちらに向かいます』という返事をもらえた.

待つこと15分.比較的きっちりとAA(日本で言うJAF的存在)のサービスカーが来た.

Scottish訛りのキツい,けど気さくなオッチャン(Keithさんだったかな?)が来てくれた.いろいろテストした挙げ句,何とかエンジンはかかった.が・・もうこのクルマはダメだと思っていた私は

『I don't think this car is safe enough to drive any more..』

と伝えた.彼もそれはわかっていたようで,早速レンタカー会社と連絡を取ってくれ,今日は彼のサービスカーでホテルまで送ってもらい,明日の朝ホテルに別のクルマを届けてもらうように手配までしてくれた.本当に親切なオッチャンでよかった!

ホテルに向かう車中,そのScottish訛りのキツい英語で,いろいろ話しかけてきてくれる.実は言われたことの3割はわからなかったが,まあこんな時に話す内容なんて決まっているから,それでもあまり不自由はしなかった.恨み節ばかりでは日本人のイメージが悪くなるぞ!と思い,

『We are lucky to have such an experience 'cos we could take this kind of special car in Edinburgh!』

と言っておいた.ポイント上がったかな?

さて翌朝,ホテルの部屋で寝ていると私の携帯が鳴った.レンタカー会社からの連絡だった.

『あなたのクルマに,何かありましたか?』

昨日あれだけのやりとりをしたはずなのに,ある意味『すっとぼけた』質問.しかし私はもう驚かない.今まで英国では幾度となく,連絡の行き違いや不備を経験していたから.

『昨日AAのサービスマンが全部手配してくれて,私は8時にクルマが届けられるのを待っていればいいだけだと言われましたよ.』

と伝えると,

『通常はエジンバラ空港の営業所までクルマを取りに来てもらうことになっていますけど・・』

と来た.それでも私は驚かない.

『全く連絡が行ってないの?Ridiculous! とにかくそのようにアレンジされているわけだから,クルマを届けてください!』

と伝えた.すると数分後,20分後にクルマを届けますとの連絡が.こうして届けられたクルマと契約内容を確認し(特に保険がキチンと移行されているか),レンタカー騒動は幕を閉じた.

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