|
メキシコ料理といえば辛いイメージが付きまといがちですか、確かに唐辛子類を料理に入れることは非常に多く、各唐辛子によっていろいろな料理に独特の味を加えているのは間違いありません。 唐辛子の生産では中国、スペイン、トルコ、ナイジェリア、インドに次いでメキシコは6位だそうです。 ARQUEOLOGIA mexicanaという考古学雑誌の今回の特別エディションは「チリ特集」! 左からチラカ、マンサーノ(下)、ウエロ、セラノ、ピミエント・モロン(下)、ミラソル、ハラぺーニョ、チレ・デ・アルボル、チポトレ、アバネロ(下)、ピキン(下)、ポブラーノ。 同じ唐辛子でも乾燥させたものは名前もかわったり用途も味も変わります。 辛さの順序ではなんといってユカタン原産のアバネロ!辛さを示す表示では150000−325000スコヴィル、有名なハラペーニョが2500−10000スコヴィルという数字に比べると、アバネロのほうが15倍以上も辛いということになります! 先スペイン期よりチリは薬として調味料として、ときには子供のおしおきにこのチリを利用していました。下の絵は古文書CODICE MENDOZAに描かれたものでスペイン人がアステカ人の習慣を記録したものです。11、12歳の子供のおしおきにチリの煙のなかで呼吸させるというものです。
16世紀にメキシコを征服したスペイン人エルナン・コルテス一行に地元料理が供されたとき、「辛い」という評価は残っておらず「少し辛いがおいしい」という評価が残されています。 このチリ類、カボチャ、カカオなどでスペイン人の食卓が豊かになったことはまちがいありません。また逆にスペイン人侵略により、このメキシコに豚、牛などの肉類や小麦などが加わり、料理法も先住民文化とスペイン文化の融合で、超バラエティに富んだ現在のメキシコ料理が作られていったと言えるでしょう。 今回の記事の多くと二つの写真は、ARQUEOLOGIA mexicanaからのものです。 |
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2009年10月26日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]



